英語を得意にする方法
英語を得意にします。 中学では、自信のある科目・高得点が取れる科目がない子は、 次第に、頑張らない子・頑張れない子になっていきます。だからこれから本格化する英語は、絶対に得意科目にして、頑張れる子・進歩する子になってほしいのです。
「英語ができる」ではなくて、「勉強ができる」といっている点がポイントです。英語ができるようになるために、 英語を始める前に、手に入れるものが2つあります。
1月~3月は、その2つのものを頭の中に入れる準備作業をしていきます。この2つが頭の中に入れば、準備OK。 先月のメールでは、この2つをまとめて「英語を覚える頭」と表現しました。
「英語を覚えられる頭」を作る
2つの内容をお話しします。いきなりですが、February これ読めますか? そして、覚えられますか?
読み方がわからない。意味もわからない。そんなの覚えられないじゃん。そう思った人は、正解です。英語が、イヤ勉強ができるようになる可能性大です。
①音とスペルの関係を知る
例えば、5984371,2764895 と数字を並べて、それを全部正確に暗記する。つらい作業ですね。意味もないですね。
同じように、英語が初めての人にとっては、February なんて読むのか、まったくわかりません。読めないまま覚えても意味がありません。 第一、覚えられません。
まず、なんとか読むことがスタートです。 読めないのにそのまま進んだ人や、 読めないのに覚えようとした人、 みんな、英語が嫌いになっています。当たり前です。そんなの勉強でも何でもありません。 初めての英単語は、まず、間違ってもいいので、自分で見当をつけて読んでみることです。じゃどうやって、見当をつけるのか?
フォニックスを教えます。
アメリカやイギリスでは、初めての単語を読むための当たり前の方法です。フォニックスって何?
②書いて発音して覚える
フォニックスがわかってきたら、今度は書くことに挑戦します。 これもいっぱい書いてください。書けば書くほど上手になります。ただ書くより、口で発音しながら書くと覚えやすくなります。
小学校の時、たくさんの事を暗記したことがありますか? 中学校の勉強は、英語だけでなく他の科目も小学校より難しくなります。 何が難しくなるかというと、先ず言葉です。難しい言葉が、たくさん出てきます。その言葉を、覚えるのが勉強のスタートです。
英語だけでなく、他の科目の言葉も覚えるときは、口で言いながら書いて覚えます。それが中学生の一番強力な勉強のやり方です。
書かないで、ただ見て覚えようとする人がいます。勉強した気分にはなるかもしれません。成績が上がらない典型的なダメな方法です。 英語のスタートのときに、成績が上がる勉強方法を覚えてください。中学では、覚える力が一番大切です。
英語を得意にする予定表
● 1月~2月 フォニックスを覚える。 英語の音とスペルの関係をインプットして、英語脳を作る。
● 3月~4月から最初のテストまで 初めてのテストは6月です。アルファベットの読み書きと簡単な英単語と英文が中心です。比較的簡単なので心配はいりません。100点が取れます。
注意が必要な点は、「文のはじめは大文字で書く。」「文の終わりはピリオドをつける。」です。平均点は80~90点ぐらいでしょう。 このテストで「英語はかんたん」といい気になって勉強をサボる人が出ます。これでは絶対にダメです。
勉強の方法
単語と簡単な文の練習をします。教科書は何回も音読しましょう。スラスラ読めるようにしましょう。読めるようになったら、次は書けるようにすることです。書くのが面倒だと感じる間は、まだまだ大丈夫ではありません。書くのが面倒でなくなれば、大丈夫です。これで得意になれます。
● 前期の期末テストまで。 夏休みが終わると9月には、2回目のテスト・前期の期末テストがあります。 この頃には、覚える単語が増え、英語のルール(文法)の勉強も本格的になります。 夏から秋にかけての内容が、中学英語で一番重要な時期です。
中3生でも英語が苦手な人は、なんとびっくり。中1の夏から秋に習ったことができないのです。 夏期講習に来る中3生の中には、中1夏のテキストの問題も解けない人がいます。
それぐらい、中1夏から秋の内容は、子どもの英語の力を決定します。ここを乗り越えると、英語はいつもいい点がとれる科目になります。「英語は得意」と言えるようになりましょう。勉強へのハードルが下がった子になれます。
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