文章問題が得意な子の共通点は「手が止まらない」|小5算数・図で考えるコツ

文章問題が得意な子の共通点は「手が止まらない」ことでした

こんにちは。合格屋マックスです。
新学年が近づくこの時期、教室では毎年ある“差”がはっきり見えてきます。

それは、学力差というより――
文章問題を読んだときに「手が動くか」「手が止まるか」です。

文章問題が得意になっていく子は、問題を読みながら自然に、

  • 大事な言葉に線を引く
  • 数字を丸で囲む
  • 関係をメモする
  • 図や表をサッと描く

…こういう小さな動きを無意識に始めます。

逆に、伸び悩む子ほど「答えを書くまで手を動かさない」ことが多いです。
ノートも答えだけが並び、途中の考え方が残っていない。

ただ、これは責める話ではありません。
文章問題は、整理しないと解けないものなので、手が止まるのは普通です。
大事なのは、止まったあとにどう動き出すか。ここで差がつきます。

いちばん大きい差は「わからない」と思った瞬間の行動

文章問題でつまずく瞬間、子どもたちの反応は大きく2つに分かれます。

伸びる子
「よく分からないな…」と思っても、図・表・メモで整理しながら前に進む

伸び悩む子
「わからない」「できない」「習ってない」と感じた瞬間に、思考が止まる

これも、性格の問題ではありません。
“止まったときにどう動けばいいか”を知らないだけなんです。

※そして、ここは現場でよく見るのですが、
手が止まる子ほど、実はまじめです。
「間違えたくない」「合ってる自信がない」から止まってしまう。
だからこそ、最初の一歩は“正解を出す”より、手を動かして整理する方が効きます。

「わからない」はOK。次に“これ”をやろう

教室では、止まりそうな子にはまずこう伝えます。

大事な部分に線を引く(条件・聞かれていること)
登場する数をリストにする(単位も一緒に)
関係を図にする(対応表/線分図 どっちでもOK)
とりあえず小さな式を1つ立てる(試しでOK)

これだけで、手が動き始めます。
そして手が動けば、思考も動き出します。

「考える力」って、実は“手を動かす技術”です

頭の中だけでも考えられることってありますよね。
でも、旅行の計画や家計の整理は、多くの人がメモを取ります。

文章問題も同じです。
情報が多いときほど、頭の中だけで整理するのは難しい。

だから私は、子どもたちにこう言っています。

「考えるときほど、手を使おう。」

図や表は、センスではなく技術です。
そして技術は、練習すれば必ず上達します。

文章問題の土台は「対応表」:まずはここが最強です

割合・速さ・人口密度・1あたりの量…。
小5の文章問題は、実は多くが対応表でスッキリ整理できます。

※もちろん、文章題が全部対応表で解けるという意味ではありません。
でも、情報を“同じ単位どうしで並べる”整理の型として、対応表は本当に強いです。

例:「6個で300円の消しゴム。1個の値段は?」

ポイントは1つだけ。
同じ単位どうしを縦に並べる”ことです。

個数金額
6個300円
 ↓ ÷6 ↓ ÷6
1個300 ÷ 6 = 50円

6から1にするには ÷6
だから金額も ÷6

(答)300 ÷ 6 = 50円

小6以降、分数が出てきてもやることは同じです。
だから小5のうちに、対応表が“当たり前”になっている子は強いんです。

教室では春以降も(特に時間にゆとりのある週2回コース)
図の描き方・作り方・使い方をじっくり練習していきます。

次に武器になるのが「線分図」:関係が一瞬で見えるようになります

たとえば、こんな問題。

(問題)
公園で1日に集めたアルミ缶とスチール缶の合計は152個。
スチール缶は、アルミ缶の3倍より16個多い。
それぞれ何個?

ここで大事なのは、計算より先に線分図です。

  • アルミ缶:□
  • スチール缶:□□□ + 16
  • 合計:152

すると「アルミ缶の4倍+16=152」と一発で整理できます。

152-16=136(アルミ缶の4倍)
136÷4=34(アルミ缶)
34×3+16=118(スチール缶)

✅ 答え:アルミ缶34個、スチール缶118個

そして、この問題で本当に身につけてほしいのはここです。

「人が描いた図を見て分かる」じゃなくて、
「自分で図を描いて解ける」ようになること。

ここができると、文章問題が“怖くなく”なります。

ご家庭でできる、いちばん効く声かけ(短くてOKです)

最後に、保護者の方が今日から使える声かけを3つだけ置いておきます。
長い説明はいりません。短い一言で十分です。

  • 式より先に、線引いてみようか
  • 数字、丸つけて並べてみよう(対応表に)
  • 図だけ描いて見せて。答えはまだ書かなくてOK

この声かけで、子どもは“手を動かす方向”に戻れます。

文章問題が得意な子は「考える才能」より「手の動かし方」を知っている

文章問題が得意な子の共通点は、特別な才能ではありません。

  • 止まったときに
  • 何をすればいいかが分かっていて
  • その通りに手を動かせる

ただそれだけです。

そしてそれは、練習で身につく技術です。
この春、手の動かし方を整えて、文章問題を得点源にしていきましょう。

合格屋マックスでは、対応表と線分図を軸に、
「わからない」から「動ける」へ変える練習を重ねていきます。

もしご家庭でやってみて、
「この図で合ってるのかな?」
「どこで止まっているのか分からない」
と感じることがあれば、遠慮なく教えてください。
こちらで一緒に整理して、次の一手を作ります。

昨年の記事はこちらです。

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