大きな数の計算、もう怖くない!家庭学習で自信をつける方法(小4)6月

こんにちは!合格屋マックスです。
雨の日が多くなり、家で過ごす時間が増える6月。
お子さまが机に向かう時間も少しずつ増えてきたのではないでしょうか?

小学4年生の算数はぐっと複雑

小学4年生の算数では、わり算の筆算、そして大きな数の掛け算・割り算など、ぐっと複雑な内容に入っていきます。

たとえば──
「479 × 176 を計算しなさい」

こんな問題が出ると、
「えっ、ムリかも…」
「やりたくないな…」
と思ってしまうお子さんも多いものです。

「今まで順調だったのに…」と不安になる保護者の方もいらっしゃるでしょう。

でも、ご安心ください。
大きな数の計算は、一見むずかしそうに見えても、基本的な計算の積み重ね
つまり、正しい方法で繰り返せば、誰でも必ずできるようになるのです!

今回は、ご家庭でも取り組める効果的な学習方法と、合格屋マックスでの成功例をご紹介します。


なぜ大きな数は「怖い」?

お小遣いなら金額は大きい方が嬉しいのに、算数になると「大きな数=難しい」と感じてしまう…。
これは、「数字が大きい=難しそう」という思い込みと、「うまくできるかな…」という自信のなさが原因です。


解決のカギは「量」より「回数」!

この不安を取り除く方法は、とてもシンプルです。

“適切な方法で、繰り返し練習すること”

大切なのは「どれだけ解いたか」ではなく、どういう方法で、何度練習したかです。


家庭学習で効果を出す3つのポイント

✅ 1.「なぜそうなるのか?」を理解させる

ただ手順を覚えるだけでなく、計算の仕組みを視覚的に理解させることが大切です。
図や具体物を使いながら、筆算の意味を伝えましょう。

たとえば、「12×34」は、
→「12を10と2に分けて、それぞれに34をかけてから足す」という考え方。
こうすることで、大きな数でも仕組みは同じだと気づくことができます。


✅ 2.「正確さ」を大切にする

最初はスピードよりも、ていねいさ・正確さを意識させましょう。

ある生徒は、最初はケアレスミスが多く計算に自信がありませんでした。
しかし、毎日5問だけ集中して、正しく解く練習を続けた結果、テストでも堂々と問題に取り組めるようになりました。


✅ 3.「できた!」の経験を積み重ねる

小さな成功体験の積み重ねが、やる気と自信を育てます。
「昨日より速くできたね!」「難しい問題も自分で解けたね!」
など、結果ではなく努力や成長を褒めてあげることがカギです。

私は、子どもたちの進捗を記録しながら、小さな成長も見逃さずフィードバックしています。
算数が苦手だった子も、「わかる!」「できる!」という体験を重ねていくうちに、どんどん前向きになっていきます。


合格屋マックスの指導例

教室では、「楽しさ」と「達成感」を大切にした取り組みを行っています。

🟢 スピードアップチャレンジ

毎日1枚、マス計算形式の練習プリントに取り組みます。
記録タイムをつけて、少しずつ短くなっていくことで、子どもたちのモチベーションもUP!
「今日は昨日より10秒早かった!」という達成感が自信につながります。


🟢 タイムトライアル(週1回)

お友だちとタイムを競う「計算チャレンジ」では、上位3名を表彰することで、子どもたちのやる気を引き出します。
ゲーム感覚で楽しく続けられるから、継続力もつきます。


🟢 個別対応によるサポート

一人ひとりの「つまずきポイント」に合わせて、教材も指導方法も調整します。
「大きな数の計算が怖くない」状態をつくることで、お子さま自身が「できるようになった!」と実感できるようになります。


保護者の皆さまへ

「やればできる」──
そんな経験を、小学生の今のうちにどれだけ積めるかが、
この先の学年での大きな土台になります。

やればできる。
それが自信につながり、自己肯定感につながり、
「自分はやればできる子だ」と思えるようになります。

でもこれは、やってみて初めてわかることです。
やらなければ、決して手に入らない感覚です。

この感覚を持てた子だけが、本物の学力と本当の成長を体現していくのだと、私たちは信じています。

やればできる。
それが本当なら、やらせてあげましょう。できたという感覚を、成功体験を。
それは、お子さまにとって、一生ものの財産になるかもしれません。


まとめ:やればできる。それが一生の力になる

大きな数の計算が苦手でも、大丈夫です。
適切な方法で、少しずつ、毎日練習していけば、必ずできるようになります。

今日の努力が、
「算数は好き!」「できるようになった!」という未来の自分につながる

ご家庭でも、ぜひ1日1回、シンプルな練習プリントに取り組む時間をつくってあげてください。
お子さまの「できた!」という笑顔が、明日の力になります。


鶴ヶ谷教室  ☎252-0998
989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  ☎295-3303
983-0836 宮城野区幸町3-4-19

マックス動画教室

電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30

<算数教室>

ココに注意

「7500×340を計算しなさい」

75×34を計算して、その答に0を3つ付け加えればいいのですが、このような工夫を嫌がり「普通に計算してはダメなの?」と言う子がいます。

さぁ、どう答えましょうか。

答えは「ダメ」です。どうすれば、速く正確に計算できるか?

それを判断する力は、単に計算する力(技能)よりはるかに重要です。

ダンダン難しくなって、考えることが中心になってきた時に、計算に手間取る子は、やがて算数が苦痛になっていきます。計算は、いつでもスラスラできるというレベルまで頑張ってください。


小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。

垂直・平行と四角形

垂直と平行を正確に認識できることが第一歩です。

形をイメージとして定着させるために、図を何度も自分で書くことが一番確実な方法です。
2枚の三角定規を使って、下記の図のような描き方をします。

平行の描き方



垂直の描き方


特に、垂直は、斜めになると認識しにくい子が多いようです。

初期段階では、図でアウとエイが垂直であることに、なかなか気がつかない子がいます。一方向からだけでなく、紙を横にしたり、斜めにしたりいろいろな方向から見ることにトライさせてください。

いろいろな四角形

名称と定義を絶対に覚える
台形,平行四辺形,ひし形を学習します。それぞれの名称と定義を正確に覚えて、自分で図がかけることがポイントです。面積を求めたりすることは、ここでは学習しませんが、どんな形を平行四辺形というかについては、確実に覚えてください。ここでも【言葉】を大切に扱ってください。

台形:向かいあった1組の辺が平行な四角形

平行四辺形:向かい合った2組の辺が平行な四角形
→向かい合った辺の長さは等しい
→向かい合った角の大きさは等しい

ひし形:4つの辺がどれも同じ長さの四角形