間違えた問題は、どんな問題か。
みんなも働くようになると、「仕事はPLAN → DO → SEEの繰り返しと教えられます」。計画してやってみて、その結果を確認。上手くいかなかった点を修正して、次の計画に移る。こうして次の新しいことに挑戦していきます。
勉強も全く同じです。テストの答案用紙が戻ってきたら、自分が間違えた問題の確認をします。テストで間違えた問題と同じ種類の問題をテキストの中から探して青マルをつけます。
さて、今までつけていた赤マルと、比べてみます。どのぐらい重なりますか。どのぐらい新しいところに青マルがつきましたか。
青マルと赤マルの重なりが多い人は、自分では間違えた問題を、できるようにしたつもりだったけど、実際はまだまだだったことがわかります。できないままで、テストを受けたということです。 これでは成績は上がりません。まだまだ、「勉強のやり方」が甘いってことです。
新しい所に、青マルがたくさんついた人は、①そもそも赤マルをつける基準が甘い人 か ②理由がはっきりわからないままやっている人です。
①のタイプの人
赤マルを増やしたくない気持ちは変わりますが、自分に正直にやらないと進歩はできません。「少しまちがっただけ。本当はできる」から、と赤マルをつけるのを止めてはいけません。 「本当はできた」と言いたいでしょうが、『本当は少し間違った』のです。辛いですが、もう少し自分に厳しくやった方がいいです。
②のタイプの人は、
なぜそうなるのかの理由を明確にしないまま、「こうすればいいんでしょ」と「のり」でやっています。その時は、その瞬間は「のり」でやれますが、時間が経つとその時の「のり」はなくなります。「のり」でははく、『実力』をつけましょう。
「○○○だから、◇◇◇する」と理由、論理の流れを理解することが重要です。
赤マルつぶし と 100点ドリルで成績は上がる
「勉強のやり方」は、赤マル → 間違い直しノート → 100点ドリル(2回以上連続100点)です。
これが、本当に実行できるようになると、できる問題が、断然 増えます。その当然の結果として、当然成績が上がります。この方法は、高校生になっても使えます。だから、赤マルつぶしをしながら、成績を上げていけば、同時に勉強の方法もマスターできるわけです。 高校生になる頃には、自然に勉強の方法もマスターできて、高校では勉強の方法で困ることはなくなります。
卒業生からのメッセージ
ある卒業生が、高校2年生の時に、後輩のみんなのためにと書いて持ってきてくれた文を紹介します。読んでみてください。
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