小5の冬こそチャンス!“続かない子”が変わる できる子スイッチの入れ方 小5 12月

「続かない」「すぐ飽きる」が“できる子スイッチ”に変わる魔法の声かけ

—— 小5の冬が、お子さんの成長の分岐点です ——


「最近、勉強を始めるまでが長くなってきた…」
「前より集中力が続かない気がする…」
「高学年になって、急にムラが出てきた…」

小5の保護者の方から、
この3つの悩みは本当に毎日のように届きます。

お母さんお父さんは決して悪くありません。
お子さんが悪いわけでもありません。

実は、小学5年生は
“心の成長のスピード”と“勉強の難しさ”が、ちょうどズレ始める学年です。

内容は難しくなるのに、
気持ちはまだ揺れやすい年齢。

だからこそ、お子さんは
<やる気がないのではなく、気持ちの扱いが難しい>
というだけなんですね。

そして――
この時期の声かけと環境づくりが、中学での伸びを決めるほど大きな影響を持つ
ということを、私は毎年痛感しています。

ここから先は、その「伸びる子になるための仕掛け」を、
保護者の方がすぐに実践できる形でまとめました。


◆ 「できる子のサイクル」とは?

成績が伸びる子には共通の流れがあります。

  1. 行動する(まず取りかかる)
  2. 小さな成功が生まれる
  3. 成功が自信につながる
  4. 自信が次の行動を生む

このサイクルに乗った子は、
小6・中学でぐんと伸びます。

ポイントは、
“最初の小さな行動”に親が光を当てること。

頭の良さではありません。
最初の「動きやすい環境」と「行動への承認」がすべての始まりになります。


◆ 【改善①】“行動が変わる”声かけ10選

成果ではなく「行動」を褒めると、子どもは動けるようになります。

今日から使える声かけを10個まとめました。

✔いますぐ使える“行動褒め”10選

  1. 「今、始めたね!いいスタート!」
  2. 「お、座るの早いじゃない!」
  3. 「ノート開くのがスムーズだったよ」
  4. 「昨日より集中してるね」
  5. 「今日は机に向かうまでの時間が短い!」
  6. 「一回休んでも、また戻ってきたね」
  7. 「この5分、すごくがんばったね」
  8. 「できない問題でも挑戦してるのがいいね」
  9. 「あと少しやってみようとする姿勢、すごくいい」
  10. 「自分で動いたね!これが高学年の力だよ」

これだけで、お子さんの表情が変わるご家庭を私は何度も見てきました。


◆ 【エピソード】小5女子・3ヶ月で“大逆転”した話

昨年、小5の女の子Aさん。
お母さんのお悩みは…

  • 「やる気スイッチがわからない」
  • 「机に向かってもすぐ飽きる」
  • 「集中力がどうしても続かない」

そこでお願いしたのは、
“結果ではなく、行動そのものを褒めることだけ”

すると――

📍1週間後
「机に座るまでの時間」が短くなる。

📍2週間後
ノートを開くまでが自然に。

📍1ヶ月後
「あと5分だけやってみる」
と自分から口にするように。

📍3ヶ月後
学力テストで自己最高点を更新。
お母さんは涙ぐみながら
「先生、本当にびっくりです…」と話してくださいました。

子どもが変わった理由は一つ。
“行動を認める声かけ”が習慣になったからです。

小5は変化が最も出やすい学年なんです。


◆ 小5の成長を加速させる“2つの技”

技①:行動しやすい環境をつくる(環境がやる気をつくる)

  • 机の上は最低限
  • 勉強道具は「手を伸ばせば届く場所」に
  • スマホは“物理的に遠ざける”
  • 学習タスクは小さく区切る
    (例:まず3分だけ、まず1ページだけ)

環境は“やる気”に勝ちます。


技②:行動を続けられる“声の栄養”を毎日一口

  • 「3分でもやったね」
  • 「昨日より始める時間が早い!」
  • 「続けられてるよ」

行動を認めるたびに、
お子さんは“自分はやればできる”という感覚を取り戻します。


◆【改善②】Before→After

🔹Before

  • 勉強を始めるのに時間がかかる
  • 少し難しいとすぐ諦める
  • 自信がないため慎重になりすぎる
  • 気分のムラが激しい

🔹After(3ヶ月後の姿)

