できそうなのに成績がイマイチの子の勘違い

自己最高 目指して子どもたちと励んでいました。

11月のテスト対策。

龍一 : 先生。 他に問題ないですか。
先生 : もう、3回目、 終わったのか。速いなぁ。
龍一 : 1回はやりました。終わったから、他の問題もらいに来ました。
先生 : 繰り返し3回はやれ。3回目は、間違った問題だけでいいから。
龍一 : 先生。3回もやったら覚えちゃいますよ。

先生 : ん? 何? あのな、例えば①の問題の答は3km、②の問題の答は1500円とか覚えるのは、まったく意味ないぞ。いいな。
龍一 : ハイ。

先生 : でもな、①の問題は、○○○だらから、こうこうして、こうやって解く。 ②は□□□だから、ああして、こうやって、ココで△△に気をつけて、こうすればいいと解き方の方法を覚えるんだぞ。いいか?
龍一 : ハァ~。覚えていいんですか。 数学なのに考えなくていいんですか。
先生 : 今、やっていた問題集、持ってきて。
龍一 : 持ってきました。

先生 : 83ページ開いて。2番の(4)と3番の(5)の2題、できるか?
龍一 : ハイ。そのページは昨日やりました。

先生 : じゃ、今、ココでやってみて。 その2題は今回のテストのポイントだから。絶対に出る問題だからね。
龍一 : はい。できますよ。

(数分後)
先生 : どうだ、できたか?
龍一 : あれ、昨日やったのに。

先生 : 龍一。 今まで塾に来る前もいつもこんな感じでテスト勉強していたの?
龍一 : 学校のワークあるじゃないですか。あれ出さないといけないから、あれをまじめにやっていました。
先生 : まじめって?
龍一 : 友達は、みんな答を写してますけど、僕はまじめに自分でやっていました。
先生 : なるほど。
先生 : で、わからない問題があったらどうするの?
龍一 : エッ? それは… 。答え写してました。
先生 : そうか。 龍一。それ、あんまりいい方法じゃないぞ。

龍一 : なんでですか?  答え写したからですか。
先生 : 答えを写したことじゃなくて、できない問題を、できないままにしていること。できる問題をたくさんやっていても進歩しない。いいか、例えば、小1の算数の問題集をココに5冊持ってきて、5冊全部やっとする。それで、お前の力 進歩するか?
龍一 : しません。
先生 : どうしてだ。5冊全部やるんだぞ。
龍一 : だって、小1のことは、いくらなんでも、もう全部できるからです。

先生 : そうだ。 テスト前の勉強も同じだぞ。もうできる問題を何時間やっても進歩はしない。

龍一 : 中3の勉強でもですか。
先生 : もちろん。何年生の勉強だとしても、もうできる問題に、いくら時間をかけても進歩はない。まだ、できない問題をできるようにして進歩だ。1題できるようにすれば1題分の進歩。3題できるようにすれば3題分の進歩だよ。

龍一 : ハイ。

先生 : それで、お前の勉強だけど、ワークのできる問題は自分で解いて、できない問題は、答え写して終わりにしていたんだろ。それで、できない問題は、どうやってできるようになるの?
龍一 : アッ。

先生 : 今も、昨日やった問題が、「アレ?」って止まっちゃうだろう。 学校のワークは、提出日までには終わらせて、絶対に出さないとダメだけど、学校のワークを埋めることで、お前の勉強は終わりになってないか。

龍一 : ワークやるだけじゃダメですか。

先生 : 今、ワーク埋めるだけじゃ、できない問題がそのままになっているんだって気がついたでしょ。
龍一 : ハイ。 本当ですね。

先生 : お前の進歩は、お前のできない問題を一つでも多く解決するところにある。 だから、できない問題を発見したら、できることが確認できるまで繰り返すことが超重要。

龍一 : なんで、繰り返しなんですか。 1回じゃダメですか。
先生 : 1回じゃダメなのは、さっきの2題でハッキリしたよね。 昨日やったのできないから。
龍一 : そうですね。 でも、これは、難しいから。

先生 : ん。 たしかになぁ。 お前は、基本問題はできるようになっているから、その次の問題は、こんな問題だぞ。 当然、少し難しい。

龍一 : なんで繰り返しが必要なんですか? 先生の説明、1回目でわかりましたよ。

先生 : そこがお前の惜しいところだよね。 説明が1回でわかったのはすごい。3回目,4回目の説明で、ようやくわかる人もいるからな。でも、問題はそこだ。ハッキリ言うけど、お前の点数は、その3,4回目の説明で、わかる人より低い。
龍一 : エッ!?

先生 : 人間は慣れていない情報に弱い。慣れていない情報は、なかなか頭の中に入らない。例えばな、AKBの子、先生は誰が誰だかようわからん。時々説明してくれる子いるけど、次の日には忘れている。それは先生がバカだからか?
龍一 : 違うと思います。

先生 : 覚えようと思って、AKBに興味を持って見れば、1日に何回も見れば、覚えられるようになるのよ。でも、時々見るぐらいじゃ、思えられないし、もし思えてもすぐに忘れてしまう。
龍一 : 先生もですか?

先生 : もちろん。 説明が1回で理解できたのはすばらしいことだ。そのこととは別に、いつもできるには、脳に情報を数多く流して脳に慣れさせないとダメなんだ。

龍一 : それが繰り返すってことですか。
先生 : その通り。

龍一 : 今の説明、よくわかりました。脳に情報を何回も流せばいいんですね。やってみます。

伸びそうなのに、なかなかそうならない子によくあるケースです。 話していると理解力もあって、もっと成績がよさそうと感じるのに、イマイチのタイプです。点数が上がるメカニズムに気がついていないんですよね。そして、悪いことじゃないですけど、学校のワークを出すことが、最終目標になってしまっている子によく見られます。勘違いしている点と的確な目標に気がつかせることが大切です。伸びないでいるのが、もったいないケースは、意外なほど多くあります。

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