志望校決定のための重要データと実践のヒント|受験を控えた今、できること
こんにちは、合格屋マックスです。
中間テスト後は、志望校を決める時期になり、何かと落ち着かなくなる時期です。この時期はとても重要ですが、中には、落ち着きを失い勉強量が下がってしまう子が出たりする「危険な時期」でもあります。受験に向けて気を引き締め、実力を最大限に引き出すために、今回のデータや実践的な学習方法をご活用いただければ幸いです。
1. 志望校選びに使えるデータとは?
受験校を決める際に欠かせないのが、最新の成績データです。合格屋マックスでは、志望校判定の一環として「直近3ヶ月の平均偏差」と「2ヶ月移動平均グラフ」を提供しています。
- 直近3ヶ月の平均偏差
これは一時的な成績の上下に左右されず、安定した実力を反映するデータです。好調や不調の波があっても、真の実力が数値化され、適切な判定が可能になります。
- 2ヶ月移動平均グラフ
成績の全体的な傾向を確認するためのグラフです。このグラフにより、成績が上昇傾向にあるのか、停滞しているのかが一目でわかります。
データを活用するメリット
例えば、「上位校を目指しているけれど成績の波が激しい」といった場合でも、3ヶ月平均を使えば冷静な判断ができます。また、移動平均グラフを見れば、現在の学習方法が効果的かどうかも客観的に確認できるため、最終的な志望校決定の際に大きな安心感を得られるでしょう。
2. 安全圏に入ったら何をすべきか?|さらなるステップアップを目指して
志望校判定で「安全圏」と確認できた場合、次のステップを2つご提案します。
- もう1ランク上の高校を目指す
今、余裕があるからこそチャレンジが可能です。安全圏にいると安心しがちですが、上を目指す機会を持つことで、合格後もより充実した高校生活が期待できます。
- 高校入学後を見据えた学習に切り替える
特に英語と数学は高校での学習が一気に難しくなります。中学範囲の復習に留まらず、高1のスタート勉強を習得した状態で高校に進むと、1年生の夏までに大きなアドバンテージが取れるでしょう。
3. 11月以降の勉強スケジュール|受験に向けての総仕上げ
中3の後期は、毎年多くのイベントとともに過ぎていき、あっという間に年末が迫ります。特に受験に向けての総仕上げには計画的な取り組みが不可欠です。
- 中間テスト後中3範囲を仕上げる
中間テスト後、学校での未習範囲を進めます。それを修理していないと冬期に入試問題に挑戦できないからです。
- 冬休み前に未習範囲の総まとめを徹底する
12月上旬には受験校を決定するため、この時期には一切の悔いが残らないよう徹底的に復習します。不安がある場合には、早めの質問や確認をお勧めします。
- 冬休みから入試問題に取り組む
実際の入試問題を用いた練習をスタートし、解答のポイントや時間配分を学びます。また、各科目の得点力を上げるコツを冬期講習で身につけることで、試験本番で実力以上の点数が取れるような準備をします。
合格屋マックスのマルヒの受験テクニック|私立の過去問を準備する
合格屋マックスでは、受験に向けて関数だけでなく各教科でマルヒの受験テクニックを伝授します。期待していて下さい。 また、「私立高校の過去問」は、各自準備してください。本タイプの過去問より、プリントタイプの過去問の方がお勧めです。 使いやすくしかも現実感があるので。
- 過去問の使用方法について
購入後、中を確認したくなるかもしれませんが、使い方を間違えると効果が半減します。やってみる際には、必ずタイマーをセットして1科目をフルにやり、日付と点数を記録に残してください。
- 覗き見は避けましょう
数問を解いて答えを見ながら進める方法は、後に本格的に挑戦する際の判定に影響します。過去問を活用する際には「自分の力がどこまで届くか」をしっかりと測るために、本番の心構えで取り組んでください。
保護者の皆様へのお願い|心のサポートが学力を支えます
