学力アップNo,1 2024
2024年度中3生の7月と8月の志望校判定テストの結果を比較すると、全体の平均で+5.5ポイントアップしました。夏の間に、これぐらいのアップがあった子は、秋から冬にかけてさらに成績を伸ばす傾向があります。この調子で頑張り続けましょう!
しかし、短期間で詰め込んだ分、やりこみがまだ不足している場合もあります。浅い理解のままでは成績が下がる恐れもあるため、継続的な努力が重要です。ここで油断せず、しっかり取り組んでいきましょう。
一方で、少し結果が伸び悩んだ生徒もいます。自分が何を改善すべきかを明確にし、次のテストに向けて取り組むことが成長の鍵です。改善するチャンスは、まだまだあります。
次にやるべきこと:理社を固め、英数で伸ばす
判定テストの結果表を見て、志望校の合格ラインを上回る偏差値が理科と社会で出ている場合は、合格戦略の第1段階をクリアしたと言えます。理社が強いと合格の可能性が高まりますが、今後は合格後も見据えて英数を強化することが必要です。
英語の長文は、継続的な取り組みがカギです。1週間に1〜2題ずつ解いていき、50題を超える頃には英語の成績が上昇してきます。数学は、関数対策にしっかり取り組んでください。
一方、理社の偏差値がまだ志望校の合格ラインを超えていない人は、理社の暗記を強化しましょう。繰り返し書くことで暗記が進みます。回数を重ねれば、自信もついてきます。
モチベーション維持と保護者のサポート方法
お子さんが勉強を継続できるよう、モチベーションを維持することが大切です。以下の具体的なサポート方法をご紹介します。
まず、小さな目標を設定しましょう。「今週は英単語10個を覚える」「理科の公式を3つ覚える」といった達成しやすい目標を立て、お子さんと一緒に進めていくと効果的です。
目標を達成したら、小さなご褒美を用意しましょう。例えば、おやつを一緒に食べたり、好きなゲームをする時間を設けたりすることで、努力が報われる感覚を持たせることができます。努力に対する報酬があれば、次のステップへの意欲も湧きやすくなります。
さらに、学習が計画通りに進んだ場合、親子でリラックスできる時間を設けるのも一つの方法です。例えば、10日間計画通りに学習を続けられたら、親子でカラオケや映画など、楽しさをプラスすることで勉強が楽しくなります。
夕食前と後の学習ステップの具体例
この時期、中3の内容と中1・中2の復習を同時に進める必要があります。具体的には、以下のような学習スケジュールをおすすめします。
- 夕食前の2時間: 中1・中2の復習を進め、夏期テキストを完全に自分のものにする。
- 夕食後の2時間: 中3の内容に取り組み、その日に習った内容の理解度をチェックします。特に間違えた問題はもう一度解き直し、どこでつまずいたのかを確認しましょう。
この時間帯をしっかりと有効活用し、お子さんの成績アップに役立ててください。
小さな成功体験を一緒に喜びながら
中3の秋は、一番厳しい時期です。まだ具体的な受験校が決まっていない生徒も多く、不安を抱えているかもしれません。だからこそ、小さな成功体験を重ねることが大切です。お子さんが少しでも成果を出したら、一緒に喜んであげてください。その一つひとつの達成感が、受験勉強へのモチベーションとなります。
<Max レジェンドクラブ since1992>に名前を刻もう!
「Max レジェンドクラブ」は、受験生として頑張った証です。9月以降の判定テストで「自己最高偏差値を2回以上更新」し、志望校に合格することで、レジェンドクラブ入りの資格を得られます。
エンブレムを授与された生徒たちは、自分の努力に誇りを感じ、達成感を味わっています。実際にレジェンドクラブに入った生徒は、「頑張って良かった」「この経験が今の自分を支えている」と話してくれます。特に、エンブレムは彼らの自信の象徴となり、誇りに思ってくれているのです。
先日、10数年前の教え子に銀行で声をかけられました。彼もまたレジェンドクラブの一員で、「中3の時に本気で頑張った経験が、今でも自分を支えている」と語ってくれました。その時のエンブレムは今でも彼の誇りだそうです。
保護者への応援メッセージ
保護者の皆様、お子さんと一緒にこの大切な時期を乗り越えましょう。お子さんの頑張りをしっかりと見守り、励ましてあげてください。小さな成果を積み重ねることが、大きな自信と結果につながります。私たちも全力でサポートしていきますので、一緒に合格の喜びを共有しましょう!