義務教育9年間の最大の難所が始まる 小5 10月

義務教育最大の難所に入りました

いよいよ勝負所が来ました。ここから先の内容は、「何も今から」の範疇にはありません。以降の習熟度が、中学以降の学習内容の理解度の差になって明確に現れます。具体的にあげれば、算数の分数・小数、単位量、割合、速さ、比 特に単位量、割合、速さ、比の理解です。

小5の夏過ぎからの1年間は、勉強の内容が急激にレベルアップしていきます。しかも、それが中学・高校での基礎部分になりますので、この約1年間の出来具合は長く尾を引きます。 勉強の季節が始まったと認識してください。

「協調性」って?

各種の行事が多い時期です。この時期によくチェックされているのは「協調性」です。

学校では、生活面におけるチェックポイントとして、大変重要視されています。 クラスの中でよく働く子。うまくみんなをまとめていく子。 自分の役割をサッと見つけて実行できる子。集団の中での行動になかなかなじめない子。いろいろと個人差があるようです。

性格的に団体生活に慣れにくい子もいるでしょうが、小学生の高学年ともなれば自分の勝手な都合は押さえて、理性的に行動できるようになってほしいものです。

周囲をかき乱す子や、考えのない言動をしてしまう子が問題とされます。みんなが熱心に頑張っているときに、「まだやるの?」と、それに水をさすような態度を取る子です。

そんな子に比べれば、ふだんは活発でなくとも、黙々と活動に協力している子が、好印象を与えます。 家庭でも、家族みんながひとつの仕事をする。例えば、庭の草むしり,車を洗うなど “共同作業イベント”を頻繁に行ってはいかがでしょう。

そんな場の雰囲気を経験し、親からかけられる励ましの言葉を聞くうちに子どもの中で、“協調性”の芽が育って
いきます。

小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。

平均

学習のポイント:
平均の意味と求め方を完全に理解する。
平均がわかっているとき、平均×個数=合計 の式を使えるようになる。

問題: ひろし君は5科目のテストを受けました。国語,算数の平均点は84点で、理科,社会,音楽の平均点は72点
でした。5科目の平均は何点ですか。

文章問題にきちんと対応できる説明付のノートを作る
式だけではなく、その式で何を求めているかの説明も書くようにすると理解が深まっていきます。それが、問題がむずかしくなった時の対応能力を育成します。

だから、ノートに答えだけ、もしくは簡単な式と答えだけしか書かない子は、著しく伸びが鈍化します。

小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。

単位量

いよいよここからです。小5秋~小6秋の1年間は、義務教育9年間の最大の上り坂です。分数・小数、単位量、割合、速さ、比 これらの単元で、中学以降の成績がほぼ決まります。

けして大げさでも、おどかしでもありません。 第1弾は、単位量です。必ず【対応表】を自分で作って数量関係を理解できるようにしてください。数量関係を理解するにはどうしても必要なツールです。

自分で【対応表】を作ることで、理解が深まります。人につくってもらった対応表で、わかってもまだまだ力不足。それでは、テストで点が取れません。自分の力で、【対応表】が作れる。それが学力です。

やはり、ここでも「わからなくなったらやる」「めんどうだからやらない」は、バカの始まりです。困った時に、普段使っていない方法が使えるはずがありません。普段からいつも使っているから、使えるようになるのです。できそうなのに、結局できるようにならない子がよく陥るパターンです。

問題1 「6個で300円の消しゴム1個の値段は何円ですか」

【対応表】の作り方
〇同じ単位の数をたてに並べる

【対応表】の性質
〇上下の関係は、左右で同じ。

対応表では、 ①,②とも下から上に6倍、上から下に (÷6) ③,④とも左から右に50倍、右から左に(÷50)

問題2:A市:84km2で235200人   B市:57km2で165300人  A市とB市で、面積のわりに人口が多いのはどちらの市ですか。
     
1km
2あたりに何人住んでいるかをくらべればわかります。 そこで1km2あたりの人数を知るために【対応表】を作り、 どんな計算をすればよいか調べます。人口密度も単位量です。

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