英語が嫌いになる前に。初めて見る英単語でも読めるようになる一番簡単な方法

英語が嫌いになる前に、最初にやってほしいこと

以前、こういう子がいました。

英単語テストになると、いつも苦しそうなんです。
一生懸命覚えようとしているのに、なかなか書けない。
そしてだんだん、英語の時間そのものが嫌いになっていく。

よく見ていると、その子は単語が読めていなかったんです。

読めない。
だから覚えにくい。
覚えにくいから書けない。
書けないから嫌いになる。

英語が苦手になる子の多くは、ここから崩れていきます。
だから私は、英語の最初でいちばん大事なのは、意味より先に「読める」に近づけることだと思っています。

今日は、その話をします。

子どもにとっては、
英語を嫌いになりにくくする話です。
保護者の方にとっては、
なぜうちの子が英単語で苦しむのかが見えやすくなる話です。


アルファベットは「読み方」ではなく、「字の名前」

ここ、意外と知られていません。

たとえば、Y という字があります。

日本では「ワイ」と習いますよね。
でも、英単語の中でYをそのまま「ワイ」と読むことは、ほとんどありません。

単語の中では、Yは「イ」や「アイ」に近い音になることが多い。
つまり、「ワイ」は字の名前であって、実際の読み方そのものではないのです。

Wも同じです。
字の名前は「ダブリュー」ですが、単語の中では「ウ」に近い音になります。

ここが、日本語と英語の大きな違いです。

日本語の「あ」は、字の名前も「あ」、読み方も「あ」です。
でも英語は違う。
アルファベットは文字の名前であって、単語の中での音とは別なんです。

ここをきちんと知らないまま英語が進むと、子どもはかなり混乱します。


読めない単語を覚えるのは、やはり苦しい

考えてみてください。

読み方がわからないものを覚えるのは、大変です。
意味も読み方もわからない記号の並びを「覚えて」と言われたら、かなりきついですよね。

英語が苦手になる子は、最初の段階で、これに近いことをやっています。

読めない。
でも覚えろと言われる。
書けと言われる。
テストに出る。

これではしんどいのは当然です。

私はこれを、
英語が嫌いになる最初の落とし穴
だと思っています。

最初から英語が嫌いだった子ばかりではありません。
多くの場合、読めないまま進んでしまったのです。


だから最初に必要なのは、「文字と音をつなげること」

そこで大事になるのが、文字と音のつながりです。

フォニックスという言葉を聞いたことがある方もいると思います。
簡単に言えば、英語の文字がどんな音になりやすいかを学ぶことです。

これがあると、子どもは英単語に対しての感じ方が変わります。

今までは
「知らない単語=読めない、怖い」
だったのが、

「知らない単語だけど、少し読んでみよう」
に変わるんです。

この差は大きいです。

英語が伸びる子は、最初から単語をたくさん知っている子とは限りません。
むしろ、
知らない単語でも、自分で読もうとする子
が伸びていきます。

読めると、覚えやすい。
読めると、書きやすい。
読めると、音読しやすい。
読めると、英語全部がわけのわからないものではなくなる。

この安心感は、子どもにとってとても大きいのです。


そして、今日からできる一番実用的な方法があります

ここは、ぜひ強く伝えたいところです。

学校の英語の教科書についているQRコードを使ってください。

これは本当に使えます。

QRコードを開くと、そのページの英文や単語を、ネイティブの発音で聞くことができます。
英語が苦手な子ほど、ここを使わないともったいないです。

やることは難しくありません。

聞く。
真似する。
何回も口に出す。

これだけです。

最初から細かいルールが全部わからなくても大丈夫です。
まずは、音をそのまま口で真似することです。

私は、これがいちばん簡単で、いちばん実用的な方法の一つだと思っています。

口真似でいいんです。
最初はそれで十分です。

英語は、目だけで覚えようとすると苦しくなりやすい。
でも、耳で聞いて、口で真似すると、文字と音がつながりやすくなります。

つまり、

  • 教科書を見る
  • QRコードで音声を聞く
  • そのまま真似する
  • 何回も声に出す

これを続けるだけでも、単語が読めるようになる入り口になります。


「読めるようになりたい子」は、まず口真似から始めよう

英語が苦手な子ほど、最初から完璧にやろうとしなくていいです。

難しい説明を全部理解しなくてもいい。
発音記号を全部覚えなくてもいい。

まずは、教科書の音を真似することです。

ここを強くおすすめします。

例えば、今日からならこうです。

今日からできること 1

教科書のQRコードを開いて、その日のページの音声を1回聞く

今日からできること 2

音声を止めながら、1文ずつそのまま真似して言う

