中2英語、まだ間に合う!できる自分に変わる春の一歩 中2 5月

英語が本格的に難しくなる、その前に

春の新しい風とともに、中2生活が本格スタートしましたね。
そんな中、英語がちょっと不安になってきた西沢さんが、私のところに相談に来てくれました。


【対話】不安な気持ちを、最初の一歩に

西沢さん:「先生、英語って中2から難しくなるって本当ですか?」

先生:「本当だよ。でも、正しいやり方で頑張れば、まだまだ十分間に合うよ。
実は、中3で英語に苦戦している子たちも、多くは中1・中2の基礎が身についていないだけなんだ。」

西沢さん:「私、頑張っているつもりなんですけど、なかなか…」

先生:「どんなふうに勉強している?」

西沢さん:「塾に来る前に単語を見てるだけで……読むのはたまに。書くのは、めんどうで。」

先生:「それが大きなポイントだね。「面倒は、できなくなるスタート」といつも言ってるじゃん。
英語は、”見ているだけ”じゃなかなか身につかない。『読みながら書く』、この積み重ねが大切なんだよ。

西沢さん:「書くのって、そんなに大事なんですか?」

先生:「うん。部活も最初はうまくできなかったよね?でも、続けるうちに自然と上達したはず。英語もそれと同じ。
最初は大変でも、毎日10分~15分、読みながら書く練習を続けるうちに、自然と『コツ』がつかめるようになるんだ。」


【気づき】英語って、こんなにカンタンだったんだ!

先生:「ところで、西沢。英語の語順って意識したことある?」

西沢さん:「ごじゅん?何ですか、それ?」

先生:「英語の単語の並び方のことだよ。日本語と英語では、主語以外は並びがほとんど逆になるんだ。」

たとえば——

日本語:「私は次の土曜日にスタジアムで野球を見ます。」
英語の並び:「私は 見ます 野球を スタジアムで 次の土曜日」

西沢さん:「えっ、本当に?主語以外、並びが逆になってる!これなら私にもできそう!」


【実践】語順に気づくと、世界が変わる

先生:「じゃあ、『トムはその紙の上に何か書きました』を英語の語順にしてみようか。」

西沢さん:「えっと……『トムは 書きました 何か 上に その紙』?」

先生:「その通り!素晴らしい!」

西沢さん:「英語って、こんなにカンタンだったんですね!
このやり方で覚えれば、あとは単語を知っていればバッチリですね!」

先生:「そうだよ。今、英語が得意な子たちは、こういう『感覚』を自然に身につけているんだ。西沢にも必ずできるよ!」


【成長】「私、できるかもしれない!」という気持ち

西沢さん:「先生、私、やってみます!なんか、できる気がしてきました!」

それから西沢さんは、
✅ 教科書のシャドウイング(音読)
✅ 書きながら覚える
✅ 語順を意識する
この「正しいやり方」をコツコツ続けました。

すると——

西沢さん:「9月のテストで点数が上がって、びっくりしました!
うれしくて、少しずつ自分のことを好きになれたんです。」


【今】英語を使って感動する日が来た!

今、西沢さんは入試対策の長文読解に取り組んでいます。
先日、こんなことを教えてくれました。

西沢さん:「この間の長文で、『バナナは木じゃなくて草なんだ』って英語で初めて知ったんです!
英語で新しいことを知った感動って、すごいです!
私、英語を使っているって思ったら、本当にうれしかった!」


【ワンポイントアドバイス】

英語を読むときは「主語→後ろから訳す!」

例えば——

  • She /reads /a book.
    → 彼女は/本を/読みます。
  • They /play /soccer /after school.
    → 彼らは/放課後に/サッカーをします。
  • My mother /cooks /delicious meals /every day.
    → 母は/毎日/おいしい食事を/作ります。
  • He /watches /movies /on weekends.
    → 彼は/週末に/映画を/見ます。

この順番で読めば、英文もスラスラ読めるようになりますよ!
ぜひ試してみてね!


