合格演習期間中の注意点

合格演習が始まりました。

実際の入試問題に向き合うと 【難しい】と感じる人が多いはずです。どの科目も、やたらに文が長い。本当に、隅から隅まで、それも、細心の注意を払って 読まないと、条件を見落としてしまう。  

 習った直後の単元テストとは全然違う。もちろん、模試とも、似ているようで深みが違います。だから、苦手な人は、ものすごく苦戦してしまうことがあります。 実際、模試の半分ぐらいしか点が取れない なんて人もいます。  

 特に、問題をよく読まないで、 問題の見た目や形で、やってきた人は、 痛い思いをしているはずです。   問題が何を言っているのか、 1つ1つ確認して、答えを書く前に、もう一度確認して 進んで行かないといけません。  

 問題が長いと言うことは、 逆に言えば、その文の中にヒントが たくさん転がっているということです。だから、その特徴を逆に利用して、 1点でも多く取れる Maxのマル秘テクニックを 今、練習しているのです。  

 ポイントをつかみ、絶対に +アルファの点が取れる技術を絶対に自分の物にしてください。当然ながら過去問は、 以前は「本番」だった問題です。 だからボリュームに対応するための時間配分や緊張感もリアルです。笑顔で入試から帰って来れることを想像しながら、 頑張っていきましょう。+アルファの点を取るその方法は、絶対に秘密ですよ。

心配なことが1つあります。

 過去問演習を始めると、こんな落とし穴があります。 今、過去問演習で、 どうやって1点でも多く取るかというアウトプット中心の練習をしています。 それは、他の人たちに差を付けるのに、重要なのですが、でも、頭の中に何も入ってなければ その技術があってもなかなか点にはならないのです。  

 過去問をやっていると、今までより緊張感があります。直しをしながら、「わかった」と 充実感もあります。ですが、勉強本来の頭の中に入れる インプットが疎かになることが、 過去問演習を始めるとよく起こります。  

 その点が心配なのです。過去問で、できなかった問題を復習するのは当然ですが、過去問をやっていて、「あの単元が弱いな」とか、「あの問題、出てほしくないな」と感じることがあると思います。  

 それがとても大切な気づきです。すぐに対応すれば弱点を克服でき合格にますます近づきますが、そのままほおっておくと 大変なことになります。  

 問題文からヒントを読み取る技術はあくまでベースとなるインプットが あってこその話で、単元ごとのインプットがなくてもどうにかなる魔法の杖ではないのです。 インプットはスポーツで言う身体づくり、Maxが今、教えているテクニックは、 その身体を本番で機能的に動かすための方法です。  

 基礎があるのに、うまく使えていない人には有効ですが、そもそも基礎が整っていなければ、テクニックを駆使しても効果はないのです。 だから何年間も基礎練習や走り込みをして 基礎体力と基本の型を身に付けるわけですよね。 この話はスポーツ系の部活をやっている人はイメージしやすいのではないでしょうか。  

 勉強だって同じなんですよ。インプットが弱いことに気づいた問題や単元は、基礎づくりから再スタートです。関連分野の 夏テキストや秋テキスト,冬テキストに戻って、 100点ドリルを仕上げます。  

 きちんと継続的に勉強をしてきたように見えても、なんとなく集中力が欠けていた時期や、学校行事で身が入っていなかった時期は意外と誰にでもあるものです。だからできるだけ早く、自分の中でインプットが甘い単元をあぶりだしてください。「合格演習」はその最後の機会でもあるのです。

 「ヤバイ」「あれ、いやだな」「分からない」と 感じた問題をそのままにして、 本番を迎えないようにしましょう。 カバーできていない分野があるままでは、 本番がギャンブルになってしまいます。本番で、インプットが足りない分野が多く出たら・・・  

 ちょっと想像すると恐ろしくないですか。本当にヤバイ結果になってしまう前に、 気が付いた弱点、今すぐに復習する。   「やれることは、すべてやった」と 本番の日を迎えられるように 最後の最後まで前進していきましょう。

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