今日からできること 3

言えなかったところだけ、もう1回聞いて、もう1回真似する

これだけでも違います。

ポイントは、
目だけで覚えようとしないことです。
耳と口を使う。
これが本当に大事です。

単語が読めない子ほど、書く練習だけ増やしてしまいがちです。
でも、読めないものは書きにくい。
だからまず、聞いて、真似して、読めるように近づけるのです。


家庭でも、このやり方は助かります

ここは保護者の方にとっても、かなりやりやすいところです。

子どもが実際に家で声に出して読むわけですから、
お母さん、お父さんも、やっているかどうかが声でわかりやすいんです。

黙って机に向かっているだけだと、
本当に勉強しているのか、ぼんやりしているのか、見えにくいことがあります。
すると、つい
「ちゃんと勉強しなさい」
と言いたくなってしまう。

でも、音読なら違います。

声が聞こえる。
取り組んでいることがわかる。
親も安心しやすい。

これは、家庭の空気にとってかなり大きいです。

ずっと横について監視する必要もありません。
「今、やっているな」と自然にわかる。
だから、勉強しなさいと言って見張り役になる雰囲気を減らしやすいのです。

英語の音読は、子どものためになるだけでなく、
家庭の中でも取り入れやすい勉強法だと思っています。


私が英語の最初で大事にしていること

私は、英語はどうしても得意になってほしいと思っています。

なぜなら英語は、いったん形ができると、点数が安定しやすい教科だからです。
でも、その前に大事なのは、英語を嫌いにしないことです。

「読めない」
「覚えられない」
「書けない」

この流れに入ってしまうと、子どもは英語に苦手意識を持ちやすくなります。

だからこそ、最初にやるべきことは、たくさん覚えさせることだけではありません。
まずは、読めるように近づけることです。

そのために、いちばん手軽で、いちばん始めやすいのが、
教科書のQRコード音声を使って、ネイティブの発音を本気で真似することです。

ここを軽く見ないでほしい。
私はそう思っています。


英語が苦手なのは、頭が悪いからではない

ここは、ぜひ伝えたいところです。

英語が苦手な子の中には、
「自分は英語のセンスがない」
と思ってしまう子がいます。

でも、そうとは限りません。

最初に、文字の読み方の感覚がない。
読めないまま単語だけ増えていく。
その状態で覚えろ、書けと言われる。

これでは苦手になるのは当然です。

だから、英語が苦手でも、そこで
「自分はダメだ」
と思わなくていい。

まずは、今日からやってみてください。

教科書のQRコードを開く。
ネイティブの発音を聞く。
恥ずかしがらずに、そのまま真似する。

聞く。
真似する。
声に出す。
また聞く。

ここからでいいんです。
むしろ、ここから始めるのが一番いいんです。

読めるようになると、書けるようになります。
読めるようになると、英語は少しずつ怖くなくなります。


保護者の方へ

英単語が覚えられないのは、努力不足だけではありません

保護者の方から見ると、

「うちの子、単語をなかなか覚えません」
「何度やっても英語が定着しません」

という悩みはとても多いと思います。

でも、その原因は単なる努力不足ではなく、
読み方の土台が弱いまま覚えようとしていること
かもしれません。

読めるものは覚えやすい。
読めないものは覚えにくい。

これは自然なことです。

だから、単語練習の量だけを増やすより、
まずは
この子は文字と音のつながりが見えているか
を確認してあげることが大切です。

そして家庭でいちばんやりやすい方法は、
教科書のQRコード音声を使って、一緒に聞いて、一緒に真似することです。

難しいことではありません。
毎日全部やる必要もありません。
まずは1ページ、1文でもいい。

耳で聞いて、口で真似する。
この習慣がつくと、英語への見え方はかなり変わります。


最後に

英語が嫌いになる子には、理由があります。

読めない。
だから覚えにくい。
覚えにくいから書けない。
書けないから、嫌いになる。

だからこそ、最初にやるべきことははっきりしています。
「読める」に近づけることです。

そのために、今日からできるいちばん実用的な方法は、
教科書のQRコードを開いて、ネイティブの発音を一生懸命真似することです。

最初は、口真似でいいんです。
むしろ、それが出発点です。

英語が苦手な子ほど、まずは
耳を使う。口を使う。真似する。
ここから始めてください。

英語は、最初の入り方でかなり変わります。
そして、その最初の一歩は、思っているよりずっとシンプルです。

具体的な方法は、こちらをご覧ください。

中学生の英語が苦手な子におすすめの家庭学習

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