みんなちがって、おもしろい
夜、家に帰ってみると、「陰山メソッド 徹底反復音読プリント」なるものがテーブルの上にあった。 「子どもたちに音読させるといいと思って買ってみた。」と妻は言う。
中を見ると有名な文がたくさん載っている。私が子どもたちに覚えさせてきたものもたくさんあった。北原白秋の「五十音」が、表紙の裏にあった。アメンボ赤いなアイウエオというあれである。
私がちょっと声に出して読んでみると、息子は、得意そうに暗唱して見せた。こともなげに言うので、驚いてどこで覚えたのかと尋ねると、毎週月曜日に音読をする時間があったそうで、そのとき担任の先生に教えてもらったそうだ。 確かに、子どもたちはちょっと教えると簡単に名文を暗唱できるようになる。「ちょっと覚えてみよう。」と2年生の娘に金子みずずの「わたしと小鳥とすずと」を私の後を追って言わせてみた。
すずと小鳥と、それからわたし、 みんなちがって、みんないい。
この言葉が私は大好きで、ぜひ、覚えてほしいと思ったからである。
前半は、簡単に覚えたが、最後のフレーズは、「みんなちがって、みんないい。」にならず、「『みんなちがって、仲がいい』がいい。」と、娘は何度もうれしそうに言った。 確かに、それもいいと思った。みんながみんな、違う者同士、仲良くいきたいものだ。
悪乗りして、ほかには?というと、「みんなちがって、おもしろい。」と大笑いして言った。確かに、とてもおもしろい。違う人がいるから世の中面白いよね。 「その言葉、9月のメールにもらった。」と、笑顔で話せた私。夏期講習の疲れが、吹き飛ぶ気がした。
小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。
小数のしくみ
筆算する子が中学生がいます。最近では、当たり前過ぎて驚かなくなりましたが、なんで計算しないとわからないかいつも不思議に感じます。
問題 : 次の計算をしなさい。 ① 3.05+4.955 ② 5-2.73 計算は小数点をそろえる。
わり算の筆算
わり算を「面倒がる」子は、そのままにしておくと、確実に算数嫌いになります。よどみなくスラスラできるまで練習させましょう。
「面倒がる」と思いますが、それを認めてしまうと、このぐらいの複雑さが、処理できる限界ってことになってしまいかねません。
商の見当が、なかなかつけられない子の場合、あまりお勧めの方法ではありませんが、わる数の倍数を書き出しておいてから、わり算にはいる方法があります。見当がつけられずダラダラやっているよりは、効果があります。
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