中2前半の上手な作戦・数学
【数学の重要事項関連図】を見てください。
中2前半の最大のポイントは、【連立方程式の文章題】です。「入試によく出るベスト3」にランクインする中2前半で一番重要なところです。
できるようになるには、その基礎にあたる中1の「文字式」「方程式の文章題」の復習や時には小学校の「速さ・割合」の完全理解も必要です。
ところが、5月~6月頃は、中総体の練習で、正直、勉強どころではなくなってしまいますね。でも、大会が終わるとすぐ中間テストです。だから、2月の期末テスト後から、小学校の「速さ・割合」・中1の「文字式」「方程式の文章題」の復習に着手しています。
毎年、中学入学前から、機会をみつけては復習を重ねて、合計4~5回復習するとなんとか形になってきます。でも大半の子は、そこまで時間をかけないからなかなかできるようにならないんです。
学校の授業からフリーになれたこの時期は、絶好のチャンス。特別強化月間で復習に力を入れています。6月の中間テストの連立方程式の文章題で、その成果を確認できます。
特に、「速さ・割合」など、小学校内容が未定着の子は、今後ますますできないことが増えてします可能性が大きいので、この間、テスト前以上に真剣に取り組んでください。
中には、中1の後半の比例・反比例や平面・空間図形の復習を気にする人がいます。たしかに面倒な単元でした。でも、今は少しおいておいても平気です。
なぜかって? 関連表をもう一度見てください。「比例・反比例」の続きの勉強は秋から、「図形」の続きの勉強はなんと中3の秋からです。だから「比例・反比例」の復習は、夏期にやった方が効果的です。 だんだん難しくなってきました。どういう順番で、いつやった方が効果的なのか。そんな作戦も大切です。
中2前半の上手な作戦・英語
関連図を見てください。
中1から、主語+動詞の勉強をしています。この部分を100%マスターしないと、英語はもうこの先、できるようになる見込みはかなり低いです。ゼロに近い低さです。たとえ中3になってもです。
脅かしではありません。 2019年までの教科書では、夏以降に、主語+動詞の後の部分の勉強に入りました。しかし、2020年度からの新しい教科書では、春からもう主語+動詞の後の部分の勉強に入ります。
だから、1年の終了時点までに、主語+動詞がマスターできない人は、どん底になると言っても言い過ぎではないぐらいです。今、マスターしないと 英語は最後までダメな科目になってしまいます。
中1終了までの主語+動詞の理解度を確認してみまましょう。
次の文の( )内から適する語を選び、英文を完成しなさい。
① Jiro ( are, is, am, do, does ) in America now.
② April ( is, has, does, becomes ) thirty days.
③ (Is, Are, Does, Do ) that woman Mrs. Reed or Mrs. Brown?
④ ( Do, Are, Have, Will ) you often use your dictionary?
⑤ Keiko and I ( am, are, is ) high school students.
⑥ What is your mother ( do, does, did, doing ) now?
⑦ Mother (can cooks, cook, cooking, can cook ) well.
⑧ My father ( playing, player, plays, players, play ) tennis well.
⑨ ( Do, Does, Is, Are ) you see him ?
⑩ My uncle ( isn’t, don’t, doesn’t, hasn’t ) drive on Sunday.
⑪ ( Do, Does, Is, Are ) your brother drive a car?
100% できていれば、OKです。2年生の内容に入れます。これからも、いままで通りの勉強で大丈夫です。
90%以下の人は、英語特別教科期間の今、もう1度しっかり復習して、家でも、「英文法①」と「英文法A」テキストを全ページ2回連続100点にして、基礎を完璧にして下さい。
英語は春から、数学は夏から、急激にレベルが上がっていきます。中1で中学レベルでの基礎が終了して、いよいよ本格的な中学の勉強が始まるってことです。
難しくなると言うことは、できる人は、難しいものがわかっておもしろい、楽しいと思えることが増えます。部活で言えば、基礎をマスターして、試合で勝てるようになって嬉しいって感じです。
できない人は、もっともっとわからないことが多くなり、つまらない、面白くないことだらけになります。おもしろくするには、わかって,おもしろくなってくるかどうかは、基礎がマスターできているかどうかで決まります。
基礎はかけ算九九と同じで、100%できないと使い物になりません。小2の頃に、かけ算九九を完璧にできなかった人を知っていますか? 今、その人はどうなっていますか? きっと数学が大嫌いになっているはずです。今、英語基礎が完璧にできていない人は、このままでは、数年後そのようになるということです。
基礎が、100%できると、「勉強もおもしろい」って感じられるようになります。中2で、そうなれるように、この期間に確実に基礎をマスターしてください。 そのためのに、「英文法①」と「英文法A」を完璧・全ページ2回連続100点にします。
春期集中授業
2月期末後からの特別強化月間を継続して、中2の内容を先取りしつつ、上記の課題を徹底的に繰り返します。確実な基礎力をつけて、中2の内容に入ります。「勉強もおもしろい」と感じられる人になってほしいのです。
学校の授業を真剣に聞け
もうすぐ、中学生活の最初の1年間が終わります。もう春先の新鮮な気持ちは完全に薄れ、【中学生】になりましたね。 9月ごろは 、「今、学校で何を習っている」と聞くとすぐに正確な答が返ってきたのに、2月のテスト前の時には、教科書を開いて見せても今、学校でどこを習っているのかわからない人がいました。学校の授業も真面目に聞かないで「平気」でいられる人達は、何かとても大きな間違いをしています。
確認問題の答え
① is ② has ③ Is ④ Do ⑤ are ⑥ doing ⑦ can cook ⑧ plays ⑨ Do ⑩ doesn’t ⑪ Does
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