今年もエンジン全開。 ガンガンやっていきます。よろしくお願いします。
今年もついつい全部、見てしまいました。箱根駅伝。
彼らが走る20kmについて、 「つれづれなるままに」、「心にうつりゆくよしなしごとをそこはかとなく」書いてみました。お付き合い下さい。
選手たちは、みんな20Km以上走ります。しかも1時間程度で。よく走るなぁと関心します。私なら、絶対 車で移動です。 震災の時、どうしようもなくて20kmを数時間もかかって歩いて帰った方もいらっしゃる事と思います。 20km本当に遠かったですよね。
今回は、この20kmを、縦にして考えてみましょう。
すると・・・・
世界で一番高い山。 ヒマラヤ(チョモランマ・サガルマータ)の標高が8848mです。 酸素は、地上の約3分の1です。酸素が薄くて、酸素ボンベなしでの登頂はきわめて困難です。人が住めるほどの酸素がありません。
一方、 世界で一番深いところは、マリアナ海溝のチャレンジャー海淵で10920m。深海は、未知の部分がたくさんありますが、 原始的な嫌酸性の微生物(酸素が嫌いな微生物)が、生息していることはわかっています。つまり酸素はほとんどありません。
薄皮の中で生きている
人間が、われわれ生命が生存できる範囲は、広いように思えますがこうしてみると、意外や意外。すごく薄い。
地表から上下に10km程度。つまり幅20kmの間しかないってことなのです。 箱根を走る選手たちが、1時間ぐらいで走ってしまう幅の中でしか、私たち生命は生きることができないってことです。
計算してみると、地球の半径は約6360kmです。計算しやすいように約6000kmとします。 そうすると、20kmは、20km÷6000km×100で、たった0.33%です。
これが、どのぐらい薄いかと言えば、お手元に30cmの定規があれば、改めて見てください。 0.33%は、30cmの定規で1mmです。 つまり30cmの定規を地球の半径とすると、生命が生存できるのは、その表面の1mmの中だけと言うことです。
薄いなんでもんじゃありません。生命が存在できる範囲は、本当に本当に限られていることがわかります。 「生命の星・地球」なんて言うから、地球丸々1個に生命が住めるような気がしますが、実はそうではないのです。
子どもたちのいろいろな反応
●あと30年以内に宇宙で生命発見かと言われているけど、その可能性が減った気がする。
●生命って、その範囲の中でしか生きられないんでしょう。怖いですね。
●やっぱり。生命の誕生って奇跡なんですね。
●そんな薄っぺらなところに、人間、多すぎませんか。
●そんなに薄いのに空気を汚したら大変なことになるんだ。
●そんなに薄いから、すぐに温暖化するんじゃねえの。
●人間ってバカですね。こんな狭い中で、昔から争いを続けているなんて。
●そんなに狭いところに、放射能充満したらヤバイじゃないですか。 などなど。
同じ話でも、科学的な面から捉える子、社会的な面から捉える子、反応のしかたや興味の持ち方で、さまざまな適性が感じられます。 そんな時に、「オオ~。 大きく伸びていけよ!」って感じるんです。
私たちの授業時間は長いので、子どもの特性や基本的な志向をつかんで指導することができます。授業中もできるだけ話を膨らませて、 問題を解くだけでなく、できるだけニュースと教科書をつなげて話を展開しています。 今年もがんばって、子どもたちを伸ばしていきます。よろしくお願いします。
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