文章問題が得意になる方法 5年生 3月

文章問題が得意!

教室で子ども達を教えていると、伸びる子とそうでない子の違いがわかります。

 

例えば、伸びる子は、エンピツを持つ手が動きます。そうでない子は、なかなか手が動かない。ややもするとエンピツ、持ってない!!

 

伸びる子は、説明を聞いていても、「アッ」と思ったことがあるとノートにメモします。自分で問題を解く時も、計算だけでなく途中の式とか、ノートにたくさん書きます。

 

答えだけが、きれいに並んだノート。一見、できそうな感じを受けますが、伸びない子の典型的なノートです。

 

一番の違いは、

問題を一読しただけでは、答えが出せないような問題に当たったときの反応です。こんなときには反応の違いが明確に出てくるんですね。

 

伸びる子は、問題が意図していることを図にしたり、表にしたり、なんかいろいろ計算したり、手が動きます。

 

一方、そうでない子は、問題を読んで、何をしていいかわからないと、それで終わりです。「わからない」「できない」「習っていない」

 

もしかすると、エンピツはずっと机の上に置いたままかもしれません。でも、もうしばらくすると、手が動き始めますよ。エンピツを、クルクル回すために。

 

こんな時、「何してるの」と声をかけると、返ってくる言葉は「考えている」。

 

考えるときにどうしますか。

今度の休み、何しょうか、なんてときは頭の中だけで考えるかもしれません。でも、旅行のスケジュールや家計簿など、正確に考えないといけないときは、書きませんか。

 

脳の研究で有名な養老先生も、川島先生も茂木先生も考えるときは、手を動かせと仰っています。

 

子どもの話に戻りますが、伸びる子は、問題が意図していることを図にしたり、表にしたり、手が動きます。

 

もちろん、あてずっぽうでいい加減に書いているわけではありません。それでは、問題はけっして解けません。

 

先生が説明に使った図と同じような図を自分で描き始める子は、いいセンスしています。要領がいい。

 

でも、ほとんどの子は何もしません。だから、いつまでたっても文章問題ができない、考える問題が苦手なんです。

 

ここに、文章問題ができる子・考える問題が得意な子との大きな差があります。

 

できるようになる子は、何をすると、どんな図を描くとわかるのかに敏感です。自分でまねしてやろうとします。

 

そうでない子は、描いてもらった図で、理解できるとすっかりわかった気になり、終わりにしてしまいます。

 

本当は、その図が自力で描けるかどうかが、最大の学習ポイントなのに、そこには気づかすに、問題の答えが出れば、すべては終了です。

 

図が持つ意味を理解する、自分でも描けるようになる練習をする、その肝心な部分がありません。

 

春集中授業から、算数を選択している子には、その中の一つの「対応表」の使い方を教えます。小6の前半で習う速さ・人口密度・1あたりの量などは多くの子が頭を抱える単元です。

 

でも、対応表を使えば、自分の頭で考えられるようになります。春集中授業以降も、時間にゆとりがある週2回コースでは、文章問題を考えるための方法=図の書き方・作り方・利用方法を、じっくり時間をかけて指導していきます。

 

対応表は、その後、9月ぐらいまで継続して指導していきます。重要単元のマスターには、そのぐらいの時間が必要です。具体例をひとつ掲載します。

 

(問題)公園で1日に集めたアルミかんとスチ-ルかんは、あわせて152こでした。スチールかんの数は、アルミかんの数の3倍より16こ多くありました。それぞれ何こずつあったでしょう。(小4後半レベル)

考え方は以下のようになります。
線分図を描く。

アルミかんの4倍プラス16こが152こです。152-16=136 … アルミかんの4倍の数
136÷4=34 … アルミかんの数
34×3+16=118 … スチールかんの数
(答え) アルミかん34こ スチールかん118こ

 

この問題から、本当に学ぶことは、上の図(線分図と言います)の書き方です。線分図が自分で描ければ、この問題は解けたも同然。でも人に描いてもらった線分図をみてわかってもそれは本当に力があるわけじゃない。

 

考える力とは、問題が意図していることを図にしたり、表にしたりできるこのような力のことです。トレーニングすると、身につけられる技術です。ぜひ、腕に技術を付けてください。

 

その技術を身につけた子は、ドンドンと伸びていきます。【考える】ための方法を持ったのですから。

 

角柱と円柱

学習のポイント
① 形の名前、各面の名前を正確に覚えます。
② 底面と高さは垂直であることを確認。
③ 見取り図を描ける練習をします。
④ 展開図が描ける練習をします。

角柱

底面 : 平行に向かい合った2つの合同な面。
側面 : まわりの四角形の面(長方形か正方形)→ 底面と側面は垂直
高さ : 底面に垂直な直線の長さのこと。

底面の形により、三角柱、四角柱、五角柱、…と言う。

円柱

底面 : 平行に向かい合った2つの合同な面。
側面 : 曲面(平面でない面)。
高さ : 底面に垂直な直線の長さのこと。

三角柱や円柱の展開図

いろいろな立体の展開図

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