「わかりやすい」だけでは成績は伸びない!?

「わかりやすい」だけでは成績は伸びない!?

~“できる”に変える、本気の授業~

「先生の授業、わかりやすい!」「おもしろい!」
子どもたちからそんな声が聞こえてくると、自然と嬉しくなります。
保護者の方から「うちの子が先生の授業をすごくわかりやすいと言っていました」と言っていただけるのも、指導者冥利に尽きる瞬間です。

けれど、あるとき気づきました。
「わかりやすい」だけでは、成績は上がらないのではないか。

授業が楽しくても、いざテストとなると点数が伸びない…。
その原因は、「話が理解できた」だけで終わってしまっているからでした。


「わかった!」からが本当の勝負

子どもが「わかった!」と答えてくれても、そこで安心することはありません。
なぜならその「わかった」は、「先生の説明は理解できた」という意味であって、「自分一人で解けるようになった」とは限らないからです。

例えば、図形の長さの求め方や、方程式の解き方を説明したあと、「じゃあ、ここを自分でやってみよう」と声をかけます。
すると、多くの子が手が止まってしまいます。これは珍しいことではなく、自然な反応です。

ですから授業では、問題を小さなステップに分けて確認し、手を動かしながら、思考の流れを整理するトレーニングを大切にしています。
ノートの取り方にも注意を払い、きちんと見直しができるようサポートします。


自信を育てる「100点ドリル」

そして、仕上げはMax名物の「100点ドリル」。
これは、同じ単元の問題に繰り返し取り組み、2回連続で100点を取るまで続ける練習ドリルです。

正直に言えば、子どもたちは簡単には「できる」ようになりません。
途中で悔しそうな顔を見せたり、「もういいじゃん」と言ってしまうこともあります。

でも、そこを一緒に乗り越えるからこそ、「やればできた!」という自信が生まれるのです。
「自分で解けた!」という実感が、成績の伸びと心の成長につながっていきます。


私たちが何より大切にしていること

Maxでは、「わかりやすい授業」からスタートし、「できるようになるまで導く授業」へとつなげていくことを最も大切にしています。

子どもたちの力は、丁寧に向き合えば必ず伸びていきます。
私たちは、どんなときもあきらめず、一人ひとりの力を信じてサポートし続けます。


最後に ~保護者の皆さまへ~

お子さまが「わかる」から「できる」に変わる瞬間には、
努力の積み重ねと、それを支える環境が必要です。

私たちは、ただ教えるのではなく、
“やりきった自信”と“学ぶ楽しさ”を実感できる授業を提供したいと考えています。

「ここで学んでよかった」
そう思っていただけるよう、これからも真摯に、お子さまと向き合い続けます。
どうぞ、今後とも安心してお任せください。

鶴ヶ谷教室  ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19

マックス動画教室

電話でのお問合せ AM10:30~PM22:30

オレの授業 おもしろいか

先生の授業 おもしろい。

「先生の授業わかりやすい」 「おもしろい!」 以前、こう言われるのがとてもうれしかった。「やっぱり、おもしろいか、オレの授業」ってね。大満足。

父母面談でも 「ウチの子が、先生の授業わかりやすいって言ってます」なんて言われると、ご満悦! 「○○先生よりイイ」なんて言われると、喜び倍増、たまりませんでした。

でも、実は、 これではまったくダメだったのです。

成績を上げるポイントの核心部分には、まったく届いてもいなかったのです。 わかりやすい説明は、ただのプロローグでしかなかったのです。

これに気がつくのに、ずいぶん時間がかかりました。 わかりやすいだけでは、成績は上がらない。問題の核心部分は、「成績が上がる」「子どもが変わる」ために何が必要かです。

「わかった!」と言っても、終わらない。

説明した後、「わかったか?」って聞いて、子どもが「わかった!」と言っても、絶対にこれだけでは終わらない。

子どもが言う「わかった」の意味が、今では正確に理解できたから。 「じゃあ、自分で、解いてみよう」と同じ問題を今度は、自力で解くことを求めるのです。 まぁ、スラスラ解いてくれるのは、ほんの一握りの子だけ。

「わかった」と言ったのに、 「 ? ? ? … 」。

これが、普通です。特別理解が悪い訳でも、不正直な訳でもありません。 子どもの「わかった」は、「話はわかった」であり、「できるようになった」ではないからです。

「話はわかった」と「一人でもできるようになった」この違いは、相当にやり込んだ子でないと、持っていない感覚です。 口では、一人前のことを言うようになった子どもたちですが、ここの所は、こちらがしっかりと見極めないといけません。

これに気がつくのに、時間がかかりました。

だから今は、

1つの例題でも、小分けにしてポイントを説明して、「ハイじゃ、ここの長さを計算してみて」と子どもの手や頭を動かして、 さらにノートを見て、内容を確認しながら、一つ一つ進みます。

そして、ようやく1題の例題の説明が終われば、今度は、すべて自力で「解く」ことを求めます。「わかった」を「できる」に変えます。 その後は、名物の100点ドリル(2回連続で100点を取るまで繰り返し)で、初めて、できるようになったと認めています。

ここは、嫌がられても、時間を延長してでもやる。ここで引いてしまってはダメなのです。 当然、子どもたちはいろいろ手を変え、品を変え抵抗してきます。だから、私は、この人、言い出したら絶対に聞かないオーラをバンバン出しながら、

「何、もっとやりたい。そうか、まだ足りないか」 「よし。もっとやるぞ~」

って、対応します。この練習を徹底しないと、成績は上げられません。