「勉強はしたはずなのに、少し日がたつとまたできない」
「授業ではわかったのに、家でやると手が止まる」
そんなことはありませんか。
実は、成績が上がる子と、なかなか上がらない子の違いは、
間違えた問題をそのあとどうしているか
にあることが少なくありません。
できなかった問題が、あとでできるようになって初めて進歩です。
その小さな進歩が積み重なって、成績は上がっていきます。
そのために役立つのが、
間違い直しノート
です。
これは、ただのまとめノートではありません。
自分が間違えた問題について、正しい答え、正しい考え方、次に気をつけることを残しておくノートです。
この記事では、
- 間違い直しノートとは何か
- なぜ成績アップにつながるのか
- 中学生でもできる作り方
- 家での復習への生かし方
を、わかりやすく説明します。
英語でも数学でも社会でも使える勉強法です。
家で何をすればいいか迷いやすい人ほど、ぜひ読んでみてください。
間違い直しノートとは?
中学生の家庭学習で役立つ勉強法です
間違い直しノートとは、
自分が間違えた問題を、あとで一人でもできるようにするためのノート
です。
たとえば、問題を解いて間違えたとします。
授業中に説明を聞くと、その場では「なるほど」と思います。
でも、3日後、4日後にもう一度やると、
「あれ、どうやるんだっけ」
となることは珍しくありません。
これは、特別なことではありません。
むしろ普通によくあります。
だから大切なのは、
わかったその場で終わらせないこと
です。
- 正しい答え
- 正しいやり方
- 自分がどこで間違えたか
- 次に気をつけること
これを残しておくと、あとで復習しやすくなります。
それが、間違い直しノートです。
成績が上がる勉強法は、「できなかった問題」をできるようにすることです
勉強していて、最初から全部できる子はいません。
間違えること自体は悪いことではありません。
本当に大切なのは、
間違えた問題をそのままにしないこと
です。
教室では、間違えた問題に赤マルをつけて、あとで解き直す方法を大切にしています。
これが赤マル勉強法です。
- 間違えた問題に赤マルをつける
- 日にちをおいてもう一度解く
- できるようになるまで繰り返す
言葉にすると簡単ですが、ここで困る子が多いのです。
「何を見て復習すればいいのか分からない」
「どこが自分の弱点だったのか思い出せない」
「家に帰ると、もう説明を忘れている」
そんなときに役立つのが、間違い直しノートです。
つまり、間違い直しノートは、
赤マル勉強法を家で回していくための道具
でもあります。
授業で「わかった」だけでは、まだ足りないことがあります
ここは、とても大事なところです。
授業中に直しをして、そのときは理解したように思える。
でも、時間がたつとできなくなる。
これは本当によくあります。
恥ずかしいことでも、特別なことでもありません。
だからこそ、
あとで一人でも再現できる形にしておくこと
が必要です。
間違い直しノートを作る意味は、そこにあります。
「その場でわかった」で終わるのではなく、
「あとで自分でできる」に変えていく。
そのための勉強法です。
実際に、以前いた生徒でも、最初は答えだけをきれいに並べたノートを作っていて、なかなか成績が安定しない子がいました。
一見すると、すっきりしていて良いノートのように見えます。
でも、あとから見返したときに、
「どう考えたのか」
「どこで間違えたのか」
が残っていないので、自分で復習しようとすると止まってしまうのです。

ところが、途中の考え方や、自分が間違えたポイントを書くようになってから、ノートの使い方が変わり、成績も少しずつ上がっていきました。
ノートは、きれいに見せるためのものではなく、
あとで自分ができるようになるためのもの
だと私は思っています。