最後に、受験生であるお子様は多くの不安と緊張を抱えています。今はあまり表に出さなくても、年明けに向けて焦りが増していく時期です。ぜひ、お子様が頑張る姿を認め、励ましの言葉をかけてあげてください。
志望校選定や勉強の仕方について、親子で話し合う時間を取っていただき、「ここまでよく頑張っているね」「最後まで一緒に頑張ろう」といった励ましが、お子様にとって大きな力になるでしょう。進路に関するご質問やご相談がありましたら、いつでもご連絡ください。
受験校決定の重要データ
受験校を決める際の資料として、「3ヶ月平均による判定」と「2ヶ月移動平均グラフ」を志望校を、中間テスト後にお届けします。
「直近3ヶ月の平均偏差」を使うと、たまたまよかった、または悪かったなどの結果が丸められ、自分の実態を反映した適切な値が見えてきます。
また、「2ヶ月移動平均グラフ」からは、全体として、上昇傾向にあるのかどうかが判断できます。
新みやぎ模試(結果の報告がある場合)と判定テストと、2つのデータで比較すれば、高い確率で、正確な予想ができます。安心して受験期最後の総仕上げができます。
すでに合格安全圏に入っている人へ
頑張りましたね。でも油断しないでくださいね。勝負は下駄を履くまでわからないと言いますからね。
さて、これからどうするかですが、2つのお勧めがあります。 ひとつは、まだ、時間もありますから、もう1ランク上の高校を考えてみてはどうでしょうか。余裕がある今なら、まだチャレンジする事ができます。可能性が広がるチャンスです。
2つ目の方法は、入学後を考えた勉強をする方法です。特に、英語と数学は高校生になると段違いに難しくなります。だから、今から、高校の内容を意識した勉強をするのです。
つまり、合格した時点で、すでに人より一歩先に行っている。初めから差をつけて、高校3年間を上位でいこうという作戦です。今、合格安全圏にいる人だけに許される特権です。君の希望を教えてください。希望に沿った指導をします。
11月以降にやること
① 中間テスト対策では、中3範囲の受験勉強を合わせて同時に行っています。12月上旬には、受験校を決定します。「次は頑張る」はもう通用しません。しっかり結果を出しましょう。
② 冬休み前まで 受験勉強1本に絞り、まだ習っていない中3範囲の学習と総まとめを徹底して行います。受験校を決めるための面談などで落ち着かない時期です。「どうしょう」とあせって、逆に勉強量が減る人がいます。悩んでいないでやることです。
③ 冬休みから、入試問題にアプローチしながら実戦力を養います。実際の入試問題を解き始めます。合格作戦の最後は、公立入試 マル秘 特別対策です。
公立の問題には独特のクセがあり、ちょっとしたコツで得点力がアップする箇所がたくさんあります。各科目で、実力以上の点を取る秘密のコツを教えます。
昨年度の話です。社会が大の苦手な子でしたが、中学3年間のどのテストの社会の結果より、本番の入試で取った社会の点数が1番良かったそうです。裏技テクニックのおかげとその子のお母さんから嬉しい感想を頂きました。
毎年受験生には大好評の 秘密 対策です。公立高校の入試問題は配布します。私立高校の入試問題は各自用意してください。高校によっては、高校のサイトからダウンロードできます。書店でお求めの際は、「過去問」をお求めください。予想問題は不要です。
書店では、テキスト形式(閉じたのも)の過去問とプリント方式(冊子のもの)の過去問が売られています。リアリティと使いやすさの点から、プリント方式(冊子のもの)をお勧めします。
使い方については、また後日、説明します。 購入すると中を確認したくなります。やって見るなら、きちんと時間をはかり、最低1科目をフルにやってください。記録(日付と点数)も残して下さい。
数問を答えを見ながらという覗き方はやめて下さい。後から正式にトライした際に、合格最低点を超えられたかどうかの判定が怪しくなります。
この時期に、勉強量が減るケースもある
