君は、10分で400字の英文を読めるか? 中2 11月

実は、入試で大変苦労するパターンの人の成績なのです。   エー??? 毎回400点を越えているのに。

これぐらいの成績を取っていれば、普通、できないとはいいませんよね。 だから、公立上位校に行きたいと思うわけですが、

夏から模擬テストを受け始めて、びっくりするのです。「なんだ。この成績は・・・」 これ本当に自分の成績か?信じられない。

はじめての模擬テストだから緊張した。この次からは大丈夫。 いままで、部活中心だった。夏からは、受験勉強始めるから大丈夫。なんて言うのです。

そして、中3の秋

志望校に届かない!!!

成績は夏から、上がってきている。でも、志望校の合格最低ライン60にまだ届かない。12月10日頃には、受験校を最終決定する。あと50日しかない。どうしょう。もうダメだ。 でも、あきらめたくない。

なぜ? 何が起きているの?

学校のテストと入試問題とのレベルの違いが、大きな原因です。英語を例にして説明します。

学校の定期テストは、教科書が中心です。長文と行っても、数行程度です。しかも、すでに内容を知っている教科書の文です。読まなくても、何が書いてあるかわかっています。

公立の入試問題は、リスニングの問題が1題(約10分間)と残り40分で長文が2~3題です。長文は1題が300字~400字あります。時間配分を考えると長文1題に10数分しかかけられません。

1ページに50個の単語も出てこない教科書だけの勉強では、なかなか追いつけない。教科書の短い文にしか触れてこなかった人に、400字程度の英文を10数分程度で読めというのは、かなりムリな注文。

だから、先ほどの3年生のように学校の定期テストで、悪くない点を取っていてもいざ、入試レベルのテストになると、自分が思っていたほどの力がないことが明らかになるのです。困ったことです。

実際の入試問題です。

実際の問題を見てみましょう。

この英文を読んで、1~5の問題に答えます。時間は10数分です。こんな長文が2~3題出ます。

教科書しかやっていない人には無理と言うのが、けっして脅かしじゃないとわかると思います。

と言っても、まだこんなこと言うのです。「中総体が終わったらやる。」 多くの先輩たちがそう言っていました。そして、先ほどの3年生のような結果になったのです。

第一、中3の夏からは、理・社の復習が受験勉強の中心です。調べてみて下さい。地理の教科書は何ページありますか? 歴史は? それを全部覚えるのに、何時間かかりますか?

中3の夏からでは、とてもじゃないが、時間のかかる英語の長文対策なんてやっている時間はありません。

英語のテスト中は休憩時間?

ついこの間、中3生が志望校判定テストを受ける様子を見ていました。英語が苦手な子は、早々と暇そうにしていました。 見ていてもかわいそうでした。

まわりの人が、一生懸命に問題を解いている中で、自分だけ何もできないで、ボーっとしているしかないって、どんな気持ちなんでしょうか。

入試日 英語の時間 寝てしまった。

もっとショックな話を聞きました。なかなか信じられませんが、 入試では英語は、4時間目 お昼を食べた後です。なんと、入試の日、英語の試験中に、寝てしまった人がいるのです。

長文わかんないし、お昼食べて眠いし、気がついたら寝ていたそうです。当然、合格できるはずないですよね。

じゃ、どうすればいいの?

10分で400字のスピードを身につけないといけません。辞書を調べながら、2時間かければわかるでは、テストではバツです。どうしても、英語の長文読解の対策が必要なのです。

そこで、10分で400字の英文を読めるようになる方法。そんな方法を、次回のメール12月号で説明します。

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