「めんどうくさい」は危険信号! 小4 5月

成績不振への道 めんどうくさい

わり算は、四則の計算の中で、子どもが一番めんどうがる計算です。そこで、ひとつの指標を示しておきます。 子どもが「めんどう」と言い始めたら、それはできなくなる前兆です。覚えておいてください。

初めは「できない」,「わからない」ではなく、「めんどう」と言い始めることが普通です。 「めんどう」をそのままにしているとあっと言う間に、「できない」「わからない」になります。

子どもが「めんどう」と言い始めたら、対策が必要です。 確かに、わり算は、他のたし算,ひき算,かけ算に比べて操作が複雑で、手間がかかります。でも、ひとつひとつは、難しいわけではありません。手間がかかるから「めんどう」なのです。

しかし、そのままにすれば、練習不足が原因で、「めんどう」が本当の「できない」「わからない」に変わることは、時間の問題でしかありません。 成績不振の道を突き進み始める子が、このあたりからハッキリ出てきます。

時間をかければできる

その次に心配な子は「時間をかければできる」という子です。計算ができるとは、エンピツが止まらないスピードで、進んでいくことです。 計算の途中で、5秒 エンピツが止まれば、計算の力にまだまだ問題ありです。

計算は、どんな子でも、練習で必ず速く正確にできるようになります。 計算の遅い子、苦手な子は、今のうちに徹底的に計算練習をしましょう。毎日10題程度を、かかった時間を記録しながら繰り返します。

毎日やると効果が上がります。 計算がたどたどしいのに、算数の文章問題が得意なんて子はいません。計算でまごまごしている子は、文章問題が出てくると、算数がとても嫌いになってしまいます。

100マス計算の方法

ご存じの方も多い100マス計算です。もう20年以上前からお勧めしています。こんなに有名になってビックリしています。小学生の計算力アップには効果があります。 ただしこの練習は万能ではありません。あくまでも計算力のアップのための練習です。

算数のすべての力がUPするかのようなテレビ番組がありますが、それはちょっと・・・・という感じです。念のために。

100マス計算

1.左上隅に+、-、×、÷の記号を入れる。
2.左端と最上欄に任意の数を書き入れる。
3.子どもは、両者の数の交錯したマス目に答を書く。
4.時間の記録を取りながらやる。
5.100マスが大変な場合は、25マスから始める。 (市販の問題集もあります。無料で使えるアプリもあります)

小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイントをご説明します。

わり算の筆算

わり算を「面倒がる」子は、そのままにしておくと、確実に算数嫌いになります。よどみなくスラスラできるまで練習させましょう。 今はまだ、わる数が1桁ですが、秋以降は2桁になります。1桁でスラスラできるようにしておかないと、確実につまずきます。

「時間をかければできる」はできるとは言えません。計算ができるとは、エンピツが、止まらないで、進んでいくことです。計算の途中で、7秒もエンピツが止まるようでは×です。 計算がおぼつかない子は、今後必ず行き詰まります。しかし、計算は練習で絶対に早く正確にできるようになります。毎日、練習して下さい。

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