現中3生は、今、私立入試の真っただ中です(A日程1/30、B日程2/3)。
もう順番が来たということです。「今年の12月には願書を出す」という具体的な目標を意識しながら、今から動き始めましょう。
受験までのカウントダウン
12月までの時間を具体的に見てみましょう。
- 今から:残り10ヶ月
- 中3の4月から:残り8ヶ月
- 中総体後から:残り6ヶ月
中総体が終われば、あっという間に6ヶ月です。この6ヶ月という期間を振り返ると、昨年の8月、夏休みの頃がちょうど6ヶ月前でした。この間にどれくらい成長できたでしょうか?
「この6ヶ月で胸を張れる成果を出せた」と言える人は、同じペースで進んでも問題ないでしょう。しかし、そうでなければ、これからの6ヶ月をどう過ごすかが、結果を大きく左右します。
計画的な勉強の重要性
たとえば、社会科の教科書(地理、歴史、公民)は合計約810ページあります。これを10ヶ月間(約300日)で仕上げるには、1日約2.7ページを完璧に覚える必要があります。この計算方法を他の教科にも応用し、具体的な勉強量を把握してみましょう。
- 英語の単語や文法、数学の問題演習、理科の暗記事項や実験内容なども計算してみると、驚くほどの勉強時間が必要になることが分かります。
勉強の成果は「量」と「質」で決まる
勉強の成果は、次の公式で表せます:
成果 = 勉強量² × 勉強の質
この公式が示す通り、成果に最も大きな影響を与えるのは「量」です。「量」が成果に2乗の効果を与えるため、まずは勉強時間をしっかり確保することが最優先です。
なぜ「量」を増やすことが最優先なのか?
例えば、どんなに効率の良い勉強方法を取り入れても、勉強時間が短すぎると十分な成果は得られません。
例:
A君とB君がいます。
- A君:効率は普通だが1日2時間勉強する。
- B君:効率が少し高いが1日1時間しか勉強しない。
公式に当てはめると、次のようになります:
- A君の成果 = 2×2×1=4
- B君の成果 = 1×1×1.5=1.5
このように、、勉強時間を確保することが成果を出すための土台となります。
次に「質」を上げることが重要な理由
「量」を増やした上で、「質」を上げることで成果はさらに大きくなります。「質」を上げるとは、同じ時間でより多くの知識を吸収したり、効率的に問題を解けるようになることです。
C君:効率が少し高く、1日2時間勉強する。
C君の成果 = 2×2×1.5=6
具体的には:
- タイマー学習を取り入れて集中力を高める。
- 具体的な目標を設定し、無駄な時間を減らす。
- 振り返りの時間を設け、勉強内容を確認する。
たとえば、1時間の勉強で10個覚えていたものが、「質」を上げることで15個覚えられるようになります。この積み重ねが、受験成功に直結します。
量と質のバランスが鍵
勉強時間が確保できれば、次に質を上げる工夫を取り入れることで、成果が飛躍的に向上します。この「量と質」のバランスを意識することが、志望校合格への最短ルートです。
まずは「量」を増やし、次に「質」を上げる。これを実践することで、目標達成に近づけます!
親子間の信頼を深める対話
受験期には、親子間の信頼関係が成功の鍵です。とはいえ、時には子どもが「話したくない」「親はうるさい」と感じることもあるでしょう。以下のポイントを意識して、前向きな対話を心がけてみてください。
- 具体的な問いかけをする:「勉強しなさい」ではなく、「今日はどの科目を重点的にやる予定?」と質問する。
- 努力を認める:「ここまでよく頑張ったね」と具体的な成果をほめる。
- 選択肢を与える:「この問題集からやる? それともこっちから?」と本人に選ばせる。
これにより、子どもが主体的に行動できる環境を作れます。
子どもを少しずつ「大人の土俵」へ引き上げる
中3になると、親の期待が高まり、急に口うるさくなったように感じる子どももいます。その結果、親子間の溝が深まるケースも珍しくありません。
大切なのは、子どもの気持ちを理解し、今いる土俵(子どもの視点)から少しずつ「大人の土俵」へ引き上げることです。
- 親ができること
- 毎週1回、子どもと一緒に1週間の勉強スケジュールを振り返る時間を作る。
- 子どもが話しやすい環境を整える(例:リビングで軽いおやつを用意しながら会話をする)。
親の応援は、受験生にとって大きな支えになります。「結果が出せるよう、家族一丸となって応援している」という姿勢を見せることが、最も重要です。
最後に
お子さまの受験は、家族全員で挑む大きな節目のイベントです。保護者のサポートが、受験成功への大きな力となります。私たちも全力でサポートいたしますので、共に最善を尽くしましょう。
以前、こんなことがありました。今でも忘れられない出来事です。お時間のある方は読んでみてください。マックスロゴの下にあります。

◆鶴ヶ谷教室 ☎252-0998
989-0824 宮城野区鶴ヶ谷4-3-1
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お母さんが家出
<内容が内容なだけに、お名前は変えてあります>
もしもし、あゆみ? どうした? 今、授業の時間だよ。どうして家にいるの?
