中2生へ|夏から大きく伸びる子は、今この時期に動き始めています 6月号

こんにちは。合格屋Maxです。

中総体が近づいてきて部活動が忙しくなったりして、中2の6月は毎日があっという間に過ぎていく時期です。

中1のころと比べると、学校生活にも慣れてきます。
部活では後輩が入り、少しずつ先輩らしくなってきます。
学校でも、クラスの雰囲気や友達関係に慣れ、「中学校生活の中心」にいるような時期になってきます。

その一方で、勉強については少し注意が必要な時期でもあります。

なぜなら、中2の勉強は、ここから一気に大切になるからです。

英語も数学も、理科も社会も、
「中1の続き」ではなく、
「高校入試につながる本格的な内容」
が増えてきます。

特に中2の夏以降は、勉強に対する姿勢の差が、少しずつ点数の差になって表れ始めます。

だからこそ、合格屋Maxでは中2生にこう伝えています。

中2の夏から伸びる子は、夏になってから急に変わるのではありません。
夏に入る前のこの時期に、少しずつ動き始めています。


「わかりません」で止まる子と、「ここまでやりました」と持ってくる子

ある日の授業後、中2の子が質問に来ました。

「先生、連立方程式の文章問題がわかりません」

中2では本当によくある質問です。

計算だけならできる。
でも、文章問題になると急に止まってしまう。
これは珍しいことではありません。

私はその子に聞きました。

「どこまでやった?」

すると、その子は少し困った顔をして、

「えっと……読んだんですけど、式が作れなくて。まだ何も書いていません」

と答えました。

気持ちはよくわかります。

文章問題は、読んだ瞬間に式が見えないと、
「無理だ」
「わからない」
「自分にはできない」
と思ってしまいやすいからです。

でも、ここがとても大切です。

わからないから、何も書かない。
これだと、いつまでたってもできるようになりません。

反対に、

わからないけれど、表を書いてみる。
問題文に出てきた数字だけでも入れてみる。
聞かれているものを文字にしてみる。

ここまでできるようになると、文章問題はかなり変わります。

そこで私は言いました。

「じゃあ、式を作らなくていいから、まず表だけ書いてみよう」

その子は、少し不安そうにしながら表を書き始めました。

「ここに速さを書いて……」
「ここに道のりを書いて……」
「聞かれているところは x と y でいいですか?」

そうやって手を動かしているうちに、さっきまで止まっていた問題が少しずつ整理されていきました。

そして表を見ながら、その子が言いました。

「あ! できそうです」

そうです。

文章問題は、いきなり式を作ろうとすると難しい。
でも、表や図に整理すると、式が見えてくることがあります。

その子は最後に、少し笑いながらこう言いました。

「先生、最初から式を作ろうとするから難しかったんですね」

この気づきが、とても大切です。

Maxで大切にしているのは、ただ答えを教えることではありません。
困ったときに、どう考えれば前に進めるのか。
その方法を身につけることです。


中2の文章問題は、いきなり式を作ろうとすると難しい

連立方程式の文章問題でつまずく子の多くは、問題を読んですぐに式を作ろうとします。

でも、文章を読んですぐに式が見える子は、それほど多くありません。

むしろ、最初は見えなくて当たり前です。

だからMaxでは、文章問題を解くときに、まず次のことを大切にしています。

① 問題文をよく読む
② 表や図に整理する
③ わかっている数字を入れる
④ 聞かれているものを文字にする
⑤ 表や図を見ながら式を作る

この順番です。

最初から式を作ろうとするから難しく感じます。
でも、問題の内容を表に整理していくと、式が自然に見えてくることがあります。

子どもたちも、実際にこのやり方で解いてみると、

「えっ、これでいいんですか?」
「思ったより簡単でした」
「今まで適当に式を作っていたけど、意味がわかりました」

と言うことがあります。

この瞬間が、とても大切です。

「自分にもできるかもしれない」

そう思えると、勉強に向かう姿勢が変わります。


成績が伸びる子は、「質問の仕方」が変わっていく

中2のこの時期から伸びていく子には、ある共通点があります。

それは、質問の仕方が変わっていくことです。

最初は、

「わかりません」
「全部わかりません」
「どうやるんですか」

という質問だった子が、少しずつ変わっていきます。

「ここまではできました」
「この表までは作れました」
「この式でいいか不安です」
「計算はできたけど、答え方が合っているかわかりません」

このように、質問が具体的になっていきます。

これは、とても大きな成長です。

なぜなら、質問が具体的になるということは、
自分で考えようとしている証拠だからです。

勉強ができるようになる子は、最初から全部できる子ではありません。
むしろ、わからない問題に出会ったときに、

「どこまでならできるか」

を考えられる子です。

中2のうちに、この姿勢が身につくと強いです。


中2の夏は、成績アップの大きな分かれ道

中2の夏は、実はとても大切です。

中3の受験生になってから頑張ることも、もちろん大切です。
でも、中3になってから急にすべてを取り戻そうとすると、かなり大変です。

中2の内容は、高校入試でもよく出ます。

数学なら、連立方程式、一次関数、図形。
英語なら、不定詞、動名詞、比較、接続詞など。
理科や社会も、入試につながる重要単元がどんどん増えていきます。

