✅ 📘 実践サポート講座【Max Education Lab】
記憶を味方につける!
「忘れる前提」で考える、正しい復習のタイミングとは?
【保護者の方へ】
「何度も覚えたのに、また忘れてしまう……」
そんなお悩みはありませんか?
今回のテーマは、“記憶の定着”と“復習のタイミング”。
忘れるのは“ダメ”なことではありません。
大切なのは、「どうやって思い出すか」です。
お子さまと一緒に読みながら、日々の学習のヒントとしてご活用ください。
❓「せっかく覚えたのに、次の日には忘れてる…」
…という経験、きっと誰にでもあるはず。
でもこれ、実は脳の正常な働きなんです。
人は、覚えたことをどんどん忘れてしまうようにできているんです。
🔍 忘れるのは“仕方ない”。だからこそ「復習」が大事!
心理学者エビングハウスの「忘却曲線」によれば、
✅ 覚えた内容の約半分以上は、1日以内に忘れてしまう
でも裏を返せば――
🧠 忘れる前に復習すれば、記憶はグッと強くなる!
ということです。

🕒 記憶を強くする“最強の復習タイミング”
下の4ステップを意識するだけで、記憶の定着が劇的にアップします!
復習回数 | タイミング | 理由 |
---|---|---|
1回目 | 習ったその日のうちに | 記憶が薄れる前に、もう一度再現! |
2回目 | 翌日 | 「思い出す」ことで記憶が深くなる |
3回目 | 1週間後 | 長期記憶に入りやすくなる |
4回目 | 1か月後 | 本当に使える知識として定着する |
✨「思い出す練習」が記憶のカギ!
ただ“見直す”だけでは不十分。
「思い出す=アウトプット」を繰り返すことが重要です。
たとえば…
- 📌 ノートを見ずに、言葉で説明してみる
- 📌 自分でテスト形式にしてみる
- 📌 問題を解き直してみる
こうした“思い出す練習”で、記憶はどんどん強くなります。
🔁 脳は「繰り返し」に反応する!
脳は、何度も登場する情報を「これは大事」と判断し、長期記憶に残します。
ちょっとした工夫で、日常に“反復”を取り入れましょう。
✅ 苦手な漢字や英単語は「朝・夕・寝る前」に3回見る
✅ 理科や社会は「一問一答」を繰り返す
✅ 数学の解法は「3日後・1週間後」にもう一度解く
✍️「完璧に覚える」より「繰り返して定着」!
最初から完璧を目指さなくて大丈夫。
小さな反復の積み重ねが、“できる”を育てていきます。
【保護者の方へ:こんな声かけが効果的です】
お子さまにこんな風に声をかけてみてください。
- 「この前覚えたこと、試しにクイズ出してみようか」
- 「どれくらい思い出せるか、ちょっとゲームみたいにやってみよう」
- 「忘れるのは普通!だから復習してるんだもんね」
“忘れる=ダメ”ではなく、“思い出す=成長”という意識づけが、子どもを前向きにします。
🎯まとめ:「覚えたら終わり」じゃない!
- 記憶は“忘れる前提”でスケジュールを組もう
- 「タイミング」と「思い出す工夫」で、定着力が大きく変わる
- 小さな反復が、やがて大きな“自信”へとつながる!
📌次回予告:
「集中力が切れたとき、どうする?」
環境・時間・脳のクセから見る“集中を取り戻すコツ”をご紹介します。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
「これ、うちの子に合いそう!」と感じたら、ぜひご家庭でも話題にしてみてください。
もし「この講座、○○ちゃんにも教えてあげたいな」と思われたら、
お友だちにもこっそり教えてあげてくださいね☺️
(実はちょっといいことがあるかも…?)
これからも、Maxでは一人ひとりの“やる気”と“できる”の芽を大切に育てていきます。
次回の【実践サポート講座】もどうぞお楽しみに!
📘 合格屋マックス(Max Education Lab)