小5・5月号|「なんとなくわかる」から「言葉で説明できる」へ

高学年で伸びる子が身につけている“考える力”

こんにちは!合格屋マックスです。

小学5年生になって、少しずつ高学年らしい生活が始まってきました。

学校の授業も、少しずつ難しくなってきます。
算数では、小数や分数、割合につながる考え方。
国語では、文章を読んで理由を考える問題。
理科や社会でも、ただ覚えるだけでなく、「なぜそうなるのか」を考える場面が増えていきます。

小5からの勉強は、今までと少し違います。

低学年・中学年のころは、
見ればわかる
やればわかる
という勉強が多かったと思います。

でも、高学年になると、だんだんこう変わっていきます。

見えないものを考える。
理由を説明する。
言葉を使って整理する。

これが、小5から育てたい大切な力です。


小5からは、「わかった気がする」で止まらない

授業を聞いていて、
「あ、なんとなくわかった」
と思うことがあります。

これは、とても大事な第一歩です。

でも、小5からは、そこで止まらないことが大切です。

本当にわかっているかどうかは、
自分の言葉で説明できるか
で見えてきます。

たとえば、算数で答えが出たとき。

「答えは24です」

だけで終わるのではなく、

「なぜ24になるの?」
「どの数を使ったの?」
「どうしてその式にしたの?」

と聞かれたときに、少しでも説明できるかどうか。

ここがとても大切です。

説明できる子は、考え方が頭の中で整理されています。
反対に、答えは合っていても説明できない場合は、まだ「なんとなく」で進んでいることがあります。

高学年の勉強では、
答えを出す力 と同じくらい、
考え方を説明する力 が大切になっていきます。


「勉強の言葉」が増えると、考える力が伸びる

小5になると、学校で使う言葉も少しずつ変わってきます。

たとえば国語では、
「どの言葉にかかっていますか?」
という聞かれ方から、

「どの言葉を修飾していますか?」

というように、少し難しい言葉が出てきます。

算数でも、

平均
割合
単位量あたり
比例
関係
理由
説明

といった言葉が増えていきます。

ここで大事なのは、知らない言葉をそのままにしないことです。

「修飾って何?」
「割合ってどういう意味?」
「平均って、ただ足して割るだけ?」
「関係を考えるって何をするの?」

こうやって聞ける子は、伸びる準備ができています。

わからない言葉を聞くことは、恥ずかしいことではありません。
むしろ、賢くなるための入口です。

言葉が増えると、考えられることも増えます。


言葉を知らないと、問題の意味が見えにくくなる

子どもたちを見ていると、計算ができないわけではないのに、文章題で止まる子がいます。

その原因が、計算力ではなく、
言葉の意味がつかめていないこと
にある場合があります。

たとえば、

「それぞれ」
「合計」
「差」
「比べる」
「もとにする」
「何倍」
「単位量あたり」
「理由を説明しなさい」

こういう言葉の意味があいまいだと、何をすればよいのかが見えにくくなります。

問題を読んでいるのに、何を聞かれているかわからない。
式は立てられそうなのに、どの数を使うかわからない。
答えは出したけれど、理由が書けない。

これは、勉強ができないというより、
言葉と考え方がまだつながっていない
状態です。

だからこそ、小5の今、言葉を増やすことが大切です。


家でできる声かけは「どういう意味?」で十分です

保護者の方にお願いしたいのは、難しい解説をすることではありません。

家庭でできる一番よいサポートは、
子どもが使った言葉を、少しだけ聞き返すこと
です。

たとえば、

「平均って、どういう意味?」
「この問題は、何を求めているの?」
「その式は、何を表しているの?」
「どうしてそう考えたの?」
「“それぞれ”って、この問題では何を指しているの?」

このくらいで十分です。

すぐに正しい答えを言えなくても大丈夫です。

大切なのは、子どもが自分の頭の中を言葉にしようとすることです。

最初は、
「えっと……」
「なんとなく……」
となるかもしれません。

そのときに、すぐ否定しないでください。

「なるほど、そう考えたんだね」
「じゃあ、もう少しだけ言葉にしてみようか」
「ここまでは合っているね」

このように受け止めてもらえると、子どもは説明することを嫌がりにくくなります。


Maxでは、「答え」だけでなく「説明」を大切にしています

合格屋マックスでは、子どもたちが答えを出したあとに、よくこう聞きます。

「どうしてそう考えたの?」

これは、子どもを困らせたいからではありません。

答えが合っていても、考え方があいまいなことがあります。
逆に、答えが間違っていても、途中の考え方はとても良いことがあります。

だから、答えだけで判断しません。

どこまでわかっているのか。
どこでずれたのか。
どの言葉が引っかかったのか。
どの考え方がまだあいまいなのか。

そこを一緒に見ていきます。

「正解したから終わり」ではなく、
なぜそれでよいのかまで考える。

この積み重ねが、高学年の勉強を強くします。


高学年で伸びる子は、質問の仕方が変わってくる

小5くらいになると、伸びる子は質問の仕方が少し変わってきます。

「これ、わかりません」
だけではなく、

「ここまではわかるけど、この先がわかりません」
「この式を立てたけど、合っているか不安です」
「この言葉の意味がわかりません」
「なぜこの答えになるのか説明できません」