【保護者の皆さまへ】

中学2年生は、勉強の難易度もグンと上がり、子どもたちも戸惑うことが増える時期です。
ですが、正しいやり方と、小さな成功体験を積み重ねれば、
子どもたちは自分で自分を成長させる力を育てていきます。

焦らず、責めず、子どもたちの「できた!」を一緒に喜んでいきましょう。
私たちMaxも、全力でサポートしてまいります!

<以下、以前のバージョン>

中2から英語が本格的になる

中2から英語が本格的になると聞いて、英語が苦手な西沢さんが、少し不安になったのか質問に来ました。

西沢: 先生、英語が難しくなるって本当ですか?
先生: 本当だよ。どんなに遅くても、中2の夏までに基本が完成しないと、英語は復活が困難になる。中3で英語ができない人も、実は中1の基本が、できていないんだよ。

西沢: そうなんですか。私、英語、私なりにやっているんですけど、ダメなんですけど。
先生: どういうふうにやっているの。
西沢: 塾に来る前に覚えようと思って見ています。
先生: 見ているだけ?読んだり、書いたりしないの?

西沢: 読む時はありますけど、書くのは・・・・めんどうだし。
先生: まず、それがダメだね。いつも言うけど【面倒はバカの始まり】。読みながら書かないとなかなか覚えられないよ。

西沢: いつも英語文の暗記が、できる人ってそうやっているんですか?
先生: そうだよ。中1の初めからちゃんとやっている人は、もう覚え方のコツをつかんでいるから時間もかからないと思うけど。

西沢: どうやったら、覚え方のコツをつかめるんですか。
先生: それが練習なんです。部活でも、1年の頃は、うまくできなかったのに、今はスムーズにできることってない?

西沢: あります。
先生: それと同じ。 初めは書いてもなかなか覚えられません。特に2.3回ですべて覚えようとすると、 「なんで、覚えられないんだ」「やってもしょうがない」なんて、イヤになることの方が多いのよね。

西沢: ハイ。
先生: でもね、毎日10分~15分、読みながら書きながら練習してごらん。覚えるコツが自然とわかってくるから。

西沢: やっぱりやらないとダメなんですね。
先生: そう、私なりじゃなくて、正しくやらないと。正しくやるときっと自分で思っているよりも大変じゃないこともわかってくると思うよ。

西沢: そうなんですか。
先生: いい方法を教えてあげよう。
西沢: 何ですか?

英語の語順ってわかる?

先生: 英語の語順って知ってる?
西沢: [ごじゅん]って何ですか?
先生: 単語の並び方のことだよ。単語の並び方が日本語と英語では主語だけ同じで、あとは基本的に全部反対なの。

西沢: エッ、どういうことです。
先生: あのね。「私は次の土曜日スタジアムで野球を見るつもりです」という文があるよね。主語は何?。
西沢: 「私は」です。
先生: OK。じゃ、日本語の単語を使って英語の並びにするよ。

西沢: ハイ。
先生: 「私は、つもりです、見る、野球の試合を、スタジアムで、次の土曜日」どう?日本語とくらべて「私は」だけいっしょであとは全部反対になってない?

西沢: アッ、ほんとだ。先生。これで、これで、できちゃうんですか。
先生: 基本的にはね。

英語って、カンタンじゃないですか

西沢: なんだ、カンタンじゃないですか。 先生、英語にする時も同じようにできるんですか。
先生: できるよ。例えば「トムはその紙の上に何か書きました」を英語にしてみましょう。

西沢: なんか、むずかしそう。
先生: どうかな、さっきの方法で日本語の単語を使って英語の語順にしてみて。
西沢: エーっと。「トムは、書きました、何か、上に、その紙」ですか。
先生: その通り、正解!!

これだけで、 ほんとうにいいんですか?

