中学生・高校生が成績を上げるための考え方

「あ~、面倒くさい」

「無理、無理、無理。 絶対無理」は 自分の頭に最悪って知っていますか。

うつ病を研究している大学の先生が、うつ病患者の真似をしてみたそうです。「あ~あ、いやだ」「おもしろくない。つまらない」「どうでもいいや。面倒くせぇ」と。

そんなある日のこと、助手の人が、「先生、もうすぐ学会です。 研究発表の準備をしないと」   それに答えて、先生は 「あん 学会? 面倒くせぇ。いいよ、どうでも。どうせ誰も聞いてないし」と、この先生、いつの間にか、本当のうつ病になっちゃった。

人間の脳は、よく口にする言葉を、 本当のこととして受け入れる!

みんなの中にもいるよね。何かと言うと、「あ~あ、面倒くさい」とか、「無理、無理、無理。 絶対無理」とか言う人。それ、止めたほうがいいってことだよね。自分で自分を悪くしているってことです。

想像してみて。そう言うたびに、君の脳は、その言葉を「そうか。そうなんだ」と受け入れているのです。つまり、そう言うたびに、自分で自分をマイナスの方向に引っ張っているってことなのです。

やる気が起こらない時ほど、自分にプラスの言葉をかけた方がいいってことです。先生もいくつか持っていますよ。やる気が出ないときに、自分にかける言葉を。そして、いつも探しています。 自分に効く言葉や行動を。 今までに、何人かいますね。そんな先生の口癖や行動に気がついた人が。

教室に来ると、いつの間にか先生の熱気に巻き込まれて、気がつくと頑張っているでしょう。それは、いつも先生がそういう気を出すようにしているからです。 だから、みんなもまず一番最初に、自分にかける言葉をきめましょう。恥ずかしいなんて思うことないですよ。第一、発表するわけでもありません。自分で自分に声掛けするだけですから。そして、いつも自分に効く言葉を捜していましょう。

自分の脳は、自分のものだから、 自分で手入れする。

最低でも、「あ~あ、面倒くさい」とか、「無理、無理、無理。 絶対無理」とか言うことは、今年はなしにしましょう。言うたびに自分で自分をダメにしているのですから。

日々「めんどくさい」との闘いです。

「めんどくさい」と思わない日があるでしょうか。やろうやろうと思っていたこともなかなか踏み切れない。朝せっかく時間をとったけど、実行できない。こんなことと人間はいつも闘っています。

自分は怠惰だから、こんなこともできないんだ、面倒だと思ってしまうのだと思っていたら、それは大間違いなのです。安心してください。だれしもがそう思うものです。 面倒だなと思っても、何とかやっている人はもしかしたら無意識にこの面倒だという気持ちとうまくお付き合いができているのかもしれません。

面倒だと思ってしまったことに罪悪感を抱くのではなく、「めんどうくさい」に向き合うと今後の人生が変わります。この「めんどくさい」をうまくコントロールできるかどうかで人生で大きな差が付きます。

「めんどくさい」は 脳科学でコントロールできる!!

脳科学の分野で「めんどくさい」がしっかり研究されるようになり、「めんどくさい」と思うのはその人間が怠惰なわけではなく、ある状況が整うと「めんどくさい」が「起動」してしまうらしいのです。

これを知っていると、一生付き合うであろう「めんどくさい」と少しだけうまく付き合えるかもしれません。つまり、学生時代だけでなく、今後一生役に立つということです。

例えば、最近の研究では「めんどくさい」は脳に余裕があるときに発動するらしいのです。だから「めんどくさい」と思えるということは、まだまだ脳に対する負荷が小さいということなのです。 声を出して復唱したりして、使っていなかった部分を使って勉強してみると、いつの間にか集中モードに入っている、こんな工夫で「面倒」を克服することができるらしいです。

また、環境が整いすぎていても、良くないらしいです。余りにもシーンとした環境だと勉強が進まないという人は、少しうるさいくらいの環境で集中しようとしたほうがいいかもしれません。

もっと時間があったらいいなとか、弟や妹がうるさいなと思うことはあるかもしれませんが、結構ギリギリの環境のほうが余裕がなく、その中で最高のパフォーマンスをしようと思うので脳は「めんどうくさい」なんて思う余裕が出ないのかもしれないですね。これは少し面白い発見で、時間や環境が整っていない場合でも、工夫次第で十分戦えるということなんです。

