中2生 1月 始動準備はできたか?

家族で目標を決めました?

冬休み中に家族とどんな一年にするか。 どの高校を目指すか。 相談しましたか。   もし、まだだとしたら、早くも出遅れ組です。 家族と自分の目標をしっかり決めて下さい。

「成績が上がったら~」では失敗する。

毎年、成績が上がったら、考えるという人がいます。しかし、ハッキリ言って、それは間違いです。そんなことでは成績は上がりません。考え方の順番が逆です。

自分はこうなりたい。

自分はこうなりたい。だから頑張ると実行して、初めて成績は上がるのです。上がったら考えるという人は何か大きな勘違いをしています。そんな考え方では成績は今までと同じです。 決意して行動しないと事態は変わらないのです。認識を改めないとスタートする前に負けが決定してしまいます。

失敗する人の考え方

・今、部活が忙しいからできない。  ・部活を引退したらやる。

と考えている。そして、こんな行動をしている。

○疲れたと言ってすぐに寝る。
○勉強と部活の両立の方法を考えない。試さない。
○時々「まずいな」と思っても、行動は何も変わらない。

こんな人たちは、中3の夏以降、どうなるか?と言うと、真剣にやろうとしても、

○勉強の方法がわからない。
○基礎力もない。
○勉強習慣がないのでやろうと思ってもできない。なかなか伸びない。

それどころか、夏以降、考え方がしっかりできて、やり方をマスターした人との差がますます大きくなります。成績が上がる人を見て、自分がイヤになる。そして、ますますイヤになり、ダメになる。

成功のポイント

部活をやりながらも、2年生のうちに、勉強習慣・勉強方法・時間を作るコツを身につける。それが、以降の大きな力となって成績が上がる。

できない人の共通点

一言で言いましょう。科目を問わず、【覚える】を実行できない。

まあ、大体 1.2回やれば「大丈夫」と考えている人が多いですね。そして、1.2回やって、覚えられないと、すぐに諦める。 こんな人達が、成績が良くない代表選手です。

やっても忘れます。それは極めて普通です。 1回やって全部覚えられるなら、君は異常です。病院に行った方がいいかもしれません。人間は、普通、半分以上のことを忘れます。

 脳は、やることがたくさんあって、一つ一つをいちいち全部を覚えていません。だから、脳が「どうでもいい」と判断したものは、どんどん捨てて行きます。そんな中で、何回も、何十回も入ってくる情報は、脳が「重要」と判断して、長期記憶ができる所で覚えるようにしています。脳がそう判断するようになると、暗記物は楽になります。

 ところが、多くの人は、脳みそに、1.2回だけ情報を流して、「駄目だ」覚えられないとやめているのです。これでは、脳は、たまにしか入って来ない情報なので、重要じゃないから覚えなくて大丈夫と判断して、君が頑張って覚えたものをドンドン捨てているのです。

 このような脳の仕組みがわかれば、復習を多くすると頭が良くなることが納得できると思います。自分の脳を上手に使えるようになりましょう。

 やっても覚えられないと、ガッカリして、必要に以上に大きく凹まなくて大丈夫です。「もうヤダ」とか「俺、馬鹿なんじゃね」とか、「やってもしょうかない」とか、考えなくていいんです。 「あれ? 忘れてる。またやるか」とまた回やればいいだけです。

 7回覚えたのに、7回忘れたら、8回覚えます。また、忘れたれ、またやればいいのです。そのうちに、いつまでも覚えている状態になれます。

赤マルつぶし  と  宿題 です。

その考え方を取り入れた方法が、赤マルつぶし(できなかった問題をできるようにすること)です。赤マルがついた問題は、自分ひとりの力で、できるようになるまで何回も復習します。これが勉強の一番大切な所です。

◆ 「間違い直しノート」を作り、できるようになるまで繰り返し、紙に書いて練習する。


◆できたと思ったら本当にできるか、もう一度やってみる。
⇒できない時は、また練習からやり直し。できるようになるまで何回でもやる。この練習が勉強だ。

★注意:「頭でわかる」と「実際にできる」は別なことだ。
★注意:「1回やれば大丈夫」は大間違いだ。
★注意:ながら勉強は絶対に止めろ。

●英語 家でやること

入試対策
①「英語長文」を予定表に従って1週間で1題を確実に進める。
  直しも含めると、ほぼ毎日やることがある。
②毎週の単語テストに合格するために、毎日単語練習をする。

学校対策
①例文暗記練習。シャドーイング 毎日15分程度やる。
②テスト対策問題、英文法テキスト 宿題で出されたページをやる。英文は全文書いて、日本語訳をつける。

ノートの注意

①文法 事項のまとめを作る。
②赤マルの直し方 「○○○だから、□□□になる」という具合に正しい考え方も書く。
ただ直すだけでなくその理由まで書くと上達が早い。

失敗するタイプの人のノート

特徴
●答えの部分だけを書く。⇒英文は全文書いた方がよい。⇒英文の意味も書いた方がよい。
●直しもただ正解だけを書く。もっとひどい人は、直しもしない。

成功するタイプの人のノート

●解答だけでなく意味も書く。⇒自然に単語力・読解力がアップする。
●間違い直しは、後から見てもわかるようにしてある。
●ポイントが整理されている。

数学 家でやること

入試対策
①大問1.2対策を最低5回は繰り返す。

学校対策
① テスト対策問題  宿題で出されたページをやる。途中の計算、考え方や図をかく。
② 赤マル問題つぶし やったものは塾に持ってくる。過去の赤マル問題にチャレンジする。

ノートの注意
①計算問題でも途中の式をしっかり書く。出来ない人ほど途中を書かない・書けない。
②直しは、正しい考え方・図・表まで省略しないで書く。答えだけでは後で役に立たない。
③間違い直しはノートの別な所にもう一度始めからやり直す。まちがいを消しゴムで消すな!

 消さないで赤ペンでなぜ間違ったかのメモを書いた方が学習効果が高い。

失敗するタイプの人のノート

●答えだけを書く。
⇒途中の式がいいかげんになる。⇒考え方が定着しない。⇒途中のどこで間違ったのか調べられない。
●間違いを消しゴムですぐに消してしまう。

成功するタイプの人のノート

●途中の考え方・式を省略しないで書く。
●間違った答えは残して、別の所に間違い直しをする。正しい考え方や注意点を分かりやすくまとめてある。

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