そろそろ志望校決定の時期が近づいて来ました。12月の上旬の学校の面談で決定します。私立は最終決定です。公立は、2月上旬に変更できますから、今回は「エントリーする」とお考えになっていればいいと思います。
学校では、公立も最終です的なニュアンスの説明になりますが、2月上旬に変更できます。子どもには頑張るだけ最大限頑張ってもらって、受検した私立の結果が出た後で、最後的に公立を変更するか、しないかとの順でお考えになられるのが、最善だと考えています。
第一段階の面談では、将来、自分がどういう道に進みたいかを明確に述べ「レベルは多少上でもここを受けたい」という「意志」をアピールしておくことです。むろん先生の意見を、素直な気持ちで聞くという姿勢は絶対に必要です。そこで新たに情報を得られることもあります。
アピールしたら、以降のテストで好成績を出して、学力が上昇傾向にあることを証明してみせる必要があります。テスト対策には、十分な時間をかけて臨むことが重要なのは言うまでもありません。
中総体が終わった頃から、何度も繰り返し説明していますが、 毎日4~6時間の家庭学習の時間は十分に取れます。これだけの勉強時間が取れるのですから、一番大切なことは、あせらないで、あきらめないで、希望をもって頑張ることです。
口では生意気なことが言えても、心理状態はまだまだ子どもです。初めての試練の前で、困惑しているというのが子ども達の本当の姿です。何もやっていないように見えても、アップアップの状態になっている子もいます。
ともかく、志望校を決定するのは、もう少し先です。それまでは、子どもにとって勉強そのものより、精神的なあせりや不安感の方が重くのしかかっているものです。くれぐれも思い悩みすぎたり、親子喧嘩に時間を浪費したりしないで、実質的な勉強の時間を増やせるようにしてあげて下さい。
志望校を決める直前の時期は、不安にもなり、真偽不確かな色々な情報も出回り、勉強量が下がってしまうことがしばしば発生します。2週間も続けば、本当に成績も下がります。
本当に1日、4~6時間の勉強時間が取れれば、時間はまだまだ残っています。冬休みの約3週間に夏以上のことをやれば、夏以上の上がりも可能です。一番大切なことは、あせらないで、あきらめないで、希望をもって最後の最後まで、できることはすべてやることです。
初めての試練の前で、腹を決められずに不安に苛まれているそんな子が多くいます。1日も早く覚悟を決めて受験に立ち向かえるように環境を整えて下さい。
受験校決定の参考に
受験校を高校の名前で決める方もいらっしゃいます。それも一つの堅実な方法です。しかし、高校によっては、昔の評価とかなり異なる高校もありますので、知っているつもりでも改めて調べてみることをお勧めします。
男女共学になったり、学区がフリーになったりして、ランキングもずいぶん変化しています。さらに、特進コースがうまく機能している高校は、かなりレベルが上がっています。
逆に、入学時より卒業時のほうが、レベルが下がっているかもと思える高校もあります。入学時点のことだけでなく、卒業時点でのことも検討に入れてください。
もう1点。
学校の中で、【自分はできる】と思えるポジションにいれば、おもしろみが感じられて、よい成長をします。高校入学後の事も考えの中に入れてください。
高1の6月の中間テストで、高校での最初の順位が出ます。上位にランクして、【自分はできる】と思えるとドンドンいい方向に進歩していきます。これがうまくいく秘訣です。
高校入学後、多くの子がすぐに緩んでします。しかし、6月の中間テストまでは頑張ることを、今から意識づけしておきましょう。本当に新しい生活が訪れずビックチャンスになります。
成績のことをリアルに感じている今なら、聞き入れることは 容易なはずです。受験校を決定する際に、その先にことまで含めて、お子さんと話し合ってください。子どもはなかなか、先のことまで考える余裕がありませんから。
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