「めんどくさい」を消す方法

「めんどくさい」を消す方法があるのです。 「めんどくさい」という感情を忘れるテクニック 『目をつぶって、片足立ちになって、30秒声に出して数える』

目をつぶって片足立ちになる。声に出して数を数える。すると、脳の中のバランスをとる部分と、数を数える部分、発声する部分を全力で使うことになります。これでもう脳は、「めんどくさい」と考える余裕がなくなるそうです。

今度、試してみてください。確かに、頭がスッキリするような気がします。そういえば、昔、何かといえば、すぐに腕立てをする子がいました。勉強を始まる前に、飽きてくるとまたという具合に。あの子、体験的にこのこと知っていたのかも。すごい。

「時間がないから、できない」

時間は誰にとっても、1日24時間と決まっています。 ある人には時間がいっぱいあって、あなたには時間がない、そんなことは絶対にありません。 1日24時間と決まっているから、何かをやるということは、別の何かをやる時間がなくなるということです。

つまり、あることAに1時間使ったとしたら、その1時間で、別のことBはできないわけです。そして、もしあることAが、比較的どうでもいいようなことなら、どんな結果になるでしょうか。 あまり考えたくはないですが、1日24時間しかない中の1時間を捨ててしまったということになります。

何かをするということは、他の何かを捨てるということになってしまうんです。1日24時間しかない。そして、過ぎた時間は絶対に戻って来ない。このルールから、逃れられる人間は一人もいません。

「時間がない」というのをやめよう!

誰でも1日は24時間しかありません。部活が忙しい。友達との付き合いがある。やりたいことがある。 だから勉強する時間がなくなってしまう。こんなことを言う人が結構います。 確かに忙しかったのかもしれませんが、本当にそれでいいのでしょうか。「時間がない」のは大人になっても同じです。

仕事が忙しい。 家事が忙しい。 子育てが忙しい。

当然ですが、大人になっても忙しい理由は山のようにあります。でも結果を出せる人と出せない人がいます。

結果を出せる人はスーパーマンなんでしょうか? 天才なんでしょうか?

そんなことはないのです。大人の世界では頼みごとは忙しい人にしろと言われます。

「え?」 ヒマな人の間違いじゃないの? いいえ。違います。忙しい人に頼むのです。 その方がテキパキと正確な仕事をしてくれるからです。

忙しい人に仕事を頼んだらどうなるのか。仕事ができる人は、時間をやりくりして 頼んだことを約束の時間以内に終わらせてくれます。つまり時間の使い方がうまいのです。同じ時間でも集中力が違うのです。仕事の優先順位が違うのです。これが大人の世界で仕事ができる人です。

人生が変わる!

みんなの時間がないという問題は、今からそれを解決する方法を少しずつ鍛えて、身につけていかないと大人になっても時間がないと言っている人になります。

学生時代は勉強の中身もさることながら、そういったやりくり、かっこいい言葉で言えば、タイムマネジメントを訓練しているのです。 部活をしたり、友達づきあいをしたり、思春期なのでいろいろな感情と戦って、、、それでも何とかやりくりして、勉強する時間を捻出して、試験で結果を出す。 これが大人になって最高に役立ちます。

期限通りに仕事ができなかったり、いくつかタスクが積み重なるとパンクしてしまったりする人はおそらく学生時代にこうした訓練ができていない人です。 会社もそれをわかっているので、いい学校に入った人を優先的に採用します。そういう人は忙しくても結果を出してきたので、社会人になっても時間がないという言い訳をする確率が低いからです。

会社だけではありません。みんなの家でもそうじゃありませんか。みんなの家で、お母さんが「時間がないから今日はご飯なしね」ていうことありますか。考えてみてください。お母さんも色々忙しいんです。その中でやりくりをしてみんなのご飯を作っているのです。

「時間がなくてできませんでした」という人には、今度、お母さんに言っておくことにします。「あんまり時間がないときは、御飯作らなくていいですよ」と。 ぜひ今日から「時間がないんです」という言い訳はしないように してみてください。人生が変わるはずです。

今年も頑張っていくぞ。

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