わり算の達人になる
「算数、大好き!!」2.3年生までは、そんな子が多かったのに、大きな数のわり算あたりから、「算数、大嫌い」な子が急に増えてきます。 わり算は、最初の分岐点になる単元でしょう。
わり算は、他の計算より 手間がかかってめんどうです。 試しに数えてみたら、944÷38のわり算には、スムーズに進んでも、56ものステップががありました。確かに子どもの言う通りめんどうです。
でも、めんどうだからとだからと言って、手数がかかるからと言って、練習の量を減らすと、アッという間に、できない子になってしまいます。
手数が多くて、めんどうだから、時間がかかる。そのせいで多くの子が、練習の量が減り、できなくなるのです。非常に危険な単元です。 練習量の少なさが、命取りになります。
では、どんな練習が効果的でしょうか?
わり算で、子どもが特にめんどうがるのが、
① 仮商の見つけ方
② くり下がりで余りの出るわり算 の2点です。
4年生のわり算では、大きな数をとりあつかうので、 ①の仮商をすぐに見つけられるかが 大きな分岐点です。
だから、今のうちに、②のくり下がりで余りの出るわり算に習熟しておけば、後は①も仮商の発見に専念できます。
めんどうなものは、一つ一つの細かいステップに分解して、確実にすることで解決できます。同時に、2つ3つのことを 解決しようとするから大変になるのです。
わり算を得意にする最強ツール
下記にある問題が、 ②くり下がりで余りの出るわり算の一例です。
手がとまらないスピードで進めるようになるまで 練習すれば、わり算も、さほどめんどうな計算ではなくなります。
更に上を目指すなら、九九のように、見れば答えが浮かぶ ぐらいまで徹底してやると鬼に金棒です。
算数が嫌いになっていく子が増える中、「すごい」と言われる子に成長します。その自信が、さらに子どもを成長させます。



秋は行事が多いので、夏にやる
夏期集中授業では、わり算を中心に授業を進めます。小学校では、普通 秋に学習するのですが、その時期は、いろいろ学校行事が多くて、授業がブツギレになることがよくあります。
ただでさえ練習不足で、つまずく可能性が高いのに・・・。確実に時間が取れる夏休みに、集中的にやったほうが安心です。

小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。
折れ線グラフ
グラフの読み方

①グラフの横軸と縦軸が何を表わしているかを、単位を見て調べる。
上の図の場合
横軸 : 時刻
縦軸 : 温度
②グラフ上の点から横軸の目盛り(まっすぐ下)を読むと「時刻」が分かる 。
上の図の場合は13時 ③グラフ上の点から縦軸の目盛り(まっすぐ左)を 読むと「温度」かが分かる。
上の図の矢印は29度
グラフの書き方


① 横軸を(月),縦軸を(Kg)にする。
② 9月の縦の線の上の26.8kgの点にしるしをつける。
③ 10月の縦の線の上の27.0kgの点にしるしをつける。
④ 11月の縦の線の上の26.4kgの点にしるしをつける。
⑤ 各点を結んで折れ線グラフを書く。

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