【小6の保護者の皆さまへ】
「伸びる子」には理由がある
お子さまの学習を見ていて、こう感じたことはありませんか?
ドンドン成績が上がっていく子がいる一方で、なかなか変わらない子もいる…
この違い、実は「才能」や「やる気」の問題ではないのです。
その答えは——
「学力」の見えない構造
私たちが「学力」と呼ぶものは、実は二層構造になっています。
- Aの力(基礎の学力)
- Bの力(学年相当の新しい内容の学力)
多くの方が「Bの力=学力」と考えてしまいがちですが、実際は Aの力が土台です。
Aの力がしっかりしていないと、どれだけBの学習を積み上げてもグラグラで崩れてしまいます。
例えるなら、Aの力は建物の土台。Bの力はその上に建てる建物。土台がしっかりしていなければ、どんなに立派な建物も崩れてしまいます。
【実証データ】小6と中3、同じテストを受けたら?
実際に、小6〜中3の子どもたちに同じ基礎問題(=Aの力を問う)を解いてもらった結果がこちらです。
表の見方
・アルファベットは生徒を表します。
・中3生の( )内は、その子のその後の受験校、○は合格、×は不合格です。
・表の一番右側の数字は、中3生の受験結果から想定される中3卒業時点での偏差値です。
ちょっとびっくりですよね。
- 中3でも点が取れない子がいます
- 小6でも中3を上回る成績の子がいます
つまり、Aの力については、学年は関係ないということです。
「できる子は学年を越えてできる」「できない子は学年を越えてできない」
これは現場で多く見られる、厳然たる事実です。
3年後の進路も予測できる
例えば小6のAさん、Bさん、Cさん。 Aの力がしっかりしているこの子たちは、3年後にナンバースクールに進学していくことでしょう。
逆に、中1生Eくんは、現時点でのAの力から見ると、今後も普通の勉強を続けていく限り、松陵高校あたりに進学すると思われます。
なぜなら、Bの学習ばかりに取り組んでも、土台となるAの力が弱いままでは成績が大きく変わらないからです。
「普通に頑張る」では変わらない理由
多くの方がやってしまうのが、
今学校で習っている範囲(=Bの力)ばかりを一生懸命やる
という学習法。
しかし、Bの勉強をしても Aの力はほとんど伸びない のです。
基礎が弱いままでは、どれだけ努力しても成果が出にくく、子どももやる気をなくしてしまいます。
Aの力を伸ばすには?
まず大切なのは、この6つの誤解をなくすことです:
① Aの力の重要性を知らない
② Aの力に問題があることを認めたがらない
③ 学年が上がれば自然に強くなると思っている
④ 強化方法を知らない
⑤ 今さら小学校内容をやるのは恥ずかしいと思ってしまう
⑥ 昔できたから今も大丈夫と思い込む
Aの力は、放っておいても自然には高まりません。 しっかり時間をかけ、正しい方法で強化する必要があります。
中学生になってからでは遅い?
中学生になってから「小学校の内容をやり直す」と聞くと、 子ども本人も、親御さんも、どうしても本気になれないことがあります。
しかし、小6の今なら、素直に取り組めます。
中学生になってからのやり直しよりも、今このタイミングで基礎を強化する方が、何倍も効率的なのです。
では、今、何をするべきか?
答えは明確です。
小5〜小6のうちに、Aの力を徹底的に育てること
Maxでは、どのコースの小学生にも Aの力の強化を第一に据えた学習 を行っています。
- 重要単元は繰り返し反復
- 疑問点の解消に時間をかける単元は最小限に
つまり、「本当に力になる学習」に集中して時間を使っています。
夏はAの力を伸ばす最大のチャンス!
夏期講習では、通常より多くの時間を使って Aの力の総合強化 に取り組みます。
普段、週1回の学習では、学校準拠の内容で手一杯になりがちです。
しかし、夏期期間中は違います。
Aの力にじっくり向き合い、 中学・高校でも伸びていける「本物の学力」を育てる絶好のタイミングです。
保護者の皆さまへ
お子さまが中学生、高校生になっても、安心して見守ることができるように。
Maxでは、小学生のうちから、
未来の伸び方に差がつく「学力の根」を育てる学習
に取り組んでいます。
学力の根っこを育てるこの夏が、将来の実りある学びへとつながっていきますように。
「Maxに通わせていて本当によかった」 「うちの子、将来安心かもしれない」
そう思っていただけるように、私たちはお子さま一人ひとりに寄り添い、温かく、丁寧に、力を引き出してまいります。
この夏、お子さまの未来への第一歩を一緒に踏み出しませんか?
心より、お待ちしております。