成績のよい子の共通点
長年教えていますと、成績のよい子には共通点があることに気がつきます。頭がいいことではありません。頭がいいけど、成績が思わしくない子って、たぶん皆さんが想像するよりもたくさんいます。では、成績のよい子には共通点は何でしょう。 できる子はみんな、『自分はできる』と思っているんです。みんな「できる子のサイクル」に乗っいます。
「できる子にするお母さん」のお話
「褒めればいいとよく聞きますが、何を褒めればいいのでしょうか。うちの子には褒めるところがないので、困っています」 こんな相談がよくあります。
「できる子にするお母さん」の 違いはココです。「何を褒めればいいのでしょうか」「うちの子には、褒めるものがない」なんて言ったりしません。もちろん、子どもにただ「勉強しろ」なんて言ったりもしません。 では、どうするのでしょうか。「できる子にするお母さん」には、わざがあるのです。
最初は、子どもがやりやすいことをまず一つ選んであげるのです。「勉強しなさい」では、子どもの行動は変わりません。だから、褒めるところが見つからないのです。 多くの場合、こういう言い方で終わってしまうから、褒めるところまでいかないのです。だから、わざが必要なのです。
最初は子どもの行動を変えて、褒める点を作ることから始まります。子どもも「なぁんだ。これだけやればいいのか」と思えば、行動しやすくなります。 だから、なるべく子どもが、やりやすく、あとあと楽になるものを選んで、「○○をやりなさい」と決めてあげてください。
技1:まず子どもが行動しやすくなる状態を作ります。
技2:そして、励まし続けてください。声がけが大切です。
やることがきまって、前より少しでもやるようになったら、まずそれが最初に褒めることです。この行動が続くように、励ましてあげてください。一緒に喜んでください。 子どもが「見てもらっている」「見られている」と意識すれば、半ば以上成功です。
ここで、重要な注意があります。成果が出たら「褒める」のではありません。行動ができたらです。「いい。いいぞ。」と行動を、褒めてあげてください。いい思いをさせてあげてください。
問題は、最大の問題は、成果がでるまでの間なのです。その間に、褒められないと、子どものそのよい行動は続きません。ヤル気も続きません。でも、まだ結果は出ていないので、他人は褒めてはくれません。だからこそ、この間、親からの励ましや褒め言葉が、子どもに力を与えるのです。
できる子のサイクル
できる子には共通点があります。頭がいいことでは ありません。できる子は「できる子のサイクル」に乗っています。 できる子ほど学習でいい思いをしたことが多いのです。
学習でいい思いを少しでも多くさせるには、意図的にいい思いができる状況をつくってあげることです。 この仕掛けを、できる子にするお母さんはうまくやっています。
小学生~高校生までを教えているからわかる、考える力を伸ばす算数のポイント・ずっと伸びていけるポイント。
分数のたし算とひき算
最重要単元です。抵抗なくスラスラできるまで、いくつで通分するか、すぐにわかるようなるまで練習することが一番大切な単元です。時間をかければできるでは心配です。それは、かけ算九九が、たどたどしかった子が、今はもう算数大嫌いになっているのと同じだからでう。
計算練習は計算過程が大切
ルール ●イコールは次の行につける ●計算は1行に1回だけにする。
いよいよ最大の上り坂が来る
「割合」「百分率」に入ります。多くの成績不振を作ってきた大難関の単元です。しかも、中学・高校での成績に、直接大影響を及ぼす単元です。 だからそこ十分な時間を取り、完全に定着するまでやり続けないといけません。
時間をかけないで、できるようになるはずはありません。今までの経験から言えば、3~4カ月やるとほとんどの子がマスターできます。ところが、学校では、1カ月程度で次の単元に進んでしまいます。 中学・高校での好成績を期待されるなら、「何も今から」は完全に卒業して、勝負所に集中する体制にシフトチェンジしてください。明らかな違いが出ます。
下記の表は、Maxで週2回のコースと週1回のコースので扱う問題数を比較したものです。
授業⇒宿題⇒授業と短サイクルで回転するので、週2回の方が圧倒的に効率よく、取り扱う問題数は2倍以上になります。1年後、とても大きな違いになります。
◆鶴ヶ谷教室 ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
◆幸 町 教室 ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19
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