数字が大きくなると…
「479×176を計算しなさい」 大きな数のかけ算です。計算方法は、今までとまったく同じです。
しかし、数が大きくなると怖がる子・嫌がる子がいます(お小遣いは多い方がいいのに)。対応方法は、練習量を多くすることです。びくびくした気持ち、おどおどした気持ちを解消して下さい。そのままにしておくと、高い確率で算数が嫌いになります。
計算練習では、正解率のアップ、所要時間の短縮の2点を課題に取り組みます。
1度やってお仕舞いではなく、1回目より正解率・所要時間がいい結果になることを目標にして、2回目、3回目~と数回挑戦する方が効果的です。
計算は練習次第で誰でも、確実に速く正確にできるようになります。根気強く練習させて下さい。
高校・中学で問われる内容は、算数とは少し違う。小学生~高校生までを教えているからこそわかる、考える力を伸ばすポイント・ずっと伸びていけるポイントが身につくように教えています。
ココに注意
「7500×340を計算しなさい」
75×34を計算して、その答に0を3つ付け加えればいいのですが、このような工夫を嫌がり「普通に計算してはダメなの?」と言う子がいます。
さぁ、どう答えましょうか。
答えは「ダメ」です。どうすれば、速く正確に計算できるか?
それを判断する力は、単に計算する力(技能)よりはるかに重要です。
ダンダン難しくなって、考えることが中心になってきた時に、計算に手間取る子は、やがて算数が苦痛になっていきます。計算は、いつでもスラスラできるというレベルまで頑張ってください。
小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。
垂直・平行と四角形
垂直と平行を正確に認識できることが第一歩です。
形をイメージとして定着させるために、図を何度も自分で書くことが一番確実な方法です。
2枚の三角定規を使って、下記の図のような描き方をします。
平行の描き方
垂直の描き方
特に、垂直は、斜めになると認識しにくい子が多いようです。
初期段階では、図でアウとエイが垂直であることに、なかなか気がつかない子がいます。一方向からだけでなく、紙を横にしたり、斜めにしたりいろいろな方向から見ることにトライさせてください。
いろいろな四角形
名称と定義を絶対に覚える
台形,平行四辺形,ひし形を学習します。それぞれの名称と定義を正確に覚えて、自分で図がかけることがポイントです。面積を求めたりすることは、ここでは学習しませんが、どんな形を平行四辺形というかについては、確実に覚えてください。ここでも【言葉】を大切に扱ってください。
台形:向かいあった1組の辺が平行な四角形
平行四辺形:向かい合った2組の辺が平行な四角形
→向かい合った辺の長さは等しい
→向かい合った角の大きさは等しい
ひし形:4つの辺がどれも同じ長さの四角形
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