「受験に向けた準備は冬から!英語長文対策で受験生活を楽にする」中2 11月

【中学2年生の保護者の皆様へ】

こんにちは。後期の中間テストが近づく中で、お子様の学びもますます重要な時期に入ってまいりました。後期は、授業の進行が速くなり、新しい内容がどんどん進むため、成績の分岐点にもなりやすい重要な期間です。また、同時に中学後半に入り、入試を見据えた準備開始の時期でもあります。

そこで今回は、対策に時間がかかり、入試では点の開きが大きくなる英語長文についてお話しさせていただきます。まずは、実際に入試問題を見てください(一番最後にあります)。


【学校のテストと入試問題の違い、10分で400字の重要性】

一目見ただけで、英文の量に驚きを感じてしまいますね。第1問がリスニングで10分ありますので、残り40分でこれらの英文を処理する力が求められています。

学校の定期テストは教科書を中心とした内容で、比較的短い英文が多いです。しかももうすでに意味も分かっています。しかし、入試では初めて見る 「長文読解」が2~3題 出題されます。それぞれ300~400字の長さです。初見の英文を最後まで読み切り、素早く情報をつかむ力が不可欠です。

「10分で400字を読む力」 を来年の秋までに身につけ、模擬テストや実力テストで合格圏を突破できるようにしたいですね。そうすれば、来年の今頃、他の科目に力を向けられるようになります。しかも英語は、一旦、力が付けば急激に落ちることは慣れなので、5教科満遍なく目を配れるようになるので、受験勉強全体が円滑に進められます。

【合格屋マックスの特別サポート:冬から始まる英語長文特別講座】

「英語長文特別講座」を冬からスタートいたします。この講座では、実際の入試形式に沿った長文を10分で読み解くトレーニングを行い、効率的な読解力を確実に養います。

  • 長文対策特訓:毎週1回、限られた時間で英語長文を理解するトレーニングを行い、模試や実力テストに対応できるスキルを引き上げます。
  • ノウハウの共有:家庭でのサポートにも役立つ具体的なアドバイスをお伝えし、英語力の底上げを図ります。

【家庭でできる!実践例:長文読解の基礎を確実に養うためのサポート】

英語の長文に慣れ、入試レベルに対応できる力を養うためには、家庭でも計画的に取り組むことが大切です。以下は、ご家庭で実践できる具体的な取り組み方法ですので、ぜひお役立てください。

英語長文読解課題の取り組み方法

週に1回、長文読解の全文訳を仕上げて提出していただきます。その後、間違いっている点を指摘しますので、直しを再提出してください。読解の課題に取り組む時間は、週に3回、1回あたり1時間程度を目安としてください。習慣的に続けることで、徐々に読解スピードと理解度が向上していきます。

単語確認テストの実施

読解に取り組む各ページに出てきた単語は重要です。これらの単語の確認テストを実施いたしますので、毎日の学習において単語の練習も欠かさず行いましょう。確実な単語力が、長文読解のスムーズさを大きく左右します。

こうした定期的な課題により、英語長文への抵抗をなくし、試験本番でも確かな読解力を発揮できるようにしていきましょう。

【保護者の皆様へのお願い】

お子様と一緒に、英語長文の重要性についてお話ししていただけますと、学習への意識も高まります。

  • 入試では「10分で400字を読解する力」が必要であること
  • 長文対策は早めに取り組むほど効果が高いこと
  • 英語長文に力がつけば、来年の受験勉強全体が楽になること

これらの点を共有し、ご家庭でも少しずつ学習に取り組むきっかけにしていただければと存じます。お子様の学力向上のため、今後もご支援をよろしくお願いいたします。

参考資料

以下が令和5年の入試問題です。テスト時間は50分でリスニングは約10分です。

 

(旧版)君は、10分で400字の英文を読めるか? 中2 11月

3年生のこの人の成績をどう思いますか。

実は、入試で大変苦労するパターンの人の成績なのです。   エー??? 毎回400点を越えているのに。

これぐらいの成績を取っていれば、普通、できないとはいいませんよね。 だから、公立上位校に行きたいと思うわけですが、

夏から模擬テストを受け始めて、びっくりするのです。「なんだ。この成績は・・・」 これ本当に自分の成績か?信じられない。

はじめての模擬テストだから緊張した。この次からは大丈夫。 いままで、部活中心だった。夏からは、受験勉強始めるから大丈夫。なんて言うのです。

そして、中3の秋

志望校に届かない!!!

成績は夏から、上がってきている。でも、志望校の合格最低ライン60にまだ届かない。12月10日頃には、受験校を最終決定する。あと50日しかない。どうしょう。もうダメだ。 でも、あきらめたくない。

なぜ? 何が起きているの?

学校のテストと入試問題とのレベルの違いが、大きな原因です。英語を例にして説明します。

学校の定期テストは、教科書が中心です。長文と行っても、数行程度です。しかも、すでに内容を知っている教科書の文です。読まなくても、何が書いてあるかわかっています。

公立の入試問題は、リスニングの問題が1題(約10分間)と残り40分で長文が2~3題です。長文は1題が300字~400字あります。時間配分を考えると長文1題に10数分しかかけられません。

1ページに50個の単語も出てこない教科書だけの勉強では、なかなか追いつけない。教科書の短い文にしか触れてこなかった人に、400字程度の英文を10数分程度で読めというのは、かなりムリな注文。

だから、先ほどの3年生のように学校の定期テストで、悪くない点を取っていてもいざ、入試レベルのテストになると、自分が思っていたほどの力がないことが明らかになるのです。困ったことです。

実際の入試問題です。

実際の問題を見てみましょう。

この英文を読んで、1~5の問題に答えます。時間は10数分です。こんな長文が2~3題出ます。

教科書しかやっていない人には無理と言うのが、けっして脅かしじゃないとわかると思います。

と言っても、まだこんなこと言うのです。「中総体が終わったらやる。」 多くの先輩たちがそう言っていました。そして、先ほどの3年生のような結果になったのです。

第一、中3の夏からは、理・社の復習が受験勉強の中心です。調べてみて下さい。地理の教科書は何ページありますか? 歴史は? それを全部覚えるのに、何時間かかりますか?

中3の夏からでは、とてもじゃないが、時間のかかる英語の長文対策なんてやっている時間はありません。

英語のテスト中は休憩時間?

ついこの間、中3生が志望校判定テストを受ける様子を見ていました。英語が苦手な子は、早々と暇そうにしていました。 見ていてもかわいそうでした。

まわりの人が、一生懸命に問題を解いている中で、自分だけ何もできないで、ボーっとしているしかないって、どんな気持ちなんでしょうか。

入試日 英語の時間 寝てしまった。

もっとショックな話を聞きました。なかなか信じられませんが、 入試では英語は、4時間目 お昼を食べた後です。なんと、入試の日、英語の試験中に、寝てしまった人がいるのです。

長文わかんないし、お昼食べて眠いし、気がついたら寝ていたそうです。当然、合格できるはずないですよね。

じゃ、どうすればいいの?

10分で400字のスピードを身につけないといけません。辞書を調べながら、2時間かければわかるでは、テストではバツです。どうしても、英語の長文読解の対策が必要なのです。

そこで、10分で400字の英文を読めるようになる方法。そんな方法を、次回のメール12月号で説明します。

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