家で何をすればいい?
その答えの一つが間違い直しノートです
家で勉強するとき、何をしたらいいのか分からなくなることがあります。
宿題は終わった。
でも、それだけで成績が上がるかというと、そうとは限りません。
成績を上げるには、
自分ができなかった問題を、自分の力でできるようにしていくこと
が必要です。
そのために家でやることの一つが、間違い直しノート作りです。
ただ問題をやりっぱなしにするのではなく、
- どこで間違えたのか
- 正しくはどう考えるのか
- 次に同じミスをしないために何を意識するのか
を残していく。
これができると、家庭学習の質がかなり変わります。
間違い直しノートには何を書く?
中学生向けの基本の書き方
最初から難しく考えなくて大丈夫です。
まずは、次の3つがあれば十分です。
1. 問題の場所を書く
どのテキストの、何ページの、何番の問題かを書きます。
あとで元の問題を見返せることが大切です。
2. 正しい答えを書く
自分が間違えた問題の正しい答えを書きます。
ただし、答えだけでは不十分です。
3. 正しい考え方を書く
「どう考えればよかったのか」
「どこで間違えたのか」
を、自分の言葉でできるだけ短く書きます。
さらに書けるなら、
3. 正しい考え方を書く
「どう考えればよかったのか」
「どこで間違えたのか」
を、自分の言葉でできるだけ短く書きます。
さらに書けるなら、
- 注意するポイント
- 覚えるべきこと
- 次に気をつけたいこと
まで入ると、かなり使いやすいノートになります。
おすすめの作り方は見開きノートです
間違い直しノートは、ノートで作るのがおすすめです。
ルーズリーフより、なくしにくく、見返しやすいからです。
使い方は、見開きがわかりやすいです。
左ページに書くこと
- テキスト名
- ページ
- 問題番号
- 必要なら問題文や図
テスト問題などは、コピーして貼ってもよいです。
右ページに書くこと
- 正しい答え
- 正しいやり方
- 正しい考え方
- 自分が注意すること
- 次に同じミスをしないためのポイント
自分にとって大事な部分にマーカーを引くのもよいです。
この形にしておくと、復習するときにとても使いやすくなります。
なお、勉強が安定してくる子は、ノートを1冊ですべて済ませるのではなく、
授業用のノート(またはルーズリーフ) と
間違い直しノート
を分けて使っていることが多いです。
授業中は、問題を解いたり、説明を書いたり、気づいたことをメモしたりします。
そして、その中で特に大事な「自分が間違えた問題」については、あとで間違い直しノートに整理していきます。
こうして役割を分けておくと、
授業中の記録と、復習のための記録が混ざりにくくなり、あとで見返すときにとても使いやすくなります。
間違い直しノートを使った復習のやり方
間違い直しノートは、作って終わりではありません。
大切なのは、そのあと使うことです。
おすすめの復習の流れはこうです。
1. 左ページの問題を見る
まず、どの問題だったか確認します。
2. 右ページを隠す
答えや解き方を見ないようにします。
3. 別の紙に解いてみる
ルーズリーフやノートに、もう一度自分で解いてみます。
4. できたか確認する
できていれば進歩です。
前にできなかった問題ができるようになった、ということです。
5. できなければ、右ページを見て復習する
まだあやしいところを確認して、必要なら書き足します。
この流れを繰り返すと、
赤マルの問題が少しずつ減っていきます。
やる気が出ない日でも、ノートがあると勉強が止まりにくくなります
毎日いつも気合い十分、という子は多くありません。
やる気が出ない日もあります。
そんな日でも、間違い直しノートがあると助かります。
全部解き直せなくても、ノートをパラパラ見るだけで、
- 自分がどこでよく間違えるか
- 何を注意すればいいか
- どう考えればよかったか
を思い出せます。
これはとても大きいことです。
勉強は、毎日完璧にやることより、
止まらずに続けられること
のほうが大事です。
その意味でも、間違い直しノートは続けやすい勉強法です。
最初から上手に作れなくても大丈夫です
ここは、ぜひ安心してほしいところです。
間違い直しノートは、とても役立つ勉強法ですが、
最初から上手に作れる子は多くありません。
- 何を書けばいいのか分からない
- 書きすぎてしまう
- 短すぎてあとで意味が分からない
- どこがポイントなのか絞れない
こういうことは、普通にあります。
ですから、最初から完璧を目指さなくて大丈夫です。
まずは1問でいいです。
1ページでいいです。
自分が間違えた問題について、
「正しい答え」「正しい考え方」「次に気をつけること」
を書いてみてください。
少しずつ続けるうちに、ノートはだんだん使いやすくなっていきます。
そして、そのころには勉強の中身も変わってきます。
教室では『間違い直しノート』と呼んでいますが、子どもたちの中には、冗談まじりに『人生直しノート』と呼ぶ子もいます。
それくらい、自分の弱点やミスに向き合うノートだということなのだと思います。

間違い直しノートの例
<どうすればできるのか> 自分のまとめを入れる。

間違い直しノートを作ると、何が変わるのか
このノートを作るようになると、いろいろな変化が出てきます。
- 自分の弱点が見えやすくなる
- 間違えやすいパターンが分かる
- ただ解き直すより、復習の質が上がる
- テスト前に見返すものができる
- できるようになった実感が出やすい
特に大きいのは、
「前はできなかったのに、今はできる」
という感覚を持ちやすくなることです。
この感覚が出てくると、勉強は少しずつ前向きになります。
答えだけがきれいに並んだノートは、一見するとよくできているように見えることがあります。
でも、本当に成績が上がるノートは、あとで自分が考え方をたどれるノートです。
- なぜその答えになるのか
- どこで間違えたのか
- 次は何に気をつけるのか
これが残っているノートのほうが、復習にはずっと役立ちます。
ですから、ノートを作るときは、
「きれいに書くこと」よりも、
あとで自分が見てわかること
を大切にしてみてください。
成績を上げたいなら、間違い直しノートはかなりおすすめです
家庭学習というと、
問題集を増やす、勉強時間を長くする、たくさん書く、
という方向に行きがちです。
もちろん、それが必要な時期もあります。
でも、まず大切なのは、
できなかった問題を、できるようにしていくこと
です。
そのための勉強法として、間違い直しノートはとても有効です。
しかもこれは、英語だけではありません。
数学にも、理科にも、社会にも使えます。
もちろん、赤マル勉強法との相性もとても良いです。
家で何をすればいいか迷ったとき、
ただやみくもに進めるより、
まずは間違い直しノートを1問分作ってみる。
そこから始めるのがおすすめです。
まずは1問だけ、ノートに残してみてください
もし今、
- 家で何を勉強すればいいか分からない
- 復習のやり方が定まらない
- 同じ問題を何度も間違える
- テスト前に見返すものがない
という状態なら、
まずは1問だけでいいので、間違い直しノートを作ってみてください。
最初はうまくいかなくても大丈夫です。
でも、やってみると、
「何を復習すればいいのか」
が少しずつ見えてきます。
成績が上がる勉強法は、特別な裏ワザではありません。
できなかったことを、できるようにしていくこと
です。
そのための道具として、
間違い直しノートはとても強い味方になります。
動画で説明
成績をあげるツール=「間違い直しノート」
赤マル勉強方法の中心が間違い直しノート
「赤マル勉強法(赤マルつぶし)」の中心に「間違い直しノート」があります。
今までできなかった問題が、できるようになれば進歩です。
そのための効果的な方法が、赤マル勉強法(赤マルつぶし)です。

付録 感想「わたしもやっています」
実際に間違い直しノートや赤マル勉強法に取り組んだ生徒の感想です。




◆鶴ヶ谷教室 ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
◆幸 町 教室 ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19
電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30
