【中3保護者様・受験生へ】直前期の鉄則は「赤マルつぶし」|最後に自信をつける“証拠の儀式”

こんにちは、合格屋マックスです。
いよいよ本番が近づいてきました。

今、保護者様の目の前には、どんなお子様の姿があるでしょうか。
不安そうな表情、黙々と机に向かう背中、あるいはピリピリした空気――。
直前期は、どのご家庭も“いつも通り”ではいられません。

今日は、受験生のみんなと、見守る保護者様へ。
「残り日数の学習戦略」と、最後に「自信の芯」を取り戻す方法についてお話しします。

直前期の学習の「鉄則」

今から「新しいこと」は始めなくていい

焦りから、新しい問題集を買ったり、手をつけていない教材を開きたくなる人がいます。
その気持ちは痛いほど分かります。
しかし、断言します。

新しい問題集には、手を出さないでください。

今から新しいことを始めても、知識として定着する前に本番が来てしまいます。
それは不安を大きくするだけで、効果は薄いです。

今、最も確実に点数を伸ばす方法は、たった一つ。

「赤マル(過去の間違い)つぶし」です。

今まで解いてきた問題集、模試、過去問。
そこで「間違えた問題(赤マル)」を、もう一度解き直すこと。
一度解いた問題を「できる」に変えることこそが、合格への最短ルートです。

もし、「サボって赤マルをつけていなかった…」という人がいても、焦らなくて大丈夫。
今からこうしてください。

  1. 「本番でこの問題が出たら嫌だな…」と感じる単元をリストアップする。
  2. その問題を、今持っている問題集を使ってつぶす。

「範囲を広げる」のではなく、今ある穴を「埋める」。
これが、勝つための鉄則です。

次は「自信」の話です。

覚えていますか?「夏のロングラン」を。

「忘れるわけない…」
「人生で初めて、あんなに勉強した…」

そんな声が聞こえてきそうです。
限界に挑戦したあの夏。

私はあの時から、ずっとこう言い続けてきました。

「使い終わったルーズリーフは、捨てるな」

インクがにじんだ紙、書き殴った計算、何度も解き直した跡。
今、それを 全部 積み上げてみる時が来ました。

部屋の隅から引っ張り出して、重ねてみてください。
どのくらいの厚さになりましたか?

その「厚さ」は、あなたが戦ってきた証拠です

積み上げた紙の山を見て、
「自分、こんなにやってたんだ…」と驚く人も多いはずです。

その厚さは、誰かがくれたものではありません。
あなたが自分の手で積み上げてきた証拠です。

試験会場で不安がよぎったら、思い出してください。

「私は、ここまでやった」
「やった証拠がある。だから大丈夫」

“自信”は気合いではなく、事実(証拠)から生まれます。
そしてあなたには、その証拠があります。

卒業生が教えてくれた「一生モノの財産」

ある先輩(今は社会人)が、こんな話をしてくれました。

「先生、中3の時のルーズリーフ、まだ段ボールに入れて持ってるんです。大学受験の時も、就活の時も、社会人になって落ち込んだ時も、たまに取り出して眺めるんです。“あれだけやれたんだから、今回も乗り越えられる”って。そう思うと、不思議と力が湧いてくるんです。」

受験は“ゴール”ではなく、“人生で自分を支える土台”を作る時間でもあります。
この1年の頑張りは、高校生活、その先の人生でも、きっとあなたを支えます。

【最後の宿題】自分自身にエールを送ろう

保護者の皆様、もし可能なら、お子様と一緒にやってみてください。
大きなことではありません。5分でできます。

① 使用したルーズリーフをすべて積み上げる
「え、こんなに?」となるはずです。

② その“証拠”の写真を撮る
厚さが分かるように、定規(または筆箱でもOK)を横に置いて撮ってください。

③ その写真を「スマホのお守り」にする
試験直前に不安になったら、その画面を見てください。
「これだけやった」という事実は、何よりの心の安定剤になります。

④(任意)Maxにも送ってください
送れるなら大丈夫です。
送らなくても、効果はまったく変わりません。
もし送る場合は、いつものメールに返信してください。
みんなの努力の結晶を見るのは、私にとっても大きな力になります。

直前の不安に効く「言葉」も用意しておこう(選べる3タイプ)

試験会場で心がザワついた時、言葉があると落ち着きます。
自分に合うものを一つ決めて、心の中で唱えてください。

① 強め(気合いが入る)
「ここまでやった。あとは力を出すだけ!」

② 標準(バランス型)
「私は準備してきた。落ち着いて、いつも通り。」

③ やさしめ(不安が強い子向け)
「大丈夫。まず1問。深呼吸して、目の前に集中。」

“強い言葉”が合う子もいれば、やさしい言葉が合う子もいます。
大切なのは、自分の心が静かになる言葉を持つことです。

入試2週間前、ノートの写真は“成長”を映します

卒業生のK君は、中2の頃は気持ちが荒れ、成績も伸び悩んでいました。
でも中3になり、受験が現実になったとき、彼はある日から“行動”を変えました。

私が伝えたのは、特別な話ではありません。
「毎日、塾に来て、目の前で手を動かそう。結果は後からついてくる」――それだけでした。

そこからK君は、学校帰りに塾へ来て、最後の時間まで黙々と勉強を続けました。
派手な言葉はなくても、積み上がっていくノートが、彼の変化を証明していきました。

入試の1週間前。
(毎年、夏からのノート・フーズリーフを写真で提出してもらっています)
K君は写真ではなく、ノートそのものを抱えて持ってきました。ノート約30冊分を超える量でした。

「よく、ここまでやったな」
そう声をかけると、彼はノートを見つめたまま、ぽつりと言いました。

「先生、俺、勉強して分かったことがあるんです。
俺がノート埋めてる間、母ちゃんも毎日、俺の帰りを待って、ご飯を温め直してくれてたんですよね。
……今日帰ったら、『ありがとう』って言ってみます」

彼は第一志望に合格しました。
そして合格発表の日、お母様からの電話で一番印象に残ったのは、結果そのものよりも――

「あの子が初めて、私に頭を下げて『ありがとう』って言ったんです」

という言葉でした。

受験は、点数だけの勝負ではありません。
本気で積み上げた子は、学力と一緒に、自分と向き合う力周りへの感謝まで育てていきます。

最後に

ここまで本当によく頑張りました。
努力は、すぐに結果として見えない日もあります。
でも、努力は確実にあなたの中に積み上がり、あなたを支えます。

赤マルをつぶし、積み上げた証拠を胸に。
胸を張って、『合格』を確認しに試験会場に行こう。

みんなの力を信じています。


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