こういう質問ができるようになってきます。

これは、とても大きな成長です。

自分がどこで困っているのかを言葉にできるということは、
自分の頭の中を見つめられているということです。

もちろん、最初から上手に質問できる必要はありません。

でも、
「どこがわからないのか」を言葉にする練習
は、小5から少しずつ始めていきたいところです。


今日からできる「言葉にする」練習

家庭でも、簡単にできる練習があります。

1つ目は、1日1問、説明してみることです。

算数の問題を解いたあと、
「どう考えたの?」
と聞いてみてください。

完璧でなくて大丈夫です。
短くても、自分の言葉で言えたら大きな一歩です。

2つ目は、知らない言葉をそのままにしないことです。

学校や塾で出てきた言葉で、
「よくわからない」
と思ったものがあれば、ノートにメモしておく。

あとで辞書で調べてもいいですし、家の人や先生に聞いてもいいです。

3つ目は、読書や会話で言葉を増やすことです。

難しい本でなくても大丈夫です。
好きな本、図鑑、ニュース、身近な会話の中にも、新しい言葉はたくさんあります。

「それってどういう意味?」
「ほかの言い方だと何かな?」
「その言葉、今日使ってみよう」

こんな会話でも、語彙力は少しずつ育ちます。


小5生へ

「説明できる」は、かっこいい力です

小5のみなさんに伝えたいことがあります。

答えが出せることは、もちろんすごいです。

でも、これからはもう一つ上を目指してみましょう。

どうしてその答えになるのかを説明できる人
になってほしいのです。

説明できる人は、ただ覚えているだけではありません。
ちゃんと考えています。

「なんとなく」から、
「こう考えたから」へ。

これができるようになると、算数も国語も、理科も社会も、少しずつ強くなっていきます。

間違えても大丈夫です。
うまく言えなくても大丈夫です。

言葉にしようとすること自体が、成長です。


保護者の皆さまへ

小5は、学び方が大きく変わる時期です

小学5年生は、子どもたちの学び方が大きく変わり始める時期です。

今までのように、目で見てすぐわかるものだけでなく、
見えない関係を考える。
理由を説明する。
言葉で整理する。

こうした力が求められるようになります。

そのため、保護者の方には、ぜひ
答えよりも考え方に目を向ける声かけ
をしていただきたいと思います。

「合ってる?間違ってる?」だけではなく、

「どう考えたの?」
「どこで迷ったの?」
「その言葉はどういう意味?」
「もう一度、自分の言葉で言える?」

この声かけが、子どもたちの考える力を育てます。

もちろん、毎日たくさんやる必要はありません。

1日1問。
1日1語。
1日1回の会話。

それだけでも十分です。

合格屋マックスでも、子どもたちがただ答えを出すだけでなく、
考え方を言葉にできる力
を育てていきます。

お子さんの「わかった!」が、
「説明できる!」に変わっていくよう、一緒に支えていきましょう。


小5・5月の親子チェックリスト

次のことを、親子で確認してみてください。

✅ 答えだけでなく、考え方を説明しようとしている?
✅ 「なんとなく」で終わらせず、理由を言葉にしている?
✅ 知らない言葉をそのままにしていない?
✅ 「どこがわからないか」を言える?
✅ 算数の文章題で、何を求めているか確認している?
✅ 国語で出てきた難しい言葉を聞き流していない?
✅ 読書や会話の中で、新しい言葉に出会っている?
✅ 間違えた問題を、どこでずれたか見直している?

全部できていなくても大丈夫です。

まずは、
「どう考えたの?」
「その言葉、どういう意味?」
この2つの声かけから始めてみてください。


最後に

言葉にできると、世界が広がる

小5からの勉強は、少しずつ「考える世界」に入っていきます。

見えない関係を考える。
理由を説明する。
新しい言葉を使う。
自分の考えを伝える。

これは、勉強だけの力ではありません。

人と話す力。
自分の考えを伝える力。
新しいことを学ぶ力。
将来の夢に向かって進む力。

すべてにつながっていきます。

言葉が増えると、考えられることが増えます。
考えられることが増えると、世界が広がります。

小5の今、少しずつ
「なんとなくわかる」から「言葉で説明できる」へ。

合格屋マックスは、一人ひとりの小さな成長を大切にしながら、
子どもたちが自信を持って考え、伝えられるよう全力でサポートしていきます。

2024年版・2025年版の小5・5月号もあわせてどうぞ

2026年版では、
「なんとなくわかる」から「言葉で説明できる」へ
をテーマに、高学年で大切になる考える力・説明する力についてお伝えしました。

2024年版では、その土台となる
言葉の力と抽象思考への入口
について書いています。

2025年版では、
小5・小6の学びが「見える世界」から「考える世界」へ変わっていくこと
そして、語彙力を育てる大切さについてお伝えしています。

3つの記事をあわせて読むと、小5からの学びの変化がより見えやすくなります。

▼2024年版はこちら
小5・5月号|義務教育9年間の大きな転換点【2024年版】

▼2025年版はこちら
小5・小6は「見える世界」から「考える世界」へ

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