― 伸びる子がやっている、たった一つの向き合い方 ―
【国語対策シリーズ・完結編】
「国語はセンスの教科だから…」
「才能がないと、なかなか伸びない」
国語について、
そんなふうに感じている方は少なくありません。
でも、これまで多くの子どもたちを見てきて、
はっきり言えることがあります。
国語は、センスの教科ではありません。
このブログは、
これまでお届けしてきた「国語シリーズ」のまとめ・完結編です。
国語が伸びない子には「共通点」があります
国語が苦手な子どもたちを見ていると、
実はとても似たところでつまずいています。
- 言葉の意味があいまい
- 設問が何を求めているか分からない
- 書く前に整理せず、いきなり書こうとする
- 時間配分がうまくいかない
これは、
才能の差ではありません。
「国語との向き合い方」を
まだ知らないだけです。
伸びる子は、特別なことをしていません
一方で、国語が安定している子はどうか。
- 難しい本をたくさん読んでいる
- 特別な訓練を受けている
…わけではありません。
伸びる子がやっているのは、とても地味なことです。
- 言葉を一つずつ確かめる
- 問われていることを整理する
- 書く前に、頭の中を整える
- 無理に完璧を目指さない
つまり、
「順番を守って考えている」
それだけなのです。
逆に言えば、
順番を飛ばしてしまうと、誰でもつまずく教科でもあります。
このシリーズで伝えてきたこと
この国語対策シリーズでは、
国語を次のように分解してきました。
まずは、
第1号から順に、気になるところを一つだけ読み返してみてください。
どれも別々の話のようで、
実はすべて同じ一本の線でつながっています。
国語は「積み上げる教科」です
国語は、
- ひらめきで解く教科
- 当たるか外れるかの教科
ではありません。
一つずつ積み上げた力が、そのまま結果になる教科です。
だからこそ、
- 今日やったことが、すぐ点になるとは限らない
- でも、気づいたときには安定している
そんな特徴があります。
だから、焦らなくて大丈夫です
国語について、
「今から間に合いますか?」
「もう遅いでしょうか?」
そう聞かれることがあります。
でも、国語は
「正しい向き合い方」に気づいた瞬間から変わります。
急に点が跳ね上がらなくても、
答案は確実に安定していきます。
それで、十分です。
合格屋マックスが大切にしていること
合格屋マックスでは、
国語を次のように考えています。
- 才能で決まる教科ではない
- 地道に整えれば、必ず伸びる教科
- 子ども自身が「できる」と実感できる教科
だから、
無理にテクニックを詰め込むことはしません。
順番を整えること。
考え方をそろえること。
それを、何より大切にしています。
シリーズの締めとして、伝えたいこと
国語が苦手でも、
心配しすぎる必要はありません。
大切なのは、
- どこで止まっているかを知ること
- 合った順番で、整えていくこと
それだけです。
国語は、
ちゃんと向き合えば、ちゃんと応えてくれる教科です。
▶ 国語対策シリーズ(全5号)
- 第1号:語彙・言葉のイメージ
- 第2号:設問・説明文の読み取り
- 第3号:記述問題の整理と書き方
- 第4号:中3受験期の時間配分
- 第5号:国語は「センス」ではありません(完結編)
「うちの子は、どこから整えればいいのか」
そう感じたときは、面談の中で一緒に整理することもできます。
このシリーズが、
国語への不安を少しでも軽くできたなら、
それ以上うれしいことはありません。