西沢: エ~。これだけで、ほんとうにいいんですか?
先生: まあ、だいたい90%以上はうまくいきます。残り10%は、ちがうのがあります。そこは授業でくわしく説明する所なんです。それ以外はこのルールでOKです。

西沢: なんか できそうな気がしてきた。 あと、単語知ってれば大丈夫ですね。
先生: そうだよ。
西沢: なんだ。英語って、こんなカンタンなんですか。このやり方をマスターして、あとは単語、覚えれば、英語バッチシじゃないですか。

先生: そう、今、英語できる人たちは、実はそういうことをわかった人たちなんだな。西沢もそれができるようになると、 英語 できるようになるよ。
西沢: ハイ。わかりました。なんかやれそうな気がしてきました。私、ヤル気出てきましたよ。

入試前。西沢さんと

先生: 西沢。中1・2で英語で困っている人に何か、アドバイスしてくれない。
西沢: エッ。私、できませんよ。アドバイスなんか。
先生: 中2の夏前ぐらいからがんばったじゃない。昔の西沢のように英語で、困っている人がたくさんいるから、西沢がどうやって英語ができるようになったかでもいいよ。

西沢: やだ。はずかし~い。先生に言われたことやっただけです。
先生: 言われたことって。

語順を意識して書きながら暗記する

西沢: まず教科書のシャドウイングをやって、書きながら暗記すること。その時に語順を意識すること。
先生: そしたらどうなった。
西沢: 自分でも信じられないぐらいテストで点が上がった。

先生: それで?
西沢: うれしかった。 あと、私もやればできるって。少し自信っていうか、自分が嫌いじゃなくなった。
先生: 自分が嫌いだったのか。
西沢: だって、いつもわからなくて、点数わるくてイヤだった。

これなら私にもできる

先生: なぜ、だめだったの? 今、どう思う。
西沢: やらなかったから。めんどくさいって思ってたし。後からでも大丈夫。みんなそんなにやってないし。なんて、やらなくてもいいようにと考えていた。

先生: そうなんだ。
西沢: でも不安だった。できるようになりたいなぁってずっと思っていた。語順を説明してもらって、これなら私にもできると思った。

先生: で、やってみた。
西沢: そうなんですけど。はじめは大変な時もあったんですよ。
先生: どのぐらい?

西沢: あんまりよく覚えてないけど、9月のテストで点が上がってからは英語やるのイヤじゃなくなったから。 夏の間ぐらいかな。
先生: で、今はどうなの。

西沢: おもしろい。今、入試対策で長文やっているじゃないですか。 この間、英語で初めて新しいことを知って、すごく感動した。

先生: エッ、何? 何?  教えて。

私、英語使っている 感動!

西沢: この間の長文問題の中に、バナナは木じゃなく草なんだって書いてあったじゃないですか。私、バナナって木になると思っていたんですよ。(笑)   考えてみると、今まで、新しい知識はすべて日本語で知ってきたでしょ。初めて新しいことを英語で知ったんです。すごいじゃないですか。これって。感動です。

私って英語、使っているってすごく感じたんです。すごいでしょ。 英語できるって楽しいです。

ちょとやってみよう。

英語を日本語に訳すときに、主語を訳したら、後ろから日本語にすれば簡単ですよ!

例えば、「I eat an apple.」という文を訳すとき、まず「I」を「私」に訳します。次に「eat an apple」を後ろから訳すと、「りんごを食べます」となります。全体を通すと、「私はりんごを食べます」となります。

この方法を使えば、英語の文をスムーズに日本語に訳すことができます。試してみてね!

She reads a book.
They play soccer after school.
My mother cooks delicious meals every day.
He watches movies on weekends.
We study English in the evening.
Cats like to sleep in warm places.
They don’t like spicy food.
Does she play the piano well?
My friends and I go to the park on Sundays.

彼女は本を読みます。
彼らは放課後にサッカーをします。
母は毎日おいしい食事を作ります。
彼は週末に映画を見ます。
私たちは夜に英語を勉強します。
猫は暖かい場所で寝るのが好きです。
彼らは辛い食べ物が好きではありません。
彼女はピアノが上手ですか?
私の友達と私は日曜日に公園に行きます。

鶴ヶ谷教室  ☎252-0998 989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1

幸 町 教室  ☎295-3303 983-0836 宮城野区幸町3-4-19

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