仙台の高校受験は中2の2月から!志望校合格への「勉強量の公式」と親のサポート

こんにちは。
現在、仙台圏の私立入試(A日程1/29、B日程2/2)の真っ只中で、独特の緊張感に包まれています。

受験に向かう先輩たちの背中を見て、
中2の子どもたちの目つきも少しずつ変わってくればいいな、と感じています。

この時期、私は毎年、身の引き締まる思いと同時に、
これから受験生となる中2生たちへの「期待」で胸がいっぱいになります。

今日は、これからのお子様の1年をより良いものにするために、
少し早めの「作戦会議」をさせてください。

高校受験に向けた「12月出願」までのスケジュール

「まだ中2の2月」と思われるかもしれません。
でも、受験のカレンダーは待ってくれません。

今年の12月には、宮城県公立高校入試の“受験校”を決めます。

残り時間を、あえて数字で整理するとこうなります。

  • 今から:残り 10ヶ月
  • 中3の4月から:残り 8ヶ月
  • 仙台市中総体の引退後から:残り 6ヶ月

特に、部活を引退してからは本当にあっという間です。

試しに、去年の夏休み(8月)のことを思い出してみてください。
「ついこの間」のように感じませんか?

次の「ついこの間」が過ぎた頃には、
もう願書を書く時期が来ています。

もし、ここから半年後に
「この半年でこれをやり遂げた!」と胸を張れるものがあれば素晴らしいです。

でも、少しでも不安があるなら、
ここからのスタートダッシュが勝負を分けます。

なぜ成績アップには「勉強量」が必要なのか?

ここは、あえて具体的にお話しします。

例えば、仙台市で使われている社会科の教科書(地理・歴史・公民)は合計で約810ページあります。
これを残り10ヶ月(約300日)で進めるには、単純計算で

1日あたり2〜3ページのペースで“触れる日”を作る必要があります。

そして大事なのは、ここです。

「1回で覚え切る」のではなく、繰り返して定着させること。
(だからこそ、早めに“回し始める”ことが重要になります。)

さらにこれに、英単語、数学の演習、理科の暗記が加わります。
積み上げると、かなりの分量になりますよね。

だからこそ私は、子どもたちに「量」の重要性を伝え続けています。

合格の方程式「成果=量²×質」とは

長年の指導経験から導き出した、ひとつの考え方があります。

成果 = 勉強量² × 勉強の質

ここで誤解してほしくないのですが、
これは 「睡眠や食事を削って量を増やす」 という意味ではありません。

大切なのは、
生活を守った上で、確保できる量を最大化するということです。

イメージとして、こんな違いが起きます。

  • A君(要領は普通でも、毎日2時間やる):2² × 1 = 4
  • B君(要領は良くても、毎日1時間しかやらない):1² × 1.5 = 1.5

どんなに効率の良い勉強法(質)を知っていても、
圧倒的な「量」という土台がなければ、成果は爆発しません。

まずは泥臭くてもいい。
“量を確保できる仕組み”を作る。

その土台ができた子に、私たちが「質(効率)」を教えることで、
成績はぐんと伸びていきます。

だからこそ、最初は少し口うるさく感じるかもしれませんが、
私たちは「時間確保」を徹底させています。


中2の2月から家庭で始める「3つの受験準備」

「量が大事」と言っても、いきなり理想形は難しいものです。
だからまずは、2月〜3月で“形”を作ることが大切です。

ご家庭で決めてほしいのは、次の3つだけです。

① 平日の“型”を決める(毎日同じ時間・同じ流れ)

例:

  • 帰宅→夕食→休憩→机に座る時間を固定(最初は短くてOK)

