今いちばん大事なのは「できるの入口」を増やすことです
こんにちは。合格屋マックスです。
小4って、見た目はまだまだ子ども。でも勉強は少しずつ「子ども任せ」になり始める時期です。
この時期、教室でよく見るのが――
できる子と、伸び悩む子の差が“点数”ではなく「気持ち」に出始めるという現象です。
「むずかしい」が増えると、子どもは“止まり方”が変わります
小4になると、問題の文章が長くなり、図や表が出てきて、考える場面が増えます。
そのときに、子どもが口にしやすい言葉がこの3つです。
- 「わかんない」
- 「めんどくさい」
- 「あとでやる」
でもこれ、やる気がないわけじゃありません。
多くは 「どこから手をつけたらいいか分からない」 だけなんです。
だから私は、ここを“性格”で片づけたくありません。
やり方が分かれば、子どもはちゃんと動けます。
小4で伸びる子の共通点は「一発でやろうとしない」こと
伸びる子って、最初から全部できるわけではないんです。
違いは、最初の一歩が小さいこと。
たとえば文章題でも、
- まず線を引く
- 数字を丸で囲む
- 「何が分かっていて、何を聞かれているか」を一言で言う
こういう“軽い動き”から入ります。
逆に伸びにくい子ほど、
「最初から正しい式を立てないといけない」と思って、手が止まります。
家庭で一番効くのは、教えることより「止まったときの声かけ」です
ご家庭で、完璧な説明は不要です。
むしろ、親が教えすぎるほど、子どもは「待ち」になります。
小4の家庭学習で一番効くのは、これです。
✅止まったときの“3つの声かけ”
- 「答えじゃなくていいよ。まず線だけ引こう」
- 「何がわかってる?数字だけ丸して教えて」
- 「式は後でいい。図かメモだけ見せて」
この声かけで、子どもの手が動きます。
手が動けば、思考が動きます。
そして――ここが大事なんですが、動けた経験が“自信”になります。
「小4の自信」は、テストの点より先に“勉強の空気”を変えます
教室でも、成績が上がる子に共通しているのは
「勉強が嫌じゃなくなる瞬間」があることです。
- 前よりスムーズに始められた
- 手が止まらなかった
- 自分で図を描けた
- 先生に「いいね」と言われた
こういう“ちいさな成功体験”が積み上がると、
子どもは 「自分、いけるかも」 と思い始めます。
これが、5年生の大きな坂に入る前の“最大の準備”です。
忙しいご家庭でもできる「3分だけルール」
最後に、忙しいパパ・ママ向けに、現実的な提案を一つだけ。
「3分だけでいいから、形にする」です。
- 3分で、線を引く
- 3分で、数字に丸
- 3分で、図を1つ描く
- できたら終了(答えまでいかなくてOK)
“小さい成功”を積む方が、結局続きます。
長時間やって親子が疲れるより、学習の空気が良くなります。
合格屋マックスからの約束
最後に一つ、私からの約束です。
小4の子は、まだまだ伸びます。
ただし伸びるためには、「才能」よりも
止まったときに動き出せる仕組みが必要です。
合格屋マックスでは、
「わからない」→「まず手を動かせる」→「できた」
この流れを、子どもたちの中に作っていきます。
ご家庭でやってみて、
「声かけが難しい」
「どこで止まっているのか分からない」
そんなときは、遠慮なく教えてください。
一緒に整理して、次の一手を作ります。
小4から小5へ。ここで「勝ちやすい子」に変わります
小4は、算数の土台を作りながら、同時に 「勉強のやり方(止まったときの動き方)」 を身につける学年です。
ここが整ってくると、次の小5で入ってくる
- 割合
- 速さ
- 図形の応用
- 文章問題の難化
といった “坂道の単元” に、怖がらずに入っていけます。
逆に言うと、小5でつまずく子の多くは「難しいから」ではなく、
止まったときにどうしていいか分からず、手が止まってしまうことが原因だったりします。
だからこそ、この時期に
- 線を引く
- 数字を丸で囲む
- 図やメモで整理する
- 小さくでも式を立ててみる
という“最初の一手”を当たり前にしておくことが、結果的に一番効きます。
小5に上がる前に読んでおきたい記事はこちら
小5は、9年間の義務教育の中でも「算数の坂」が一気に急になります。
もし「小5のスタートでつまずかせたくない」「家庭で何を意識すればいいか知りたい」という方は、こちらも参考にしてください。
- 小5の準備:小4の今こそ“自信の芽”を作る
→ 昨年の記事(アーカイブ):こちら
合格屋マックスより
ご家庭でやってみて、
「声かけが難しい」
「どこで止まっているのか分からない」
と感じたときは、遠慮なく教えてください。
こちらで一緒に整理して、“次の一手”を作ります。

