オレの授業 おもしろいか

先生の授業 おもしろい。

父母面談でも 「ウチの子が、先生の授業わかりやすいって言ってます」なんて言われると、ご満悦! 「○○先生よりイイ」なんて言われると、喜び倍増、たまりませんでした。

でも、実は、 これではまったくダメだったのです。

成績を上げるポイントの核心部分には、まったく届いてもいなかったのです。 わかりやすい説明は、ただのプロローグでしかなかったのです。

これに気がつくのに、ずいぶん時間がかかりました。 わかりやすいだけでは、成績は上がらない。問題の核心部分は、「成績が上がる」「子どもが変わる」ために何が必要かです。

「わかった!」と言っても、終わらない。

説明した後、「わかったか?」って聞いて、子どもが「わかった!」と言っても、絶対にこれだけでは終わらない。

子どもが言う「わかった」の意味が、今では正確に理解できたから。 「じゃあ、自分で、解いてみよう」と同じ問題を今度は、自力で解くことを求めるのです。 まぁ、スラスラ解いてくれるのは、ほんの一握りの子だけ。

「わかった」と言ったのに、 「 ? ? ? … 」。

これが、普通です。特別理解が悪い訳でも、不正直な訳でもありません。 子どもの「わかった」は、「話はわかった」であり、「できるようになった」ではないからです。

「話はわかった」と「一人でもできるようになった」この違いは、相当にやり込んだ子でないと、持っていない感覚です。 口では、一人前のことを言うようになった子どもたちですが、ここの所は、こちらがしっかりと見極めないといけません。

これに気がつくのに、時間がかかりました。

だから今は、

1つの例題でも、小分けにしてポイントを説明して、「ハイじゃ、ここの長さを計算してみて」と子どもの手や頭を動かして、 さらにノートを見て、内容を確認しながら、一つ一つ進みます。

そして、ようやく1題の例題の説明が終われば、今度は、すべて自力で「解く」ことを求めます。「わかった」を「できる」に変えます。 その後は、名物の100点ドリル(2回連続で100点を取るまで繰り返し)で、初めて、できるようになったと認めています。

ここは、嫌がられても、時間を延長してでもやる。ここで引いてしまってはダメなのです。 当然、子どもたちはいろいろ手を変え、品を変え抵抗してきます。だから、私は、この人、言い出したら絶対に聞かないオーラをバンバン出しながら、

「何、もっとやりたい。そうか、まだ足りないか」 「よし。もっとやるぞ~」

って、対応します。この練習を徹底しないと、成績は上げられません。

鶴ヶ谷教室  ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19

マックス動画教室

電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30