「気分でやる」ではなく、
生活の中に勉強を置くのが勝ち筋です。

② 学校ワークは“取りこぼしゼロ”を作る

まずは、学校の土台を固めます。
特に定期テストの直し・ワークの穴は、受験期に効いてきます。

③ 英語は「単語+音読」を毎日固定

「宮城の入試は英語」と先月ご説明しましたが、そうでなくても英語は、積み上げがものを言います。
難しいことを増やすより、
毎日途切れない仕組みが一番強いです。

反抗期の子どもを「大人の土俵」へ引き上げる親の接し方

中3になると、プレッシャーから
家でイライラしたり、口数が減ったりすることもあります。

それは成長の証でもありますが、
保護者の皆様にとっては心配の種ですよね。

そんな時、私たちからのお願いです。
お子様を「子供扱い」するのではなく、
少しずつ 「大人の土俵」へ引き上げてあげてください。

鍵になるのは、命令ではなく「選択」と「承認」です。

  • ×「勉強しなさい!」
  • ◎「今日は数学と英語、どっちから攻める予定?」(自分で選ばせる)
  • ×「まだこれだけ?」
  • ◎「ここまでよく集中できたね」(過程を認める)

そして、もし可能であれば、週末にカフェやリビングでお茶でも飲みながら、
「今週はどうだった?」と対等な目線で話を聞いてあげてください。

「親は監視役ではなく、一番の応援団なんだ」
そう感じられる環境が、受験期のメンタルを支えます。


最後に:私たちは「ワンチーム」です

受験は、お子様一人の戦いではありません。

「本人・保護者様・そして私たち」
この3者がチームとなって挑むプロジェクトです。

ご家庭でのお子様の様子で気になることがあれば、いつでもご相談ください。
塾での様子、家での様子、それぞれの視点を共有することで、
最適なサポートが可能になります。

私たちも、お子様の第一志望合格に向けて、
誠心誠意、全力で伴走させていただきます。

これから1年間、共に悩み、共に喜び、
最高の結果を掴み取りましょう。


追伸(ここから先は、保護者の心が少し軽くなる話です)

以前、ある生徒との間でこんな出来事がありました。
今でも私の心に残っているエピソードです。
もしお時間があれば、下のマックスロゴの下から読んでみてください。


追伸(P.S.)
ここから先は、もしお時間があれば読んでください。
受験期の親子関係が変わった“実話”です。

反抗期だった子が、最後に…

数年前の卒業生、K君の話です。

当時中2の彼は、まさに反抗期のど真ん中。
「勉強しろ」と言われると部屋に閉じこもり、
お母様も「もうどう接していいか分からない」と、面談で涙を流されることもありました。

成績は伸び悩み、志望校はD判定。
私は彼と約束しました。

「とにかく毎日、塾に来て、俺の目の前で手を動かせ」と。

それから彼は、毎日部活帰りに塾に来て、
最後の時間まで黙々とペンを動かしました。

最初は嫌々だった背中が、
次第に受験生の背中に変わっていきました。

入試の1週間前。
(毎年、夏から頑張ってきたノートやルーズリーフの積み上げを写真に撮り、提出することになっています)
彼は、写真を撮らずにノートを持ってきました。
その数は30冊を超えていました。

「よくやったな。」と声をかけると、彼はそのノートを見つめながら、
ボソッとこう言ったのです。

「先生、俺、勉強して分かったことがあるんです」

「何だ?」と聞くと、彼は少し照れくさそうに続けました。

「俺がこうやって30冊ノートを埋めてる間、
母ちゃんも毎日、俺の帰りを待ってご飯温め直してくれてたんですよね。
……今日帰ったら、『ありがとう』って言ってみます」

彼は見事に第一志望に合格しました。

合格発表の日、お母様から頂いた電話の第一声は、
「合格しました!」ではありませんでした。

「先生、あの子が初めて、私に頭を下げて『ありがとう』って言ったんです」
という、震えるような喜びの声でした。

受験勉強という「量」の壁を乗り越えた時、子どもたちは、
学力だけでなく、周りへの感謝という「心」も育てます。

私は、今年の中2生たちとも、
そんな景色を一緒に見たいと思っています。

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