新学期です。 【勉強の方法】の話をもう一度。
よくあるシーン1
「今日は、無理数という新しい数を習います。どんな数かというと…」 とホワイトボードに説明を始めると、 「先生、それ書くんですか」と聞いてくる人がいます。 最近では、私の方が学習してしまって、 「これは書きますよ」と事前に言う癖がついてしまいました。それでも、「えっ。書くの?」って声が聞こえてきます。よくあるシーン2
提出してもらう宿題は、ルーズリーフで出してもらっています。 採点・添削して返却、その後、間違い直し。 間違い直しが終われば、最初のルーズリーフはもう用済みですから 捨ててしまっても問題ないでしょう。 でも、これも取って置くように言っています。 受験生は、入試の前に、自分が使ったルーズリーフを重ねて写真をとります。その厚さが自信!!



よくあるシーン3
できたと子どもがノートを持ってきます。 採点を見ていて、×がつくと、間髪いれずに「何で!」。 「主語は何だ。主語が何かを考えて、もう1回直して来い」 直してまた持ってきました。 また、×です。「何で!」と絶叫。 「どうしてisにしたの。その理由は何?」と聞くと、「さっきは、amで間違ったから」「英語のルールに従った説明をしてみて。」と言うと、「英語のルールってなんですか?」 「isは、どんな時使うの?」「主語が三人称単数のとき」「そうだよ。今 主語は何だ?」「Mike and I です。」「正解。それは単数か複数か?」「マイクと私で、二人いるから複数です」「主語が複数だったら、be動詞は何を選ぶの? 」「areです」 「その通り。そういうふうにルールに沿って考えるの。勉強ってルール通りに考えることができるかどうかが最大のポイントなの。amで間違いだったから、じゃisってやり方は、全く勉強になってない。そんなやり方してたら、上がらないよ。一番大切なことをやっていないんだから」 「ダメなんですか。当たればいいじゃないですか」「ダメ。理由がわからないと絶対にダメ。 どうして、こうなるのか、それがわからないとまったく意味がないから、理解がないから進歩もない。」 「そして、お前の『何で!』は、自分の考え方のどこに間違いがあるのか?という意味で、 『何で!』と言っているんじゃないよね。 ただたんに○じゃないことに対して、『何で』と言っているでしょう。」「みんなそうじゃないんですか。」とまぁ こんなやり取りを、多くの子とするわけです。「勉強のやり方がわからない」
「勉強のやり方がわからない」は、以前は、ほとんどの場合、言い訳でしたが、でも、今は本当の話です。 お父さん、お母さん、思い出して見てください。 子どもの頃、言われなくても、 板書ぐらいはノートに書いていたでしょ。でも、今はそこから言わないといけません。 わからないところを、説明してもらったノートを捨てて帰って、その後、どうするつもりなのか? 後から、わからなくなったときに、何を見て思い出すつもりなのか? 「なぜ、こうなるのか」よりも、○がつけば、「もうわかった。大丈夫。」 こんな捉え方が、「勉強のやり方がわからない」という子たちの考え方・感じ方です。 わからない・できない問題には、 考え方・やり方・理由がわかる「間違い直しノート」を作る。 そのノートを、できるようになるまで繰り返す。 これが、「勉強のやり方」【勉強の形】です。 そして、【勉強の形】が、行動になってこないと、成績はなかなか上がりませんし、 【自分でやれる子・考える子】には育ちません。【勉強の形】から
と言うわけで、【勉強の形】からやっていくことになります。 しかも、 この種類の問題は、やり方を示して、このようにやれと 言っても、「ハイわかりました」と、スンナリと上手くすすむというものではありません。喩えて言うなら、自転車の乗り方や泳ぎ方のようなものです。 「こうやってこうやるの。いい。わかった。」「ハイ。わかりました」では、解決に至りません。 実際に、手とり足取りして、同じ時間を共ににしながら、 時に励まし、時に叱咤して、時に褒めて、時に一緒に喜んで やっていかないとなかなか当たり前のこととして身につきていきません。 めんどうくさいし、すぐに気持ちも折れちゃうし。だから、同じ時間をその場に共にいることが必要なのです。 時間を惜しんではダメなんです。Maxの授業が、時間から時間で「ハイおしまい」にはならないのはこのためです。それでは 、「勉強のやり方がわからない」子の生活が変わりませんから。 特にテスト前や受験生には、いい機会なので思いっきり時間をかけます。 参考までに、うまく動き始めた子のノートの例です。この子の場合は、 何度も間違えた問題の解き方を「やり方」としてまとめています。


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