つまり、中2の内容をしっかり積み上げておくことは、
中3になったときの大きな助けになります。

中2は、
「まだ受験生じゃない」
と思いやすい学年です。

でも、あとから振り返ると、
「中2の夏前に少し動き始めてよかった」
と感じる子が多いのも、この時期です。

だからこそ、今この時期に伝えたいのです。

中2の夏は、まだ間に合う時期です。
そして、ここから大きく伸び始めることができる時期です。


「できない」と思っていた問題ができると、子どもは変わる

子どもたちを見ていると、勉強への気持ちが変わる瞬間があります。

それは、難しい問題をたくさん解いたときではありません。
ものすごく長時間勉強したときでもありません。

一番大きいのは、

「できないと思っていた問題が、自分でできた」

という瞬間です。

たとえば、文章問題が苦手だった子が、表を使って式を作れるようになる。
英語の並べかえが苦手だった子が、主語と動詞を見つけて文を作れるようになる。
理科の計算問題が苦手だった子が、公式の意味を理解して解けるようになる。

そのとき、子どもは少し表情が変わります。

「もしかしたら、自分もできるかもしれない」

この気持ちは、勉強を続けるうえでとても大切です。

実際、授業中はあまり自信がなさそうだった子が、問題を一つ解けたあとに、

「じゃあ、もう一問やってみてもいいですか」

と言うことがあります。

この一言が出たら、大きな前進です。

勉強は、気合いだけで急に変わるものではありません。
でも、
できた。
もう一問やってみよう。
次は自分でできそう。
この小さな積み重ねで、子どもは本当に変わっていきます。

Maxでは、この小さな成功体験を大切にしています。

ただ答えを教えるのではなく、
「どう考えればいいか」
「どこから手をつければいいか」
「困ったときに何をすればいいか」
を一緒に確認していきます。

それが、次の問題を自分で解く力につながります。


Max流は、「難しいことを難しく教えない」

中2の勉強は、たしかに簡単ではありません。

でも、難しい内容を、最初から難しく考えすぎる必要はありません。

文章問題なら、表にする。
英語なら、主語と動詞を確認する。
数学なら、途中式を残す。
理科なら、何を求める問題かを整理する。
社会なら、流れや理由をつなげて覚える。

このように、正しい手順で考えれば、
「わからない」と思っていた問題も、少しずつ解けるようになります。

Max流の指導で大切にしているのは、
子どもたちが自分で再現できることです。

授業中に先生の説明を聞いて、
「なるほど」
で終わるのではなく、

家に帰っても、
テスト前に一人で勉強するときも、
学校のワークを解くときも、
同じように使える考え方を身につける。

ここを大切にしています。


保護者の皆さまへ

中2の6月から夏にかけては、保護者の方から見ると少し難しい時期かもしれません。

中1のような新鮮さは少し落ち着きます。
中3のような受験生としての緊張感は、まだ強くありません。
そのため、子ども本人も保護者の方も、勉強への意識が少しゆるみやすい時期です。

しかし、実はこの中2の時期こそ、とても大切です。

中2で学ぶ内容は、これからの成績にも、高校入試にもつながっていきます。
そして何より、中2のうちに

「わからない問題にどう向き合うか」
「質問をどう使うか」
「自分でどこまで考えるか」

を身につけておくことが、中3になったときの大きな力になります。

ご家庭では、点数だけでなく、ぜひ取り組み方にも目を向けてあげてください。

「どこまで自分でやってみた?」
「質問するところを決めて持っていけた?」
「前より自分で考えられるようになったね」
「表を書いてみたのはいいね」

こうした声かけは、子どもにとって大きな励みになります。

特に中2の子どもたちは、素直に喜びを表に出さないこともあります。
でも、自分の頑張りを見てもらえていることは、きっと伝わっています。

Maxでも、お子さま一人ひとりの様子を見ながら、
「何がわかっていないのか」
「どこで止まっているのか」
「どうすれば自分で進めるようになるのか」
を大切にして指導していきます。


中2の今から、未来は変えられる

中2の夏は、成績アップの大きなチャンスです。

今まで苦手だと思っていた教科も、
「やり方」を変えることで、少しずつ変わっていきます。

わからない問題に出会ったとき、
すぐにあきらめるのではなく、
まず表を書いてみる。
図を書いてみる。
数字を整理してみる。
途中式を残してみる。
質問できるところまで、自分で進めてみる。

この小さな一歩が、夏からの大きなジャンプにつながります。

中2は、まだ間に合う時期です。
そして、ここから伸び始めることができる時期です。

合格屋Maxは、中2生のみなさんが

「自分にもできる」
「やれば変わる」
「少しずつ前に進める」

と思えるように、全力でサポートしていきます。

この夏を、成長のきっかけにしていきましょう。


2025年版の記事もあわせてご覧ください

2025年版の記事では、連立方程式の文章問題を題材に、Max流の「表を使った考え方」を会話形式で紹介しています。
文章問題が苦手なお子さまにも、「こう考えればいいんだ」とイメージしやすい内容になっていますので、ぜひあわせてご覧ください。

👉 2025年版|中2夏からの大ジャンプ・成績アップの秘訣はこちら

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