「できる子」への第1歩  4年生 3月

4月からはいよいよ5年生!

5年生といえば、義務教育9年間の中で最大最長の急激な上り坂が始まる最重要な学年です。そんな大事な時期に、何を意識すればよいのでしょうか?


「自分はできる」と思える経験が成功のカギ!

成績の良い中学生・高校生に話を聞くと、小学校の後半ごろに「自分はみんなよりできる」と感じた経験があると言います。

テストの点が良かった先生や友達に褒められた「頭がいい」と言われた

こうしたポジティブな経験の積み重ねが、自信を生み、学習のモチベーションを高めるのです。

特に、算数は「できる・できない」がはっきりしている科目。だからこそ、算数で成功体験を積むことで、「自分はできる!」という気持ちを育てることができます。


「できる子」への第1歩 ~算数を得意にするには?~

算数が得意な子は、以下のような特徴があります。

計算が速く正確ちょっとしたヒントで問題が解ける文章問題にもスムーズに取り組める

一方で、計算が遅く不正確な子や暗算が苦手な子は、

算数が嫌いになる「自分はできない」と思い込んでしまう長期的な苦手意識につながる

しかし、計算力はトレーニングすれば必ずアップします! これが「できる子」への登竜門なのです。


計算の5大重要ポイントを克服しよう!

計算がスラスラできるようになるためには、以下の5つのポイントをマスターすることが大切です。(すべて小学3年生までに学習済み)

📌 ① 5までの合成・分解
📌 ② 10までの合成・分解
📌③ くり上がり・くり下がりの計算(例:6+8、7+6、11-2、15-8)
📌 ④ かけ算九九
📌 ⑤ わり算(特に余りのあるわり算:32÷7、22÷8)

  • 克服方法: 指を使って数える練習から始めるとスムーズに理解できる。
  • 計算カードを使って短時間で繰り返し練習するのも効果的。
  • 「10のまとまり」を意識して計算する練習を取り入れると、自然にスピードアップ!
     (例:6+8、7+6、11-2、15-8)
  • 克服方法: おはじきやブロックを使って具体的に割り切れる数を視覚的に確認する。
  • 「〇〇÷〇=□□ 余り△」のパターンを意識して、スムーズに解けるよう練習する。
  • 文章問題と組み合わせて、「1人あたりいくつ?」という感覚を身につけるとより効果的!(特に余りのあるわり算:32÷7、22÷8)

これらをスムーズにできるようになれば、算数に対する自信がつき、「算数が得意!」→「あの子できる!」→「自分はできる!」というゴールデンルートを歩めます。


家庭でできる計算力アップ法 ~百マス計算の活用~

ご家庭で取り組む場合は、百マス計算がおすすめです。

📌 競争形式でやると楽しく続けられる!

  • 家庭で「親子対決」や「兄弟対決」をして、楽しく計算スピードを競う。
  • タイムを計って記録を残し、ランキング表を作るとやる気がアップ!
  • 一定のタイム内に正解できたらシールを貼るなど、小さなご褒美を設けると継続しやすい。
    📌 単純計算なら、お父さん・お母さんより速く解ける子も! 📌 ゲーム感覚で楽しみながらスキルアップ!

<百マス計算のやり方>

  1. 左上隅に「×」「+」「-」の記号を入れる
  2. 左端列と最上行に任意の数を書き入れる
  3. 両者が交差するマスに答えを記入する
  4. 時間を計測し、記録を取る
  5. 50マスが大変なら、25マスからスタート

💡 市販のものやPCのフリーソフトも活用できます!

この練習を積み重ねることで、計算力がアップし、算数に自信がつくようになります。


「できるね!」と褒められる経験を増やそう!

計算力がある子は、先生や友達から「できる!」と認められます。 これが本人にとって大きな自信につながるのです。

📌 計算力UP → 自信UP → 算数が好きになる!

  • 計算が速くなると、文章題の処理スピードもアップし、問題を解くのが楽しくなる。
  • 図形問題でも、計算ミスが減ることで正確に答えを導けるようになる。
  • 実際に、計算力を鍛えた子どもが「算数が一番得意になった!」と言うケースが多数あり、成功体験を積むチャンスになる!

ただし、百マス計算はあくまでも計算力の向上が目的。算数の全ての力がアップするわけではありません。

しかし、計算がスラスラできると「先生からも友達からも褒められる」 → 「自分はできる!」と感じるようになる勉強が楽しくなる! という好循環が生まれます。

この春、「できる子」への第1歩 を踏み出して、算数を得意科目にしましょう!

鶴ヶ谷教室  ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19

マックス動画教室

電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30

直方体と立方体

まずは、形の名前をしっかり覚える。

直方体 :長方形と正方形で囲まれた立体
立方体 :正方形だけで囲まれた立体

見取図と展開図を徹底して描いて、立体の感覚をつかみとることが大切です。ここでも、書くことをサ
ボるとダメです。

見取図を描く問題や展開図を描く問題をたくさんやってください。見取図では、奥行きを斜めに書きますが、これに引きずられて、全体がいびつになる子が多く見られます。奥行きが斜めになっても、各辺の平行関係は変わらないことを理解させます。

展開図は、複数あるので、1種類だけで終わりにしないことが大切です。