はい。あの~。 あの~。。
今から来られる?
あの~。
どうしたの? 具合悪いの?
違います。実は、ママ、いなくなっちゃったんです。
何? いなくなったってどういうこと。
昨日の夕方、ママとけんかして、ママ、出ていっちゃって、帰ってこないんです。
今、家に誰かいるの?
お姉ちゃんがいます。パパはまだ帰ってきていません。
そうなんだ。お母さんの携帯の番号 教えてくれる?
はい。いいですけど、でも、でないと思います。私も何回も かけたけど…
先生もかけてみるから。じゃ、あゆみ。 今日は、お休みね。次回までに、2020年の数学の過去問をやってきて。
はい。わかりました。
プルプルプル。
はい。もしもし。福島です。
あっ。もしもし。Maxの山口です。あゆみちゃんのお母さんですよね。今日、あゆみちゃん、塾に来なかったんで
家に電話したんです。そしたら本人が出て、
「どうした?」と尋ねたら、お母さんがいなくなったって言うんで、驚いて、番号聞いてかけてみました。一体、どうしちゃったんですか。
いや~、お恥ずかしい話で申し訳ありません。そろそろ先生から連絡くるかなと思っていました。
実は、子どもに「公立、どこにするの」と聞いたんです。今まで何度も話してきたんですけど、いつもあの子、あの調子で、途中で黙っちゃって、何も話さなくなってしまうんです。
もう、そんなわけにもいかないから、昨日は、強く言ったんです。そしたら、「親はウザイだけ。話してもしょうがない」って。私も、昨日はもう本当に頭にきて、お友達の家に泊まりにいったんです。
エッ。そうなんですか。ずいぶん、思い切ったことしましたね。
そのぐらいやらないと、あの子、わからないんじゃないかと思って。
あの~。お父さんは、ご存知なんですか。
いいえ。あゆみは、お父さんと話すこと嫌がるし、お父さんも本人の行きたいところでいいだろうって。
子どもと話してくれって言っても、「本人に決めさせろ」って、私、それにも腹立って。
そういうことだったんですか。
そろそろ帰ります。食事のこともありますから。でも、先生。何でもあの子の希望通りにしてきたのに、何が不満なんでしょうかね。
一体、あの子は、何考えているんでしょうか。まったく。お姉ちゃんのときは、こんなことなかったんですけどね。
親の応援をいっぱい受けて頑張る子。“受験”よりも“内戦”にエネルギーを使っている子。受験期の最後を見ていると、こんな姿がハッキリ表れてきて辛いことがあります。 最終段階で、子どもが、親をシャットアウトしてしまうケースが起こることがあります。
どんな子に多いかと言うと、「子どもに任せていますから」と仰っていた方のお子さんによく見られます。
どう言うことでしょう。
親の方からすると、「受験なんだからあたり前でしょ」です。しかし、多くの子にとって、”受験”は、大人が思うほど重い現実ではありません。口では生意気いえるようになりましたが、社会に出たことはないのですから。
「受験」や「高校」、「自分の将来のため」といった言葉は、まだまだ、ただ言葉の上の話です。この点をよく見極めないと、「受験なんだからあたり前でしょ」には説得力はありません。
子どもの方からすると、中3の秋ごろから、親は急にやかましくなった。どうしてダメなんだ。今まではよかったのに、急にダメ出しされるようになってムカつく。ウザイ。
もしくは、反対に、ようやく真剣に考えるようになったら、あまりにも【世の中】がわからない。「どうするの?」「自分で決めろって言われても」、何もわからない。決められない。不安。不安。不安。うちの親は何もしてくれない。
同じ土俵の上にいたつもりだったのに……、違う土俵にいたんですね。共通の土俵に乗っていたなら、その時がくれば、子どもも自覚して、動いてくれたでしょうけど。
嫌なことを言いますが、中3生になれば、変わるだろうと期待していらっしゃると思いますが、基本的には今のままです。子どもは【子ども】のままです。
子どもが今、どの土俵にいるのか。少しずつ【大人】の土俵に引き上げる。その延長上に、高校入試の成功があると感じています。