中学で困らない算数の力をつける 小6 5月

算数と数学はつながっていない。

今、算数は、中学・高校の数学の基礎の真っ直中にいます。

○分数と小数 ○単位量あたりの大きさ ○公倍数と公約数 ○分数の計算 ○百分率とグラフ ○速さ ○比と比の値 ○比例と反比例

と重要分野の学習が続いています。この8分野がしっかり根本から理解できれば、算数,数学の力は、かなり高いものになります。中学・高校と伸びていけます。

小学校の方法は、中学で通用しない!!

例えば、小学校で「800円の20%引きは何円か」という問題は、
800×0.2=160円 800-160=640円と教えます。

これで、正解。○がもらえます。教科書にもこう書いてあります。
でも中1で、この方法では行き詰まます。

例えば、この方法では、「x円のa%引きは何円か」という問題が解けないのです。
まず、(先の問題の解答の800×0.2=160円に相当)

つぎに、(先の問題の解答の800-160に相当)   とここまできて、
「先生、計算できません」となるのです。 たしかに、中1の力では計算できません。ここで行き詰まります。

中学でも通用する算数の力

この問題は、 「800円の20%引き」は、「800円の80%」だから
800×0.8=640円と教えれば、 中学につながります。

「x円のa%引き」は、「x円の(100-a)%」のことだから、
となります。

中1の夏すぎ、秋の始めごろから、「成績が急に下がった」との声をよく耳にします。その背景には、こんなこともあるのです。 それが、冒頭に、「算数と数学は、小学と中学がつながっていません」と言った理由です。

算数が得意だった子が数学が嫌いになるケース

 割とよくある例です。 算数は具体的な計算や数字を扱うため、「見え」るので理解しやすい面があります。しかし、中学や高校の数学になると、抽象的な概念や論理的な考え方が必要になります。論理的に理解することが苦手な子が、数学になると抵抗感や嫌悪感を持つことがあります。

中学で、高校で、その後どう展開していくかを踏まえて、算数を数学で、どのように扱うかまで意識して、中学、高校になっても使える方法で、伸びる方法で、小学最後の1年間を教えていきます。


中学生・高校生まで教えているからわかる、小学生の時に、こんな理解のしかたをしていると、後々になっても伸びていけるポイントをお伝えします。

分数のかけ算

分数に分数をかける計算では、分母どうし、分子どうしをかけ算する

分数のわり算

分数のわり算では、わる数の逆数をかける計算をする。
基礎編が終了してら、以下のレベルに挑戦しましょう。このレベルの計算をよどみなくできる力をつけておくと、中学以降での大きな進歩が期待できます。

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