  • まず座る習慣が自然につく
  • 「ここまでやる」と自分で決められる
  • 間違いを怖がらず挑戦する姿勢が出てくる
  • テストの点や提出物が安定する
  • そして何より「自分を認められるようになる」

小5でこの変化を作っておくと、
小6・中学での伸びが本当に違います。


◆ 最後に —— 小5は“成功体験の仕込み時”です

小5は、
中学で伸びる土台を作るための“黄金期” です。

行動 → 褒められる → 自信 → また行動

この流れが一度回り出せば、
お子さんは本当に変わります。

お子さんには、
すでに“伸びる力”が十分備わっています。

あとは、
そのスイッチを入れる小さな後押しだけ。

いつでもご相談ください。
今年も、最後まで全力でサポートいたします。

◆ よくあるご質問 Q&A(小5の保護者の方へ)

Q1:小5の冬からでも、間に合いますか?

A:はい、十分間に合います。むしろ小5の冬は「ここから伸びる子」と「止まってしまう子」が分かれやすいタイミングです。この時期に、行動を認めてあげる声かけや、少しずつ続ける習慣が身につくと、小6・中学での伸び方が大きく変わってきます。

Q2:すぐに飽きてしまう子に、家では何をしてあげればいいですか?

A:まずは「長くやらせよう」と考えないことがポイントです。最初は3分・5分でかまいませんので、「今、始めたね」「今日はいつもより早く座れたね」といった“行動自体”を認める声かけを続けてみてください。時間よりも「自分で動けた感覚」を育てることが大切です。

Q3:勉強時間はどれくらいを目安にすればいいでしょうか?

A:小5の段階では、「長くやること」より「毎日少しでも続けること」を優先してください。目安としては、平日は20〜30分でも十分です。週末に少しプラスできればなお良いですが、無理に増やしすぎると続かなくなるので、“続けられるライン”を一緒に探していきましょう。

Q4:ゲームやスマホとの付き合い方が心配です…

A:完全に禁止にするよりも、「時間や順番のルール」を一緒に決める方がうまくいくことが多いです。
例)
・「宿題が終わってから〇分だけ」
・「21時以降はリビングに置く」
そして、約束を守れたときには「ちゃんと決めた通りにできたね」と行動を認めてあげると、自己管理の力も一緒に育っていきます。

Q5:行動を褒めても、子どもの反応が薄いときはどうすれば?

A:その場では照れたり、素っ気ない返事をすることも多いですが、心の中にはちゃんと届いています。すぐに大きな変化が見えなくても、「始めたね」「続いてるね」という言葉をしつこくない程度に積み重ねていくことが大切です。不安なときは、いつでも具体的な様子を教えていただければ、一緒に声かけの工夫を考えていきます。

小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。

分数のたし算とひき算

最重要単元です。抵抗なくスラスラできるまで、いくつで通分するか、すぐにわかるようなるまで練習することが一番大切な単元です。時間をかければできるでは心配です。それは、かけ算九九が、たどたどしかった子が、今はもう算数大嫌いになっているのと同じだからでう。

計算練習は計算過程が大切

ルール  ●イコールは次の行につける  ●計算は1行に1回だけにする。

いよいよ最大の上り坂が来る

「割合」「百分率」に入ります。多くの成績不振を作ってきた大難関の単元です。しかも、中学・高校での成績に、直接大影響を及ぼす単元です。 だからそこ十分な時間を取り、完全に定着するまでやり続けないといけません。

時間をかけないで、できるようになるはずはありません。今までの経験から言えば、3~4カ月やるとほとんどの子がマスターできます。ところが、学校では、1カ月程度で次の単元に進んでしまいます。 中学・高校での好成績を期待されるなら、「何も今から」は完全に卒業して、勝負所に集中する体制にシフトチェンジしてください。明らかな違いが出ます。

下記の表は、Maxで週2回のコースと週1回のコースので扱う問題数を比較したものです。

授業⇒宿題⇒授業と短サイクルで回転するので、週2回の方が圧倒的に効率よく、取り扱う問題数は2倍以上になります。1年後、とても大きな違いになります。

鶴ヶ谷教室  ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19

マックス動画教室

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