考えるってどうするの?

考えるってどうするの?


8月に、多くの子が引っかかっている割合・単位量・速さにおける解決策の話をしました。たった一つの考え方で、数量関係は解決できます。
でも、慣れるまでやらなかったり、自由自在に扱えるまでやらなかったりすると、どんなにカンタンな考え方でも定着しません。練習して確実に使えるようになってください。

今回は、「考える」話です。

授業中、エンピツの動きが止まっている子に
先生: どうしたの?
A君 : 考えている。
先生: 何、考えているの。
A君 : 問題。
先生: どう考えているの。
A君 : ・・・・・
先生: わからないところはどこか言ってみて。
A君 : どこだか、わからない。

また、他のエンピツの動きが止まっている子に
先生: どうしたの?
B君 : ここがわからない。
先生: どれ?
B君 : これです。こうやったんですけど、これとこれのつながりが…。
先生: じゃ、君が書いたこの図で、こことここは、どんな関係?
B君: アッ、わかった。

A君 : 漠然とした状態でいます。この子はそれを「考える」と言っています。

B君 : ちょっとしたヒントで、いろいろなものが、いっぺんにつながる状態に来ていました。考える対象が明確になっていた証です。

お子さんは、どちらのタイプでしょうか?

最近は、圧倒的にA君タイプの子が増えています。このタイプの子は、よくこんなことも言います。 「習ってない」

また、A君タイプの子のノートには、答えしかありません。途中の式もなければ、考えるための絵や図がありません。こんな感じのノートです。

一方、B君タイプの子のノートは、 この子たちのノートを見ると、何を考えたのか、何をしようとしているのか、その流れがわかります。

こんなノートだと、もし間違っていても、何をどう間違ったのか一目瞭然です。
だから、こちらも1発で最適なアドバイスができます。効率のよい学習になります。

一方、A君タイプの答だけのノートでは、こちらも○と×しか付けようがありません。どの段階まで理解しているのか確認しながらでないと、アドバイスもできないので、進歩が遅々としてなかなか進めません。

考えるのにどうするか。

具体的な例で説明します。小4の算数の問題から例を持ってきました。
遊園地の入園りょうは、大人1人と子ども3人では、710円で、大人 1人と子ども4人では、830円です。大人1人、子ども1人の入園りょうは、 それぞれいくらですか、という問題です。

B君タイプの考える力がある子は、問題の内容を絵にできます。こんな絵で十分です。

この絵が描ければ ⇒ 「わかった」です。
830円と710円の違い120円が子どもの入園りょうです。これが小4レベル。文章問題を考えることのスタートです。

少しレベルを上げて、中2の連立方程式の文章問題から問題を持ってきました。

1個200円の桃と1個150円の梨をそれぞれ何個が買い、2050円 払った。買った桃の個数は、梨の個数より2個少なかった。桃と梨を それぞれ何個買ったか。

中2の連立方程式の問題ですが、小学生の力で絵を描くと、

中2の連立方程式の文章問題ですが、絵を描ける小学生なら簡単に解けてしまいます。
小5の後半以降は、学年なんか関係ない。できる子はできるという現象がここでも現れます。

絵や図を描くとは、問題を「見える化」することです。では、「問題を絵や図にする力」はいつ習ったのかといえば、そんな単元はどこにもありません。あえて、いつからかと言えば、小4後半あたりからズ~とです。

この間に、「問題の内容を絵にできれば、できるんだ!」とB君タイプの子は気が付きます。

A君タイプの子は、問題内容を図にしたからわかったとは思わないんです。だから、自分で、真似して絵や図を描こうという発想に至りません。

自分の力で絵や図を描くこと・問題を「見える化する」ことこそが、考えるために最大のポイントなのに、肝心のその部分は全部スルーしてしまいます。

そして、考えるために絵や図を描くという意識や習慣がないまま今に至ります。その間にも、問題の方は、じわじわとレベルアップし続けています。問題レベルと本人の絵や図を描く力の差が大きくなると、 あの言葉の登場です。「まだ習っていない」

テキストの編集方針を変更しました。

考えるために何をするのか。どんな図を描くのか。あまりにもおそまつなので、 テキストの編集方針を変更しています。

数学のテキストには、各例題に「ノートの見本」「解き方の見本」を入れてあります。

数学が苦手な人・考える力がない人・数学の成績を上げたい人は、この部分を数回書き写して、考え方・やり方・図の書き方を自分の体に染み込まさせることを強くお勧めします。

まずは、「まねる」から始めましょう。

英語の方も、問題が始まる前に、そのページのテーマを数行で短くまとめています。

何をマスターするために、その問題を練習しているのか、時々聞いてみると「何それ?」みたいな顔をする子が多いので、このページのテーマは●●と明確に示してあります。

問題を解き始まる前に、このまとめを読んで、書き写して、何がテーマなのかを明確にしてから問題を解き始めてください。書き写す作業は、家でもできますよね。
 

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